少しずつ太陽が高くなり、ほんのりと春の気配を感じる季節になりました。
この春、ぜひおすすめしたいのが「ロゼワイン」。桜の色に溶け込む華やかな色合いと、フルーティーでエレガントなアロマがこの季節にピッタリです。
合わせる料理の幅が広いのもロゼワインの魅力。軽い前菜やサラダから、フルーツやデザートまで、和食にも中華にもスッと溶け込んでくれるフードフレンドリーさがあります。
桜のシーズンに、ロゼワインに合うおつまみと楽しんでみませんか?
ツナとクレソンのトルティージャ
ツナの旨みと、クレソンのほろ苦さを閉じ込めた、スペインスタイルのオムレツ。これはずばり、ロゼワインのために作ったレシピです。
クレソンは硬い茎と柔らかな葉先で、調理のタイミングを変えるのがポイント。生のままでは食べにくい茎も、炒めるとおいしくいただけます。
【材料 4人分】
卵 4個
クレソン 1束
タマネギ 1個
ツナ 1缶
オリーブオイル 大さじ1
塩 小さじ1/3
【作り方】
1.クレソンは固い茎と葉に分け、茎は5mm幅、葉は3cm幅にカット。タマネギはイチョウ切りにする。
2.オリーブオイルを中火で熱し、クレソンの茎・タマネギを炒める。
3.しんなりしてきたら汁気を切ったツナ、クレソンの葉をサッと炒め合わせ、塩を振る。
4.溶き卵を流し入れて、軽くスクランブル。表面を調え、蓋をして弱火で2~3分焼く。
5.表裏を返し、弱火で更に2~3分。放射状にカットして出来上がり!
合わせるワインはロゼワインの中でも瑞々しい赤い果実とハーブ感が爽やかな、ドライタイプのロゼワインがおすすめ。
そもそもツナも焼いた卵も、ロゼワインと相性抜群!お口の中でスーッと溶け合い、まるで1つの料理だったかのようにまとまってくれます。
クレソンの爽やかな彩を添えれば、気分が更に高まります。
豚肉の塩からあげ
ロゼワインと言えば、やっぱり豚肉。人気のからあげを、豚肉で作ってみましょう。
片栗粉をまぶしてお肉の水分を閉じ込めているため、少ない油で揚げ焼きのようにすればOKです!
せっかくなので、風味もよくカラリと仕上がるオリーブオイルを使ってみましょう。
【材料 4人分】
豚肉(肩ロース) 500g
塩 小さじ1
砂糖 小さじ1
片栗粉 大さじ3
オリーブオイル 大さじ3
【作り方】
1.豚肉はひと口大にカット。塩・砂糖を全体にふり、片栗粉をまぶす。
2.オリーブオイルを中火で熱し、1を並べて揚げ焼きにする。
3.4~5分焼いたら一度裏表を返し、更に2~3分焼く。
4.表面がパリッとした出来上がり!
生姜や醤油などあれこれ加える定番のからあげではなく、シンプルな塩だけで仕上げるのがポイント。
噛みしめるほどにジュワッと溢れる旨味に、ロゼワインのフルーティーな味わいが包み込みます。
ロゼワインの繊細な香りが引き立ち、とびきり上品なペアリングを堪能できます。
炊飯器でOK!パエリアおむすび
大きな海老もムール貝はもちろん、フライパンも包丁も不要な最強にお手軽なシーフードパエリア。
材料を合わせて、スイッチぽん!であとは炊飯器にお任せ。おむすびにすれば、お弁当でも大活躍してくれます。
【材料 4人分】
米 2合
シーフードミックス(冷凍) 150g
酒 小さじ2
Aケチャップ 大さじ3
Aオリーブオイル 大さじ2
Aコンソメ 小さじ2
Aサフランパウダー 小さじ1/5
パプリカ お好みで
【作り方】
1.シーフードミックスは解凍し、酒をふって10分ほどおいて臭みを抜く。
2.炊飯器に米・Aを入れ、水を目盛りまで加え軽く混ぜる。
3.1の汁気を切ってのせ、いつも通りの炊飯スイッチを押す。
4.炊き上がったらお好みでパプリカなどの彩を混ぜ、食べやすい大きさににぎって完成!
繊細なロゼワインに合わせるなら、魚介の旨味が濃厚なパエリアではなく、いろいろ引き算した軽やかなパエリアがGOOD。ロゼワインのフレッシュでフルーティーな香りが重なることで、グッと上品なパエリアに格上げされます。
料理の脂をスッと流し、フルーティーで爽やかな、幸せな余韻を楽しめます。
まとめ
ロゼワインは、春の日差しと明るいテーブルによく似合います。
あたたかな休日は、テーブルをロゼワインで華やかにドレスアップ!可憐で美しい色合いも楽しみながら、華やかなロゼワインを味わってみませんか。
ロゼワイン一覧はこちら