今年も残り数日。年末やお正月、食卓に並ぶ和食にもワインを合わせて楽しみたいですよね。
実は、和の食材や醤油やみそなどの身近な調味料は、ワインにもよく合います!
今回は年末年始やお正月にもピッタリな和のおつまみをご紹介します。年の終わりも始まりも、やっぱりワイン!ぜひワインと合わせて楽しんでみてください。
有頭海老の柚子みそ焼き
年末年始の華やかな食卓にもピッタリな、有頭海老。白みそと柚子を合わせて焼くだけで、香り豊かで豪華な1品が出来上がります。
【材料 2~3人分】
有頭海老 6尾
A白みそ 大さじ1
A白ワイン 小さじ1
A柚子果汁 小さじ1
柚子の皮 適量
【作り方】
1.有頭海老は、ひげと足を切り、背わたを取る。背中に切れ目を入れ、身を広げる。
※キッチンバサミを使うと作業しやすいです。
2.Aを混ぜ合わせ、海老の切れ目に挟むようにのせる。
3.オーブンシートの上に海老をのせ、180度に予熱したオーブンで15分焼く。(魚焼きグリルやトースターでも可。)
※焼いている最中に焦げそうな場合は、上からアルミホイルを被せてください。
4.仕上げに柚子の皮を刻み、上に散らす。
香ばしく焼き上げた海老に白みそと柚子の優しい味わいは、フルーティーな白ワインにピッタリです。柚子の香りは、和柑橘の香る日本の白ワイン、甲州もおすすめですよ。
いろ 甲州 / まるき葡萄酒
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あぶりマグロ漬け
フライパンで軽く焼いたマグロを漬けにしました。醤油や本みりんといった和の発酵調味料は、ワインにもよく合います。
少量のバルサミコ酢と仕上げのオリーブオイルでフルーティーな味わいになり、さらにワインに寄り添います。
【材料 2人分】
マグロ 1柵(約150g)
A醤油 大さじ3
A赤ワイン 大さじ2
A本みりん 大さじ1
Aバルサミコ酢 小さじ1
松の実 適量
オリーブオイル 適量
【作り方】
1.Aを小鍋に入れ、煮立たせる。火を止め、容器に移して熱をしっかり取る。
2.マグロはキッチンペーパーで水分を拭き取る。フライパンにマグロを入れ全面の表面を軽く焼き、冷水に取り、水気を拭き取る。(焼きすぎると熱が入りすぎてしまうので、表面をサッと焼く程度。)
3.マグロを切り分け、1に漬け、2~3時間ほど冷蔵庫に置く。
4.器に盛り、軽く炒った松の実とオリーブオイルをかけてできあがり。
赤身のマグロには、軽めの赤ワインがよく合います。香ばしい松の実の香りも相まって、特にニューワールドのピノ・ノワールにピッタリです。
モンテス・リミテッド・セレクション・ピノ・ノワール / モンテス S.A.
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牛肉のごぼう巻き煮
そのままお重に詰めたくなるような牛肉のごぼう巻きです。柔らかく煮たごぼうと、赤ワインを入れて煮詰めたしっかりめの味わいなので、赤ワインが進みます。
フライパンで簡単に作れますよ!
【材料 2人分】
ごぼう 1本(30cm)※やや太めがおすすめです。
ししとう 4本
牛すきしゃぶ用 2枚(約120g)
Aだし汁 200ml
A本みりん 大さじ2
A醤油 大さじ1と1/2
A赤ワイン 大さじ1
山椒 適量
【作り方】
1.ごぼうは皮をよく洗い、半分に切る。フライパンに湯を沸かし、15~20分ほど柔らかくなるまで茹で、冷ましておく。ししとうは竹串で数カ所穴をあける。
2.ごぼうに牛すきしゃぶ用の肉をしっかりときつめに巻く。
3.Aを煮立たせ、2の巻き終わりを下にして入れる。
アクを取り、落とし蓋をして、15分ほど弱めの中火で煮る。(※途中で上下を返しながら煮ていく。)
4.ししとうを加え、2分ほど煮る。食べやすい大きさに切り分けて、器に盛り、山椒をふる。
(一度冷ますと味がしみ込み、余分な脂も切れます。)
肉質のしっかりとした牛肉とごぼうの風味、清涼感のあるししとうと山椒のアクセントは、フルボディの赤ワインにピッタリです。
メルロやカベルネ・ソーヴィニヨンなど、コクと清涼感のある赤ワインによく合います。
ムートン・カデ・ルージュ / バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド
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まとめ
和の食材や発酵調味料を使用する和つまみとワインの合わせ方は、難しく考える必要はありません。
小さなポイントとして、料理に使用する調理酒を、その日に一緒にいただくワインを少し加えることで、ワインに寄り添うおつまみになります。
いつものご飯にも、さらに年末年始に食べたいハレの日おつまみにも、ワインと一緒に楽しみましょう!