皆さん、こんにちは。ワインショップ・エノテカGINZA SIX店の久田です。
夏の休日の夕暮れ時。焼けるような鮮やかなオレンジと、これから訪れる静かな夜を思わせる濃紺が混ざり合う空。
そんな黄昏を感じながら聴きたいのは、ノラ・ジョーンズの「What am I to you」。この曲は2004年に発表された 2ndアルバム「Feels Like Home」に収録されています。
私がこの曲に出会ったのは16歳の夏。青春真っ只中、大恋愛のさなかでした。
「What am I to you」は大切な人に向けて「私はあなたにとって何なの?私はこんなにあなたを思っているの。」という素直で真っ直ぐな愛を歌っています。
当時の私は、この歌の言葉一つ一つを自分の感情と当てはめるかのように「自分は彼女にとってどんな存在なのか?こういう存在でありたいな。」と想いを馳せ、彼女にとって魅力的な男になるため、一生懸命過ごしていました。
結局その恋は儚く散ってしまいましたが、15年経った今この曲を聴くと、ノラの優しく切ない歌声と、この歌詞が若かりし頃の甘酸っぱい恋愛をなんだか懐かしくて尊いものに感じさせてくれます。
そんなノラの曲に合わせて夏の黄昏時に飲みたいのは、サーモンピンクの優しい色合いと、爽やかに広がるベリー系のフルーティーな香りが印象的なロゼワイン「バンドール・ロゼ・クール・ド・グレン・シャトー・ロマサン」。
このワインは、南仏・プロヴァンスで100年以上の歴史を持つ、ドメーヌ・オット★が手掛ける、フランスを代表するロゼワインです。
丸みを帯びた可愛らしいボトルデザインになっていますが、この形はリゾート地としても有名なプロヴァンスの海の波を表現しているのだとか。
グラスに注ぐと、窓から差し込んでくる光をまとい、夕焼けを映し出しキラキラと輝く海のようです。
イチゴやアプリコット、完熟した果実を思わせる豊かな香り。丁寧に優しく圧搾されたブドウ果汁から造られるワインは、優しく柔らかな印象に仕上がります。
心地良い酸と赤いベリーの果実味は、昔懐かしい恋心をより鮮明に感じさせてくれます。
過去の記憶を蘇らせるノラ・ジョーンズの「What am I to you?」と、バンドール・ロゼ。このペアリングは、なんてことのない夏の黄昏時をノスタルジックなひとときへと変えてくれます。
是非、皆さんもプレイリスト「ワインと楽しむノラ・ジョーンズ」を締めくくる1曲と、優しい味わいのロゼワインと共に、素敵な夏の休日をお過ごしください。
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プレイリスト 「ワインと楽しむノラ・ジョーンズ」
Apple MusicとSpotifyでの展開。視聴は各アカウントが必要です。
ジャズに根差した優しいピアノと、スモーキーな癒しの歌声で、世界中を温かく包んできたノラ・ジョーンズの楽曲から、ワイン専門店「エノテカ」とコラボレーションをし、ワインと一緒に楽しみたい楽曲をセレクト。ゆったり過ごすリラックス・タイムのお供にぜひ。