ルナ・エステート
LUNA ESTATE

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ニュージーランド

ニュージーランド ワイララパ マーティンボロ

producers_default_title ワインボトル

ピノ・ノワールの注目産地で生み出される、ピュアな味わいのニュージーランドワイン


ニュージーランドの中でもブルゴーニュに比肩する、高品質なピノ・ノワールを生み出すマーティンボロ。その中でも有機農業や環境再生型農業に取り組み、サステナブル認証を受けるワイナリーが、2015年にワイン造りを開始したルナ・エステートです。


ブドウ本来のポテンシャルを活かして仕立てられるワインは、自国のマスター・ソムリエやマスター・オブ・ワインをはじめとしたワイン界の重鎮を中心に、高評価を獲得。創業してまだ歴史が浅いなか、注目を集める新生ワイナリーです。

目次

ニュージーランドワイン界の重鎮から高い評価を受ける、注目ワイナリー

ルナ・エステートは2015年よりワイン造りを開始した新しいワイナリー。ニュージーランド北島の南端に位置するワイララパの中でも、ピノ・ノワールで世界的に高評価を得ているマーティンボロに約64haの畑を所有しています。


始まりは2011年。ニュージーランドの首都ウェリントンの実業家チャーリー・ジュン氏が、ブルー・ロック・ヴィンヤードを購入したことからスタートしました。2014年にチャーリー氏はエクリプス・ヴィンヤードを追加購入。翌年の2015年に現在ヘッド・ワインメーカーを務めるホークスベイ出身のジョエル・ワトソン氏をワインメーカーとして迎え、ルナ・エステートとして生産を開始しました。


2016年にはマーティンボロのポテンシャルと今後の需要を見据え、ソーヴィニヨン・ブラン主体だった畑の内、なんと85%をピノ・ノワールに植え替え。有機農業や環境再生型農業の専門家ステファン・イネス氏が2018年に栽培責任者として加わり、すべての畑でオーガニックでサステナブルなワインメイキングを開始しました。

ワインメーカーを務めるジョエル・ワトソン氏は1999年にニュージーランドを出国し、オーストラリアと北米のレストランでソムリエとして研鑽を積みました。ワインをより深く探求したいと考えたジョエル氏は、フランスのブルゴーニュやイタリアのピエモンテ、オーストラリアのヤラ・ヴァレーなど世界中のワイン産地でワインメイキングの経験を積み、大学でもワイン醸造学を学んだ後、2010年にワイン造りを始動。2015年にルナ・エステートのワインメーカーに就任し、現在ヘッド・ワインメーカーとしてワイン造り全体を指揮しています。

ワインメーカーのジョエル・ワトソン氏

そんなジョエル氏を擁するルナ・エステートではブドウ栽培農家としてのアイデンティティーを強く持ち、「グレープ・ファースト」の精神で栽培を実施。ブドウが語るその土地のストーリーをワインという形で紡ぎ出すことを理念としています。造られるワインはニュージーランド初のマスター・ソムリエ、キャメロン・ダグラス氏や、ニュージーランドワイン界の重鎮でありマスター・オブ・ワインのボブ・キャンベル氏を中心に、高評価を獲得。創業してまだ歴史が浅いなか、注目を集める新生ワイナリーなのです。

ブルゴーニュに比肩する、高品質なピノ・ノワールを生み出すマーティンボロ

ルナ・エステートが位置するのはニュージーランド北島の南端に位置する、ワイララパ地方のサブリージョン「マーティンボロ」です。マーティンボロはリムタカ山脈とワイララパ東部丘陵の間にあり、気候や土壌の条件がブルゴーニュと酷似。土やミネラル感、旨味を伴う芳しい果実のアロマを備えたワインが多く造られ、特にピノ・ノワールは世界的に高い評価を得ています。

マーティンボロの気候は降水量が少なく乾燥しており、強い日差しと風があるのが特徴。土壌は水はけが良く、まさにブドウ栽培に最適な環境と言えます。特にマーティンボロ・テラス地区で実るブドウは、果皮に厚みがあることから、造られるワインは色調が濃く、しっかりとした骨格を形成。現地で「core=芯がある」と表現されるスタイルに仕上がります。またブドウ畑が集中しており、先駆者のアタ・ランギや日本人の造り手であるクスダ・ワインズなど、著名なワイナリーが並んでいる注目産地です。


そんなマーティンボロにおけるワイン用ブドウ栽培面積は、ニュージーランド全体の僅か1%程度。「プレミアムワインを生み出す」という地域全体での取り組みから必然的に生産量が絞られており、稀少性と品質を兼ね備えている点でも、ブルゴーニュのピノ・ノワールと比肩する存在なのです。

ブドウ本来のポテンシャルを活かした、サステナブルなワイン造り

ルナ・エステートはマーティンボロにおいて、ニュージーランドの中でも涼しい海洋性気候の2つの地区に畑を所有。最初にニュージーランドのピノ・ノワールの存在を世界に知らしめたマーティンボロ・テラス地区と、その南に続くドライ・リヴァー地区にてブドウ栽培を行っています。

マーティンボロ・テラス地区には約14haのエクリプス・ヴィンヤードを所有。1992年にブドウの植樹が開始されたこの畑は、海面のすぐ上に平坦な土地を有しており、土壌は古代の岩を備えた深さ約30mの下層土の上に、シルト質の破砕性粘土の表層が構成されています。


一方、ドライ・リヴァー地区のブルー・ロック・ヴィンヤードには、約50haの畑を所有。1986年植樹開始と樹齢が高く、海抜は50~100mと、このエリアでは標高の高い丘陵地に位置しています。土壌は石灰岩と海洋性堆積物の混じったシルト質粘土で構成されており、いずれの畑もミネラルに富んだテロワールを有しているのが特徴です。


栽培においては有機農業、環境再生型農業を実践し、2001年にこれら2つの畑でサステナブル・ワイングローイング・ニュージーランドのサステナブル認証(SWNZ)を取得。ワイナリーとしても2012年に同認証を取得しました。また、生態系に有害な除草剤や殺虫剤の必要性を排除しながら、土地そのもののポテンシャルを引き出すことを重視。生物多様性を維持するためすべての畑で草生栽培を実施し、それぞれの土壌やブドウ樹に適した植物を畝間で栽培することで、害虫をつきにくくしています。

醸造はヘッド・ワインメーカーを務めるジョエル・ワトソン氏を中心に実施。「ワインメイキングの9割は畑仕事で決まる」という考えの下、ブドウそのもののポテンシャルを活かすため、醸造工程において動物由来の成分は使用せず、人為的介入を最小限にとどめています。


造られるワインは、マーティンボロの個性を反映したピュアなスタイル。この地ならではの複雑なアロマやミネラル感を持ち合わせた、旨味溢れる味わいに仕上げられています。

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