もうすぐ桃の節句、ひな祭り。女の子の健やかな成長や幸福を祈り、行事食であるちらし寿司やはまぐりのお吸い物を食してお祝いをする日です。
そんな行事食をワインに合うようにアレンジしてみませんか?定番の行事食も、アレンジすればいつもと違うひな祭りを楽しめますよ。ぜひワイン片手に、桃の節句をお祝いしましょう。
洋風ちらし寿司
ひな祭りの定番、ちらし寿司。ワインに合うように、レモンとハーブで爽やかな洋風に仕上げました。華やかな見た目にすると、行事食もさらに盛り上がりますよね。
【材料2~3人分 ※15cmケーキ型使用】
米 1.5合
Aレモン汁 大さじ2
A砂糖 小さじ2
A塩 小さじ1/2
ディル 5~6本
チャービル 3~4本
きゅうり 1/2本
ラディッシュ 2~3個
スモークサーモン 40g
ゆで海老 6尾
錦糸卵 1個分
オリーブオイル 適量
【作り方】
1.Aを混ぜ合わせ、温かいご飯に混ぜ、熱を取る。
2.ケーキ型にラップを敷き、1/2量のレモン汁酢飯を入れ、刻んだディルをのせる。
3.残りのレモン汁酢飯を上に敷き詰め、錦糸卵をのせる。
4.ラディッシュは薄切り、きゅうりはピーラーでうすくスライスし丸める。ラディッシュ、きゅうり、スモークサーモン、ゆで海老、ハーブを散らして飾る。仕上げにオリーブオイルを回しかける。
レモンで酸味が穏やかな酢飯を作り、ご飯の甘みとハーブの爽やかさを感じられる洋風ちらし寿司。
フルーティーなオリーブオイルを仕上げにかけると、ワインとの相性も良くなります。合わせるワインは、ご飯の甘みにも合うリースリングがおすすめです。
リースリングのはちみつレモンのような風味と、酢飯の相性もバッチリですよ。リースリングの酸味はシーフードにもよく合います。
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はまぐりのパン粉焼き
大きめのプリッとした身と、噛むほどに深い旨味のあるはまぐり。
ひな祭りでは、はまぐりのお吸い物が定番ですが、ワインに合うように、にんにくの香りで食欲が増すパン粉焼きにしました。はまぐりの身の食感とサクっとしたパン粉でワインが進みますよ。
【材料 2人分】
はまぐり 6個(砂出し済み)
白ワイン 50ml
Aパン粉 大さじ2
Aオリーブオイル 大さじ1
Aにんにくのみじんぎり 1/2片分
A塩 小さじ1/4
Aパセリのみじん切り 小さじ1
【作り方】
1.はまぐりは殻をこすり合わせてよく洗う。フライパンに並べ、白ワインをまわしかける。火にかけ、蓋をして殻が開くまで数分蒸す。
2.はまぐりの殻を外し、身をナイフで外し、再度殻にのせる。
3.Aを混ぜ合わせ、衣を作る。衣をはまぐりの上にのせる。
4.トースターで焼き色が付くまで5~6分焼いて完成。
貝のミネラル感と、はまぐりの身の旨味に合うワインは辛口白ワインの代名詞、シャブリ。キリっとした酸味と果実味豊かなシャブリの味わいがはまぐりにピッタリです。
カリカリのパン粉の食感ともよく合います。仕上げにレモンを搾る感覚で、ワインを口に運ぶと、手が止まらない相性です。
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菜の花のディップ
菜の花は、ほのかな苦味の中に柔らかな甘みがある食べやすい春野菜の一つ。材料少なめで手軽に作れる簡単ディップにしました。
アンチョビの旨味とチーズがクセになり、ついつい食べ過ぎてしまう美味しさです。
【材料 2~3人分】
菜の花 50g
クリームチーズ 50g
アンチョビフィレ 3枚
オリーブオイル 適量
こしょう 少々
バゲットやクラッカー 適量
【作り方】
1.クリームチーズは常温に戻し柔らかくする。
2.菜の花を湯がき、水気を切り、細かく刻む。アンチョビも細かく刻み、菜の花と1を一緒に混ぜ合わせる。
3.バゲットやクラッカーにのせ、お好みでオリーブオイルと黒こしょうを挽く。
ほろ苦さのある春野菜、菜の花とクリーミーなチーズ、アンチョビの塩気と旨味。素材の美味しさがシンプルに味わえるディップは、カジュアルでフルーティーなソーヴィニヨン・ブランがおすすめです。
ソーヴィニヨン・ブランの爽やかな香りとフルーティーな味わいは、春野菜の風味によく合います。
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まとめ
女の子が健やかに健康であるようにと願う桃の節句。お子様はもちろんですが、家族皆でお祝いを楽しむために、ワインに合うアレンジレシピが活躍します。
節句を祝うアレンジレシピを、ぜひワイン片手にお楽しみください。