先日、元ラグビー選手の廣瀬俊朗さんをナビゲーターにお迎えし、ラグビーとワインを一緒に楽しむイベント「廣瀬俊朗のワインにトライ!」第6回を開催しました。
今回は初のリアルイベント。ようやくラグビー×ワインファンのお客様と直接お会いし、乾杯することができました。
第6回のテーマは、ラグビー強豪国でありワイン銘醸地のニュージーランド。
日本に輸入されるニュージーランドワインの中で輸入量No.1を誇るシレーニ・エステートからマーケット・マネージャーのサイモン・エイヴリー氏が来日し、ニュージーランドでのワイン造りについてたっぷり語っていただきました。
さらに、今回はスペシャルゲストとして、廣瀬さんの元チームメイトであり、親友でもある大野均さんもご登場。
選手時代の知られざるお話や現在務められているフランス観光親善大使のお話などたっぷりお聞かせいただき、非常に盛り上がるイベントとなりました!その様子をお伝えします。
高さ3m越え?リフト体験!
リアルイベントが実現したらぜひやってみたいことがありました。それはお客様に五感でラグビーやワインの魅力を知っていただくこと。
ラグビーでは大野さんに持ち上げてもらう“リフト体験”を実施。計4名のお客様に、3mを越える高さを体験いただきました。
見てください、この高さ。体験することで選手がいかに高度な技術でプレーをしているのかが分かりますよね。ご参加頂いたお客様、ありがとございました!
また、ワイン体験も、もちろんたっぷりご用意。お客様にはキンと冷えたシレーニの代表的なワイン5種類をテイスティングいただき、ラグビートークと共に楽しんでいただきました。
ニュージーランドでのワイン造り
オールブラックスに所属したことがある高祖父をもつサイモンさんは、ご自身ではサーフィンを30年以上されており、ワイン業界に入る以前はプロ・サーファーとして活躍されていました。
そんなサイモンさんが大好きな海に囲まれた島国のニュージーランドはニューワールドきってのクール・クライメイト・リージョンとして近年注目を集めています。適度な降雨量や豊富な日照量、海からの風、風からの寒暖差による、クリーンでフレッシュなスタイルが持ち味です。
生産量の約7割をソーヴィニヨン・ブランが占めるニュージーランドですが、シレーニでは南島のマルボロでソーヴィニヨン・ブランを、少し暖かい北島のホークス・ベイでメルロやピノ・ノワール、シャルドネなど多彩なワインを造っており、この日もそれぞれのワインをお客様にお楽しみいただきました。
お客様からは今年の収穫直前にホークス・ベイを直撃したサイクロンを案じるお声をいただきました。影響は大きかったもののシレーニの畑は無事だったとのこと。
ワイン造りに適した環境をもつニュージーランドですが、自然の脅威は常につきもの。生産者のそんな苦労を知ると、ワインの味わい方も変わってくる感じがします。
廣瀬さんによるオフロードパス解説
イベントでは毎回、テーマ国が得意とするラグビーのプレーを一つ取り上げて紹介しています。今回は「オフロードパス」です!
オフロードパスとは、タックルを受けながら放るパスのことで、フィジカルの強いニューシーランドの得意とするプレー。ディフェンスを巻き添えにしているので、敵の数が減り、チャンスを作り出すことができますが、倒れる直前まで体をコントロールし、広い視野で味方を見つけて、精度の高いパスを放る技術が求められる高度なプレーです。
倒れながらのパスはリスクも大きいため、廣瀬さんが現役時代はエディーさんにオフロードパスはするなと言われていたとか。オフロードパスは放る側のスキルも重要ですが、キャッチしやすい位置に回り込むことができる受け手のスキルも重要だそうで、選手同士の呼吸がピタリとあってこそ成功するプレー。今後の試合を見る時にぜひチェックしたいポイントです。
次回のイベントは、ついに最終回!10月22日(日)にフランス・ボルドー編を開催します。
廣瀬さんが現地からシャトーでのワイン造りの様子やラグビーの盛り上がりをレポートいただくほか、第1回に登場したネゴシアン、ジョアンヌのボネさんやシャトー・テューレイのシルヴィーさん、マリーさんも登場いただきます。廣瀬さんにワイナリーを実際に訪問いただきながらワイン造りとラグビーの魅力をたっぷりお伝えします。皆様ふるってご参加ください!
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