蒸し暑い日本の夏、、、ワインラヴァーとしては、スパークリングワインや白ワインだけでなく、食事に合わせて赤ワインも楽しみたいところ。
そこで、夏に食べたいスタミナたっぷりの食事と相性のよい赤ワインを2つのタイプに分けてご紹介。また、ソムリエが夏ならではの赤ワインの楽しみ方を伝授します。好みの組み合わせを見つけて、夏の赤ワインを満喫してみませんか。
目次
ソムリエ直伝! 夏赤を楽しむコツ
教えてくれたのはこの人
JSA認定ソムリエ / WSET Level 3 Award in Wines。第3回ボルドー&ボルドー・シュペリュールワイン ソムリエコンクール2019 セミファイナリスト。 新卒入社したIT企業勤務後、好きなワインを仕事にと2018年にエノテカに転職。渋谷ヒカリエShinQs店、六本木ヒルズ店を経て、現在はリテール戦略部にてワインのコンテンツ作成やワインセミナーを担当。
#1 冷やしてみよう!
「赤ワインは室温(常温)で」とよく耳にされるのではないでしょうか。しかし、これは環境が異なるヨーロッパでの室温で、湿気が多く30度を超えることが多い日本の夏の室温では、ワインの温度が高くなりがちです。
そのため、夏の時期には、赤ワインをより楽しむ方法として、冷蔵庫で冷やしてみましょう。赤ワインを飲む30分~60分ほど前に冷蔵庫に入れると、果実味はよりフレッシュに感じられ、酸味も引き立つため、夏に飲むのにぴったりですよ!
#2 料理の温度もポイント
皆さんは夏の暑い時期に、どのような前菜を食べたくなりますか?フレッシュなグリーンサラダなども良いですが、私は夏野菜のトマトを用いて造る「カプレーゼ」「冷製パスタ」「冷しゃぶ」などが食べたくなります。
トマトを用いた冷たい料理には、白ワインだけでなく、タンニンが控えめでフルーティーなピノ・ノワールやガメイ種などの赤ワインを冷やして合わせるのもおすすめです!
軽やかな赤ワインなので、夏にも比較的飲みやすく、ワインのフルーティーさがトマトの新鮮味を引き立ててくれますよ。
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食前酒としても、プルコギのようなスパイシーなメインと合わせても◎合わせる料理を選ばない万能選手です。
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