1年に一度のワインのお祭りといえば、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁。今年の解禁日は11月19日(木)です。
解禁まであと約2カ月。フランス・ボジョレーから、2026年ヴィンテージの最新レポートが届きました。
今年は記録的な猛暑の影響でブドウが例年より早く成熟し、8月下旬から収穫がスタート。収量は限られる見込みながら、凝縮感に富んだ果実味と豊かなアロマを備える、非常に興味深いヴィンテージになりそうです。
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収穫がスタートした2026年ヴィンテージ
気になる2026年のボジョレーの生育状況。エノテカで取り扱いのあるボジョレー・ヌーヴォーの生産者(タイユヴァン、ジル・ド・ラモア)から8月までのレポートが届いているのでお伝えします!
生育期の終盤を迎えた8月は特に暑く日差しが強い月となり、ブドウが最終的な成熟段階に達したことを受け、8月21日頃から収穫が始まりました。
こうした条件により、ブドウは非常に良好な成熟度に達し、優れた凝縮感と豊かさを備えています。現時点では、品質面において非常に素晴らしいヴィンテージになることが期待されています。しかし、収量は例年を大きく下回る見込みであり、2026年ヴィンテージは生産量・販売量ともに非常に限られたものとなる見通しです。
発酵開始から数日が経過し、最初に行ったテイスティングの印象では、すでに2022年ヴィンテージと2023年ヴィンテージの中間のようなスタイルが感じられます。
もちろん、発酵過程を通じてワインは変化し続けているため、現時点で最終的な評価を下すのは時期尚早です。しかしながら、第一印象は非常に期待が持てるものであり、セラーに運び込まれている果実の品質には大きな期待を寄せています。
――タイユヴァン
2026年ヴィンテージは、近年でも特に個性豊かで記憶に残る年となる可能性を秘めています。
6月から8月にかけて続いた厳しい猛暑により、ガメイは例年よりも早く成熟を迎えました。春先には豊作が期待されていましたが、果実の凝縮が進んだ結果、最終的な収量は大幅に減少する見込みです。一方で品質面への期待は高く、高い成熟度や良好な色調ポテンシャルなど、優れた分析結果が確認されています。
今年の果実は特に魅力的なアロマを備えており、テイスティングではキルシュやチェリー、ブルーベリーといった果実の香りに加え、スミレやチョコレート、バニラを思わせるニュアンスも感じられます。
収量こそ限定的になる見込みですが、その分、凝縮感やアロマの深み、豊かなテクスチャーを備えた非常に興味深いヴィンテージになりそうです。これから始まる発酵・熟成工程を通じて、ガメイが持つ果実の魅力やエレガンスを最大限に引き出していきます。
――ジル・ド・ラモア
まとめ
タイユヴァン、ジル・ド・ラモアの両生産者のコメントから見えてくるのは、2026年ヴィンテージが「収量は限られる一方で、品質への期待が非常に高い年」であるということです。すでに現地では収穫が始まり、発酵も進行中。生産者たちは口を揃えて果実の品質の高さを評価しています。
一方で、厳しい気象条件の影響により収量は例年を下回る見込みとなっており、2026年ヴィンテージは生産量が限られる可能性があります。しかし、その分、果実の凝縮感やアロマの豊かさが際立つ、個性あふれるヴィンテージになりそうです。
発酵や熟成を経てどのような表情を見せてくれるのか、今後も現地からの続報に注目していきたいと思います。今年だけの個性を持つボジョレー・ヌーヴォーとの出会いを、ぜひ楽しみにお待ちください。
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