【今日のワイン】料理に溶け込むフードフレンドリーな白ワイン「ラ・ダム / ドメーヌ・ド・ロシュヴィル」
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皆さま、こんにちは。広尾本店の小林です。
食事とワインのペアリングは繊細で、相乗効果を生み出し記憶に残るペアリングに出会うこともあれば、「このワインじゃなかった」と失敗することもあります。
個人の味覚の違いもありますから、お客様から「今日はこの食事にするからおすすめを」と質問を頂くとき、3種類程ご紹介する中で、どうしても“安全パイ”を一つ含めたくなります。
安全パイとは、香りの個性が強すぎず、また酸味、甘み、渋みが突出しておらず、バランスに優れ上手く料理に溶け込むワインだと思います。
今回は、そんなフードフレンドリーなおすすめの白ワイン“2014 ラ・ダム / ドメーヌ・ド・ロシュヴィル”をご紹介させて頂きます。
この夏から新しく取り扱いが始まった、新ブランドのドメーヌ・ロシュヴィル。バイヤーチームがクオリティの高さと生産者の人柄に惚れ込み取り扱いが始まったと聞いて、入荷後すぐに試してみました。
その中でもこちらのラ・ダムは、樹齢70年の区画のシュナン・ブランを使用した「婦人」と名の付くキュヴェ。
現在店頭に並ぶワインは2017年、2018年など若いヴィンテージが多い中、白ワインの2014年はとても貴重です。ドメーヌでの熟成を経てリリースされていますから、すぐにでも十分にお楽しみ頂けます。
熟した黄桃やカリン、白い花などの華やかなアロマのあと、ほんのりと香ばしいニュアンス。口いっぱいに広がる熟した果実のボリューム感があり、滑らかな舌触り。
香りから想像すると甘さが感じられそうですが、実際はミネラルと酸がボディを引き締め、フレッシュでエレガントな印象です。
主張が強すぎずバランスに優れ、エスニックや和食、洋食等、幅広くお食事に合わせて頂けるワインだと思います。個人的なおすすめペアリングはスパイスを効かせた鶏の唐揚げです。
今日の食事には何を合わせよう、と悩むことがあるかと思います。決めかねた際は是非一度、お試しください。
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