皆さま、こんにちは!エノテカ・オンラインの川相です。
暖かな春が過ぎ、梅雨の季節になりましたね。皆さんは雨の日にどう過ごされていますか。
私はワインを飲むながら本を読むことが多いです。
ワインラヴァーの皆さまも、ぜひワインを飲みながら読書をしてみてください。
ゆっくりワインを飲むことで、香りや味わいの変化がよく感じられ、普段と違うワインの表情を知ることができます。また、雨の音を聞きながらリラックスできるのも良いですよ。
今回は、読書しながら愉しみたいワイン「ムートン・カデ・レゼルヴ・メドック」をご紹介します。
ムートン・カデ・シリーズはエノテカでは定番のワインですが、このレゼルヴ・メドックはその中でも読書しながら愉しむのにピッタリ!
時間の流れと共に複雑な香りが立ち上り、しっかりとした味わいが柔らかく変化します。
さらにボトルの外観も読書に合ったムードを演出。吸い込まれてしまいそうな真っ黒なボトルは、これから始まるストーリーに誘うかのようです。
本を読み始める前に一度、ワインを飲んでみましょう。
グラスに注ぐと漂うカシスやプラムのようなアロマ。口に含むと凝縮した果実味としなやかなタンニンが広がります。
本を読み進めながら、合間に少しずつワインを愉しんで下さい。徐々に変化を遂げ、違った一面を見せてくれます。
香りはより鮮明に感じられ、ハーブやスパイスの香りも立ち上ります。味わいは最初よりも丸みを帯びて柔らかい印象に。
まるで次々と謎が明かされていくようです。
物語の終盤にはワインが完全に開いて、そのポテンシャルを発揮。芳醇なアロマと豊かな果実味と共にフィナーレを迎えます。
そして本を読み終えた時には、読後感とワインの余韻にどっぷりと浸れるでしょう。
気を付けていただきたいのは、美味しいからといって早いペースで飲まないこと。私は一度、酔っぱらってグラスを倒してしまい、ワインを本にこぼしたことがあります。
本の結末もワインの変化もわからなくなってしまうので、私と同じことにならないように、じっくりとワインと本の素晴らしいペアリングを愉しんでみてください!
今回紹介したワインはこちら