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ラグビーとワインを絡めたオンラインイベント「廣瀬俊朗のワインにトライ!」第1回を開催!

エノテカ編集部
エノテカ編集部
レポート
公開日:2021.11.26
更新日:2021.11.26
ラグビーとワインを絡めたオンラインイベント「廣瀬俊朗のワインにトライ!」第1回を開催!

先日、元ラグビー選手の廣瀬俊朗さんをナビゲーターにお迎えし、ラグビーとワインを絡めた新しい切り口のオンラインイベント「廣瀬俊朗のワインにトライ!~ラグビー強豪国はワイン銘醸地。廣瀬さんとワインを楽しもう~」第1回を開催しました。


ラグビーの強豪国は、実はワインの銘醸地が多いことから、ラグビーとワインという異なるジャンルを同時に体験しようという、新しい形のトークイベントです。


記念すべき第1回目は、フランス・ボルドーがテーマ。サポーター兼通訳として、エノテカのボルドー担当バイヤー、石田敦子さんが登場しました。大盛況となったオンラインイベントの様子を、一部抜粋してご紹介いたします。

目次

ワイン好きをラグビー好きに、ラグビー好きをワイン好きにしたい

元ラグビー日本代表キャプテンの廣瀬俊朗さんは、2019年に放送されたドラマ「ノーサイド・ゲーム」の浜畑役でご存知の方も多いのではないでしょうか。


実は廣瀬さん、そうとうなワインラヴァーなんだそう。


2014年には、ボルドーワインの普及に貢献したとして、名誉ある称号「コマンダリー・デュ・ボンタン」(ボンタン騎士団)を叙任、同じく元ラグビー日本代表の大野均さん、望月雄太さんと叙任式に参加されたこともあるそうです。

​2014年のボンタン騎士団叙任式中の写真。この叙任式の開催日はラグビー日本代表の合宿中で、合宿を抜け出さねばならず、エディ・ジョーンズ監督(当時)を説得するのが大変だったという裏話も廣瀬さんからお話いただきました。

今回のイベント、実は廣瀬さんご自身のご発案によるもの。廣瀬さんはどうしてこのイベントを思いつかれたのでしょうか。

廣瀬さん:「一つは、海外に遠征に行った経験から。例えばジョージアに行くと、ワインはジョージアが発祥という話を聞いたり、フランスに行ったら当然ワインに触れますし、ニュージーランドやオーストラリアでもワインが身近にあって、行く国行く国ワインばっかりやな、みたいなことをずっと思っていました。


そうすると、これはもしかしたら、ワインを好きな人がラグビー好きになったり、ラグビー好きな人がワインを好きになったり、そういう相性ってすごいいいんじゃないかと思ってまして。


こういうイベントをやったらめっちゃ面白いんじゃないか、とずっと考えてたんです」

ラグビーを通してワインとの接点が増えた廣瀬さん。そもそもどうして廣瀬さんはワインがお好きになったのでしょうか。

廣瀬さん:「小さい頃から、母や祖母がけっこうワインを飲んでいたこともあって、もともとワインがとても身近だったんですね。


ラグビーを始めて各国に遠征をするようになると、それこそフランスでは、昼ご飯に普通にワインを飲んでいたりします。そうやって自然に好きになっていきましたね。


立川さん(立川理道選手、トップリーグのクボタスピアーズに所属)は海外に遠征に行くと、いつもお土産にワインを買ってきてくれるんですよ。はい、全部飲み干しました(笑)。


今回はフランス・ボルドーをテーマにしていますが、1回限りのイベントではなくシリーズで開催し、みんなでいろんな国のラグビーとワインを学んでいきたいと思っています。」

ワインもラグビーも人とシェアするもの

ここでスペシャルゲストとして、フランス・ボルドーに繋いで登場したのが、大手ネゴシアン・ジョアンヌのローラン・ボネさん。


今回試飲したワイン、「ル・プティ・カロン」を届けてくれた方であり、何よりワインとラグビーをこよなく愛されている方です。


廣瀬さんの乾杯のご発声、「楽しい時間にしましょう!サンテ(santé フランス語で乾杯の意味)!!」で楽しく会がスタートしました。

下から時計回りに、廣瀬俊朗さん、スペシャルゲストのローラン・ボネさん、サポーター兼通訳の石田さん、司会の宮嶋さん。

ところで廣瀬さんはボネさんと旧知の仲でいらっしゃるそうですが、どのようにして知り合われたのでしょう?

廣瀬さん:「2012年11月、僕が日本代表キャプテンのときに欧州遠征があり、南フランスのビアリッツで、試合後のアフターマッチ・ファンクションでボネさんと知り合いました。


アフターマッチ・ファンクションとは、ラグビーで当たり前のように大切にされてきた文化です。試合が終わった後、対戦国の選手やコーチも含めたソーシャルな場で、いろんな話をしながら相手と交流を深めていこうという会のことで、アフターマッチ・ファンクションのディナーに招待いただいて、ボネさんと初めてお会いしました。


その後、ボネさんとは、2019年のワールドカップのときに、日本で再会することができたんですよ。」

イベント当日、ボネさんには、ジョアンヌが誇る巨大な倉庫を会場にご登場いただきました。


ボネさんの背景には、ボネさんがプレーヤーとしてこれまで実際に使ってきたラグビーボールをディスプレイ。大のラグビー好きなボネさんですが、きっかけは何だったのでしょうか。

ボネさん:「私の叔父がもともとラグビー選手だったのと、叔父がよく試合に連れていってくれていたところから興味を持ちました。ファイブネーションズの試合などもよく観てましたよ。


ラグビー選手の力強さ、スピードに憧れていて、いつかはプレーしてみたいと思い、実際にプレーしたこともあります。


ラグビーはボールを後ろに回すという特殊なスポーツで、その速さや賢さは、まさに廣瀬さんが備えていらっしゃる能力だと思います。そういったものを試合やチームプレイを通して楽しませてもらっています。


仕事はもちろんですが、プライベートでもラグビーのおかげで出会えた方々が世界中にいます。


ワインも人とシェアするものですが、ラグビーも人とシェアするものだと思っています。どちらも私の人生を豊かにしてくれているもので、これらに出会えて私は本当に幸せです。」

ボルドーでラグビーが盛んな三つの理由

2019年に、ワインショップ・エノテカ 銀座店 カフェ&バー エノテカ・ミレで開催されたボルドーイベントの様子。ラグビーワールドカップ日本大会にあわせて、“試合観戦のために”多くのシャトーの方々が来日。

2019年にラグビーワールドカップが日本で開催されましたが、そのタイミングで、ボルドーのシャトーの方々が大挙して来日されました。


その目的はもちろんラグビー観戦!シャトーの方々のラグビー好きな一面を垣間見ることができた出来事でした。


また、ボルドーではサッカーよりラグビーが人気でもあるそうです。なぜボルドーではそれほどラグビーが人気なのでしょうか。ボネさんに聞いてみました。

ボネさん:「一つ目は歴史的な理由があるかと思います。ボルドーはイギリスとの関係が深く、19世紀末にイギリスから北フランス、そして南西部へとラグビーが広がっていきました。


そしてもともとフランスの南西部では、ラ・シュール(La soule)という伝統スポーツで格闘技のようなスポーツがありました。スクラムの起源だと言われているスポーツです。ボルドーでラグビーが盛んになったことは、こうした基盤があったからだと思っています。


二つ目。ラグビーでは団結力や努力する姿勢が求められますが、ワイン造りを行っているボルドーの人々にとっては、変動する自然を相手にワイン造りをすることから、そこに共通点を見出したり、ラグビーから学ぼうというメンタリティへのリスペクトがあるんだと思っています。


そして三つ目。ボルドーのラグビーチームも国内でトップを争う実力があります(ラグビーチームのスポンサーは、カロン・セギュールを所有するARKEAグループです)。


あとはボルドーに限りませんが、フランスではよく、 “ラグビーは人生を学ぶための学校”(rugby est l'école de la vie)と言われます。


予測できないというのは、ラグビーボールと同様、人生も全く同じですよね。人はいろんな考え方を自然やスポーツから学ぶことができるもの。私の子どもにもそういう風に教えているんですよ。」


と、ボネさんはとても興味深いお話を披露。歴史的、そして環境的に、ラグビー好きになるいろんな下地がボルドーには備わっていたことから、ラグビーがとても盛んな土地柄となっているようです。

予測できないのがフランスチーム!

フランスのラグビーチームの特徴はどんなところでしょうか。廣瀬さんにお伺いしました。

廣瀬さん:「フランスのラグビーはまさに予測できないことがあるんですよ。むちゃむちゃ強くて手がつけられないときもあるし、そうでないときもあります。


ワインみたいかもしれませんね。いいヴィンテージのときもあれば、そうでないときもあります。


ワールドカップではオールブラックスに勝ったりすることもあれば、必要なところで負けてしまったりもする。そういう意味では、愛らしいチームですね。


2019年のワールドカップでは若い選手をメインで使っていました。2023年に向けてのチームということだったので、2023年は相当気合いが入っているんじゃないかと思います。フランスラグビー注目しています!」

加えて、ラグビーの豆知識をお伝えするTIPSコーナーでは、フランスチームがスクラムをとても大事にしているということで、スクラムについてお話いただきました。

廣瀬さん:「フランス人はめっちゃスクラム好きなんですよ。スクラムで僕たちバックスが大事だと思っているのは3番の選手ですね。僕たちは3番の選手がスクラムが強いといいなあと思っています。プロップ、フッカーと言われる一列の1、2、3が強かったらスクラム強いでしょ、とよく思われていますが、実は8人みんなで押さなきゃいけないと今はよく言われていて、その辺りの認識が昔と変わってきています。


フランカーはスクラムからボールが出たときに、そのときのディフェンスを頑張らなければいけないと考えて、押そうというよりも、次出たときに備えようということを考えてきたところがありますが、今は「まずはスクラムにこだわろう」という風になっています。


海外のチームって、試合に負けてもスクラムに勝ったからまあいいや、というチームも結構あるんですよね。僕たちはスクラムで勝ったから、まあ今日はよかったんじゃない、帰ってワイン飲むか、みたいな(笑)。


それぐらいスクラムは大事な要素です。今、テストマッチという国際試合においては、スクラムでペナルティをとれるかどうかがすごく大事と言われています。」

バックスの廣瀬さんにスクラムを解説いただくという、かなり希少なコーナー。


廣瀬さんも「僕がスクラムを語っていいのか…どうしようかと思いました(笑)」と苦笑いされながらもバッチリ解説いただき、お客様からは「廣瀬さんからの直々の解説にしびれます!」とのコメントもお寄せいただきました。

2019年日本でのワールドカップで会って以来の廣瀬さんとボネさん。ワインとラグビーをこよなく愛するボネさんは、「廣瀬さんのラグビーとワインのイベントというアイディアが素晴らしい!」と絶賛。

廣瀬さんにここでしか聞けないお話をしていただきながら、楽しいひとときもあっという間。


イベントの中盤と最後には廣瀬さんからお客様へ質問いただくなど、コミュニケーションタイムもご用意しました。「廣瀬さんと一緒に飲めてうれしい!」というお言葉のほか、「ラグビーとワインの共通点を感じることができた」「それぞれの理解が深められた」というお客様のコメントも多く寄せられました。


ボネさんはこのイベント終了後、ちょうどボルドーで開催されるテストマッチ オータム・ネーションズのフランスVSジョージア戦を観戦に行くと最初からウキウキ。このイベントの後、スタジアムに直行するというエピソードも挟まれ、ほほえましく楽しいひとときとなりました。


次回は、来年3月12日に南アフリカ編を開催!ラグビーの強豪国である南アフリカと、その地のワイン造りはどんな共通した文化や特徴があるのでしょうか。廣瀬さんと深堀していきますので、ぜひ皆様ご参加ください!

イベントの詳細はこちら
エノテカ編集部
エノテカ編集部

全国60店舗以上!ワイン専門店「エノテカ」の編集部。スタッフやライターの方々と、知っていると得する基礎知識からエノテカならではのディープな情報まで、ワインにまつわる情報を様々なテーマで発信していきます。

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