わたしたちが日頃飲んでいるワイン。
このワインを造った生産者は何を目指し、どんな風に仕事をしているのか気になったことはありませんか?ワイン造りから私生活まで、生産者の素顔に迫ります。
ジョエル・ワトソンさん
生年月日:1979年2月19日 出身地:ニュージーランド ネイピアという小さな海沿いの街 趣味:セーリング、釣り 家族:妻、息子、3匹の犬 モットー:一生懸命働き、誠実で役に立つ人間であること 「良いワイン」とは:良い人生と同じように、良いワインもバランスが大切。簡単そうで、実はとても難しいこと。
ルナ・エステートは、ニュージーランドの中でもブルゴーニュに比肩する高品質なピノ・ノワールの産地として知られるマーティンボロに位置するワイナリーです。2015年にワイン造りを開始し、有機農業や環境再生型農業に取り組みながら、サステナブル認証も取得しています。
ワインメーカーを務めるジョエルさんは、レストランでのソムリエ経験を皮切りにワイン業界でのキャリアをスタートさせました。今回は、ジョエルさんがワインメーカーを志すようになったきっかけから、造り手としてのこだわり、そしてプライベートな一面までお話を伺いました。
ワインメーカーを志すきっかけ
家業はワイン造りではありませんでしたが、父が友人のブドウ畑を手伝っていたことがきっかけで私も週末に畑作業を手伝うようになり、次第にワイン造りへの興味が芽生えて行きました。1999年にはシドニーの有名レストランで情熱的なソムリエのもとで働き、プロとしての訓練を勧められました。
私は実はオーストラリアで初期のWSET(※1)受講者の1人でもあります。 2004年に初めて収穫を経験してから、より深くワインを探究したいと考え、北半球と南半球で収穫の仕事を続けながら、醸造資格の取得を目指して大学で学びました。
※1 ロンドンに本部を置く世界的に著名なワイン教育機関。ワインとスピリッツに関する国際的に認められた認定資格を提供している。
お気に入りキュヴェとベスト・ペアリング
「エクリプス・ピノ・ノワール」は、樹齢が高い畑から収穫されたブドウを使用しています。まさにマーティンボロのピノ・ノワールの魅力を体現する1本です。
北京ダックと相性が良く、以前はセラードア(※2)でも提供していました。ワインの持つ酸とタンニンが、料理の脂の旨味を引き締め、互いの魅力を引き立て合うおすすめの組み合わせです!
※2 ワイナリーに併設された、試飲販売を行う直売所
ワイン造りのこだわりとこれからの目標
畑と真剣に向き合いながら、日々ワイン造りに取り組んでいます。この土地と畑が、世界最高のピノ・ノワールとシャルドネを生み出すと本気で信じていますし、その可能性を最大限に引き出すために良いアドバイスには耳を傾け、新しい技術にも積極的に挑戦しています。
ブドウが語る土地の個性を、ワインという形で表現することが私の仕事です。
ルナ・エステートはまだ若いブランドで、農場を手に入れてから10年ほどしか経っていません。まずは「ニュージーランドのピノ・ノワールの優れた生産者として認められること」を目標に、そしていつかより良い状態で次の世代に引き継げるようにしたいと思っています。
そのためにも、若手の育成には力を入れています。誇りに思える素晴らしいチームがいて、彼らなしでは成り立ちません。常に「継続的な改善」を続けられる生産者でありたいと思っています。
オフショット
アウトドアな活動が大好きです!趣味は釣り。
ヨットを所有しており、定期的にセーリングやレースを楽しんでいます。いつか世界一周航海をするのが夢です。
『エノテカタイムス』は全国のワインショップ・エノテカにて配布中です。ぜひお手に取ってご覧ください。 ※一部対象外の店舗がございます。 ※数に限りがございます。期間中でも配布が終了している場合がございます、予めご了承ください。