ジャン・ジャック・コンフュロン
J.J.CONFURON

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ジャン・ジャック・コンフュロン / J.J.CONFURON ワインボトル

シャルル・ノエラの偉大な特級畑を受け継ぐ名門


かつてあのアンリ・ジャイエとも比較されるほど有名なドメーヌ、シャルル・ノエラの畑を引き継ぐ形で誕生した名門ワイナリーのひとつ、ジャン・ジャック・コンフュロン。ドメーヌの至宝である特級畑ロマネ・サン・ヴィヴァンは、ルロワ社の現オーナーであるラルー・ビーズ・ルロワ氏からも「まさに国宝」とコメントされ、それらを中心とした輝かしい畑から、ブドウ本来の旨味が堪能できるワインを生み出しています。

目次

受け継がれるシャルル・ノエラの系譜

ジャン・ジャック・コンフュロンは、ニュイ・サン・ジョルジュ村の南隣に位置するプレモー・プリセ村に拠点を構えるワイナリー。その起源は18世紀にも遡ることができる、由緒あるドメーヌです。20世紀中頃にジャン・ジャック・コンフェロン氏が、シャルル・ノエラ氏の孫娘であったアンドレ氏と結婚し、今日のワイナリーの基礎が作り上げられました。


現在のようにワイナリーが大きく知られるきっかけとなったのは、19世紀のヴォーヌ・ロマネ村の大ドメーヌ、シャルル・ノエラの区画を引き継いだことでしょう。シャルル・ノエラといえば、かつてブルゴーニュの神様と謳われた故アンリ・ジャイエ氏とも比較されたほど有名なドメーヌでした。


1988年にワイナリーが売却された時、特級畑であるクロ・ド・ヴージョ、ロマネ・サン・ヴィヴァン、名立たる一級畑群は3つのワイナリーへと継承されます。ひとつは買収した本人であるドメーヌ・ルロワへ、そして残りが血縁関係にあたるジャン・ジャック・コンフュロンとヴージョのユドロ・ノエラへと受け継がれたのです。

domaine
ドメーヌの外観

今日までジャン・ジャック氏の娘であるソフィー氏と、夫のアラン・ムニエ氏がこのドメーヌを率いてきましたが、現在は彼らの息子のひとりであるルイ氏が当主を継承。「それぞれのテロワールの真髄を最大限に表現すること」を哲学に掲げ、昨今の気候変動などに合わせた醸造を実践しており、今後のドメーヌの将来に更なる期待が膨らみます。

「国宝」と評価される、特級畑ロマネ・サン・ヴィヴァン

ワイナリーではプレモー村からシャンボール・ミュジニー村までにおよそ9haのブドウ畑を所有しており、主にピノ・ノワールを栽培しています。その中でもワイナリーの至宝として象徴されるのが、特級畑ロマネ・サン・ヴィヴァンです。


ロマネ・サン・ヴィヴァンはグラン・クリュの中でも最も洗練されたワインのひとつとして称えられほど、素晴らしい立地条件を兼ね備えています。シャルル・ノエラから引き継いだ区画は北からルロワが0.99ha、ジャン・ジャック・コンフュロンが0.5ha、ユドロ・ノエラが0.48haと今でもきれいに隣り合わせる形で位置。


2015年6月のワイン・スペクテーターの記事では、ルロワ社の現オーナーであるラルー・ビーズ・ルロワ氏が「(シャルル・ノエラから引き継いだ区画は)まさに国宝でした」と語るなど、ブルゴーニュを象徴する畑のひとつなのです。

vieille vigne
ロマネ・サン・ヴィヴァンと一緒に引き継いだ一級畑レ・ボーモンの古樹

また引き継いだロマネ・サン・ヴィヴァンの区画には、1928年に植樹されたピノ・ファン(※)のブドウ樹が今もなお健在。合わせて受け継いだレ・ボーモンなど一級畑にも、シャルル・ノエラが植樹した古樹がそのまま残されており、ジャン・ジャック・コンフュロンのワインの根幹を支えています。

※ピノ・ノワールのクローンの一種。

丁寧なワイン造りによる、ブドウ本来の旨味が堪能できるスタイル

かつてジャン・ジャック・コンフュロンのワインといえば濃厚で、樽由来の甘い香りが強い華やかなタイプでしたが、2000年代からはそのスタイルを徐々に変化させていきました。


栽培では1991年より、化学的に合成された肥料・農薬・除草剤を一切用いない、ビオロジックを導入しています。また、2003年からは馬による耕作を開始。馬で耕すことで土に適度な空気が入りやすく、ブドウ樹が地中深くまで根を伸ばし、より忠実にテロワールを反映した良質なブドウを生み出します。


cellar
ワインを熟成するセラー

収穫では遅摘みや低収量を心がけており、凝縮感のあるブドウを理想としています。かつて完全除梗を心がけていましたが、暑かった2009年から20%の全房醸造を試みるなど、ヴィンテージに合わせた丁寧な醸造へシフト。


熟成においても、1990年代まですべてのアペラシオンで新樽を100%使用していましたが、現在では新樽比率を銘柄ごとに調整。また、醸す際はピジャージュのみにし、必要以上のタンニン抽出を避けるため、主発酵が終わった後のポストマセラシオンは行わず 、タンクから速やかにワインを引き抜く作業を実施しています。


その結果、ジャン・ジャック・コンフュロンのワインは以前よりもはるかにバランスが良く、雑味のない味わいに。豊かな果実味をストレートに表現したスタイルに変化を遂げたのです。

ジャン・ジャック・コンフュロンの全ラインナップ

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