世界三大ブルーチーズの一つ「ゴルゴンゾーラ」の特徴とおつまみレシピ

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レシピ
公開日 : 2020.10.15
更新日 : 2020.12.16
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ゴルゴンゾーラ
ブルーチーズの代表とも言える、ゴルゴンゾーラ。ピザやパスタ、おつまみやスイーツにも使用され、チーズ好きからチーズ初心者まで幅広く愛されるチーズです。
そんなゴルゴンゾーラには、2種類あることをご存じでしょうか?今回は、ゴルゴンゾーラの特徴と、簡単なパスタレシピをご紹介します。
一度食べると青カビの風味が、癖になりますよ!
目次

ゴルゴンゾーラとは

種類 青カビタイプ
特徴 牛乳製。
薄黄色の中身に青カビが広がる。
味わい ドルチェ:青カビがマイルドで柔らかなテクスチャー
ピカンテ:青カビ特有の強い刺激と硬めのテクスチャー
イタリア北部ゴルゴンゾーラ村で製造されているゴルゴンゾーラ。「疲れた(ストラッコ)牛」の由来から、ストラッキーノ・ディ・ゴルゴンゾーラと呼ばれていたチーズがゴルゴンゾーラの始まりと言われています。
というのも、アルプスに放牧されていた牛が平地に降りてくる途中に、ゴルゴンゾーラ村で作られていたのがこのチーズ。長い旅路の中で疲れた牛のミルクから作られることからこう呼ばれていたそうです。
ゴルゴンゾーラには、柔らかなドルチェ(甘い)、硬めのピカンテ(辛い)の2種類があります。
ドルチェは酒粕のような麹の香りとミルクの甘みを感じ、青カビが少なく、口溶けの良いマイルドで優しい刺激が特徴です。ピカンテはドルチェよりも熟成期間が長く、青カビがまんべんなく広がり、ピリリとした強めの刺激で、塩味もしっかりあります。
ゴルゴンゾーラは、カード(ミルクに乳酸菌と凝乳酵素を加えミルクプリン状に固まったものから、ホエイを抜いたもの)に青カビを加えて製造されます。好気性の青カビを生育させるためには適度な酸素が必要なので、金串を突き刺して孔を開け、青カビの成長を促します。
ゴルゴンゾーラは、フランスの羊乳から造られるロックフォール、イギリスのブルー・スティルトンチーズ(牛乳)と並んで世界三大ブルーチーズと言われるほど世界中で愛されています。三つの中でもゴルゴンゾーラドルチェはマイルドで親しみやすく、日本国内でも購入しやすいブルーチーズです。

ゴルゴンゾーラとブルーチーズの違い

ゴルゴンゾーラはブルーチーズ(青カビチーズ)の一種です。ブルーチーズとは、原料乳の乳種や表皮の有無に限らず、青カビ全般を意味します。
ブルーチーズは、青カビを原料乳またはカードに加え、チーズに青カビを育成させます。ゴルゴンゾーラは、イタリアのD.O.P(原産地名称保護)によって、守られている伝統的なチーズです。
一般的なブルーチーズと比べると、香りの複雑性や、テクスチャー、青カビの繊細さなどに違いがあります。ゴルゴンゾーラはブルーチーズ特有のツンとした香り(ケトン臭)を感じながらも、ミルク本来の風味もしっかりと感じることができ、複雑性があります。

ゴルゴンゾーラの食べ方

ゴルゴンゾーラを使ったピザ
ゴルゴンゾーラは、そのまま食べても美味しいのですが、ピザやパスタにして食べることで、美味しさがさらに広がるチーズです。
ゴルゴンゾーラとはちみつの相性は、ピザでもお馴染みではないでしょうか。塩味と甘みのバランスが、口に心地良く広がります。
また、リゾットやパスタのソースとしても利用できます。甘い白味噌と合わせるなど、意外に和食にも使用でき、プロのような1品が出来上がりますよ。

ゴルゴンゾーラを使った簡単レシピ

今回は、ゴルゴンゾーラを使用した簡単パスタレシピをご紹介します。お手軽な甘栗と合わせてゴルゴンゾーラの簡単ソースを作ります。
ワインのお供にするには、パスタはショートパスタがおすすめです。ゆったりとワインを傾けながら、ゴルゴンゾーラの風味を味わってくださいね。

甘栗とゴルゴンゾーラのペンネ

ゴルゴンゾーラを使ったパスタのレシピ

【材料 1人分】

ペンネ 60g
ゴルゴンゾーラ 30g
甘栗 30g
生クリーム 80ml
黒こしょう 少々

<ポイント>

ピカンテを使用しています。ドルチェとピカンテでは塩味が異なるため、塩で調味してください。

【作り方】

1.パスタを茹でる。
湯に対して1%の塩をし(分量外)、パッケージの表示時間通り茹でてください。

2.パスタを茹でている間にソースを作る。フライパンに生クリーム・ゴルゴンゾーラ・砕いた甘栗を入れ、チーズを溶かすように混ぜる。

3.とろみが付くまで弱火で揺らしながら煮詰め、湯切りしたパスタをソースと絡める。お皿に盛り、黒こしょうを挽いてできあがり。

ゴルゴンゾーラに合うワイン

青カビの風味が穏やかなゴルゴンゾーラには、軽めの赤ワインがよく合います。ピリリとした刺激の強いピカンテにはワインも少し重みのあるものを選ぶと良いでしょう。
塩味のあるゴルゴンゾーラは、はちみつとの相性が良いように、甘口ワインともよく合います。
今回のパスタレシピには、コクのある白ワインを合わせました。生クリームによってゴルゴンゾーラがマイルドになり、甘栗のナッツのような風味も、樽香のあるワインにピッタリです。
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まとめ

チーズブームの中で、ゴルゴンゾーラの人気が高まっています。
ブルーチーズ特有の癖のある風味が苦手だと思われる方も、ゴルゴンゾーラドルチェのマイルドな味わいは、一度食べるともう一度手を伸ばしたくなる味わいです。
最初はそのままを、そして次ははちみつをかけて。そして料理にも使用していくと、ゴルゴンゾーラの魅力をさらに発見出来るのではないでしょうか。
ワインも白ワインから赤ワイン、甘口ワインまで幅広く合わせられるので、ぜひお好みのペアリングでお試しください。
世界三大ブルーチーズについてはこちら
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