ワイナリーに、自社のワインに合わせるオススメのクリスマス料理を聞いてみました。加えて聞いたのは、各ワイナリーや生産者の家庭でのクリスマスの過ごし方。
そこで見えてきたのは、大切な人たちとワイン&手料理を楽しみながら過ごす、心温かいクリスマスでした。今年の冬は、ワインと美味しい手料理で、楽しいホリデーシーズンをお過ごしください♪
フランス シャンパーニュルイ・ロデレール Louis Roederer
本場フランスで、「No.1シャンパーニュメゾン」※に輝いたルイ・ロデレール。造り手の哲学とこだわりが詰まったシャンパーニュは、特別な日を彩るのにピッタリです。シャンパーニュではじめ、シャンパーニュで締める、シャンパーニュ尽くしのクリスマスディナーはいかがでしょうか。
※2013年、フランスのワイン雑誌「ラ・レヴュ・ド・ヴァン・ド・フランス」誌において、シャンパーニュメゾン・トップ50のうち、第1位に輝きました。
レシピを教えてくれた人
ロイヤル・シャンパーニュ・ホテル&スパ/総料理長 ジャン・ドゥニ・リューブラン氏
南フランス・リヴィエラ海岸やパリの著名なレストランで経験を積み、フランス文化の最も優れた継承者に授与されるフランス国家最優秀職人章(M.O.F)も受賞した超実力派!
Starter 前菜鯛のセビーチェ or フォアグラ
ルイ・ロデレール・ブリュット・プルミエ [ボックス付] / ルイ・ロデレール
フレッシュなエレガントさとリッチな味わいを併せ持つブリュット・プルミエは、アペリティフはもちろん、食事とも非常によく合います。
前菜のオススメは鯛のセビーチェ(魚介のマリネ)、あるいはフォアグラ。まったく正反対のメニューも、ブリュット・プルミエは幅広く受け止めてくれます。
Main Dish メインディッシュカニのカネロニ、柑橘風味のクリーム・マーマレード・キャビア乗せ
クリスタル[ボックス付 / ルイ・ロデレール
ルイ・ロデレール史上初、2009年が先に発売され、期が熟した今年、10年もの時を経てようやくリリースされたクリスタル2008年。
イキイキとした印象と同時に、深みや濃厚さを併せ持ち、“最高傑作”と各ワイン誌で絶賛されています。ここで紹介した蟹のカネロニなど、シーフードと相性が良いのはもちろん、繊細な風味を持つ肉料理もオススメです。
レシピ
カニのカネロニ、柑橘風味のクリーム・マーマレード・キャビア乗せ
材料【4人分】
生のカニ800g、酢20ml、ブイヨン1,000ml、甲殻類のコンソメ50ml、コショウ、
タイム適量、マンゴー100g、レモン1切れ、あさつき1束、ネギ2本、コニャック5ml、
生クリーム120g、ゼラチンシート6枚、ブリオッシュ1枚(クルトン用)、
キャビア10g、オレンジの花、セージ、シソの花 適量、すりおろした柑橘の皮、
エスペレットペッパー(赤唐辛子)適量、金箔1枚、塩、柑橘類のマーマレード
作り方
- 酢を加えたブイヨンでカニを8分間ゆでて、殻を取り除く。
- マンゴー、あさつき、刻んだネギ、レモンジュース、赤唐辛子、コニャック、すりおろした柑橘の皮とカニ肉を混ぜ合わせる。
- 60gの生クリームにゼラチンを2枚溶かし、下ごしらえをしたカニを加え、筒状に巻き、冷蔵庫で寝かせる。
- 60gの生クリームを泡立て、塩、すり下ろした柑橘の皮を混ぜ合わせる。ゼラチンを4枚溶かしたコンソメを厚さ3㎜になるように冷やし固める。
- 冷やしたコンソメゼリーを長方形に切り、筒状にしたカニ肉を真ん中に乗せ、カネロニ※状に巻き上げる。(1人分3個)
- ブリオッシュを薄く丸めてオーブンで乾燥させ、クルトンを20個作る。※カネロニはコロネ状に巻いた料理のこと
盛り付け
- カニのカネロニの1個に柑橘で風味をつけた生クリームを乗せる。
- 2個目には柑橘のマーマレード、3個目にはキャビアを乗せる。
- シソの花、あさつき、金箔、ブリオッシュのクルトンをちらす。
クリスマスはこんな楽しみ方をしています!
クリスマス・イヴは、きれいに飾りつけた部屋に家族全員が集まり、お互いにプレゼントを交換するのが習慣です。
アペリティフでシャンパーニュを楽しみながら(もちろんルイ・ロデレール!)、贈りものを広げて見せ合います。その後はディナータイム! 4皿のコースメニューをいただきます。
前菜に《ブリュット・ナチュール》か《ブリュット・プルミエ》、メインディッシュに《クリスタル》、チーズプレートに《ピション・ラランド》、デザートに《カルト・ブランシュ》。クリスマスにはこんな感じで、シャンパーニュやワインをたっぷり楽しんでいますよ。
ルイ・ロデレールのワイン一覧
フランス ブルゴーニュオリヴィエ・ルフレーヴ Olivier Leflaive
世界最高峰の白ワインの生産者、ドメーヌ・ルフレーヴより独立したオリヴィエ・ルフレーヴ。優れた白ワインと同時に赤ワインも定評があります。オリヴィエ・ルフレーヴのレストランシェフ、リオネル・フレタス氏が、ワインと最高に相性の良いクリスマス料理を教えてくれました!
レシピを教えてくれた人
オリヴィエ・ルフレーヴ レストランシェフ リオネル・フレタス氏
ブルゴーニュのミシュラン星付レストランでキャリアを積んだ後、オリヴィエ・ルフレーヴのレストランシェフに就任。オリヴィエ・ルフレーヴのワインと相性抜群の料理ならお手のもの!
Starter 前菜 車海老のカリカリ揚げ
ピュリニー・モンラッシェ / オリヴィエ・ルフレーヴ
オリヴィエ・ルフレーヴの本領が発揮されているフラッグシップワイン。
このワインにシェフのフレタス氏が併せたのは、ペストリーシートに包んだ車海老のカリカリ揚げ。ミネラル感豊かな芳醇なワインの味わいに、濃厚で香ばしい皮とコリアンダーの風味をまとった車海老の旨みがうまく調和します。
Main Dish メインディッシュ 牛フィレ肉のロースト
ポマール / オリヴィエ・ルフレーヴ
凝縮した果実味と厚みのあるタンニンを備えたオリヴィエ・ルフレーヴ自信の1本。
ブラックベリー、カシス、チェリーなどのフルーティな香り豊かなポマールは、しっかりとしたミネラルをベースに、オリヴィエ・ルフレーヴが造るポマールならではの濃厚感があり、牛フィレ肉にしっかりと寄り添います。
レシピ
車海老のカリカリ揚げ
材料【4人分】
車海老16匹、キュウリ400g、ショウガ5g、ミント1g、コリアンダー1.5g、レモン1個、ペストリーシート(四角切り)3切れ、塩・コショウ
作り方
- キュウリの皮をむき、さいの目切りにする。ショウガも同様に切る(キュウリより薄くする)。
- ミントとコリアンダーをみじん切りにする。上記すべてをボウルに入れて混ぜる・・・(A)
- 車海老の殻をむき、ペストリーシートを適切な大きさに切って、車海老を1匹ずつコリアンダーの葉と一緒にくるむ。車海老を180℃で揚げる。
- (A)を皿に盛りつけた上に、揚げた車海老を乗せる。
- 盛り付ける直前にレモンを絞ってかける。
牛フィレ肉のロースト
材料【4人分】
牛フィレ肉600g、小粒ジャガイモ200g、アンズダケ200g、アサツキ10g、エシャロット10g、生アーモンド150g
作り方
- 塩を入れた水でジャガイモを茹でる。
- 牛フィレ肉を適度な大きさに切る。
- アンズダケを洗い、ジャガイモとアンズダケをフライパンで炒め、最後にエシャロット、アサツキ、アーモンドを加える。
- 好みの焼き加減まで牛肉を焼く。
- 付け合せの上に切った肉を載せてできあがり。
クリスマスはこんな楽しみ方をしています!
オリヴィエ・ルフレーヴでは、クリスマスはいつも自社のワインのバックヴィンテージを開けて楽しんでいます。
昨年のクリスマスには、バタール・モンラッシェ・グラン・クリュ2010年のマグナムを開けて楽しみました! 家族全員が集まり、美味しい手料理とともに、特別なバックヴィンテージを楽しむのは至福のひととき。今年のクリスマスは何を開けようかと悩むのも楽しい時間です。バックヴィンテージやマグナムボトルなど、ちょっと特別なワインは、大切な時間をさらに素敵に演出してくれますよ!
オリヴィエ・ルフレーヴの一覧