エノテカは現在、全国に約60店舗を展開していますが、その中で2番目に長い歴史を誇るのが大阪店。大阪市梅田に位置する当店は、今年でオープンから24年目を迎えます。
そんな老舗の店舗で店長を務める山崎さんにおすすめのワインについてお話を伺ってきました。
エノテカスタッフに、愛飲するワインとの出会いや思いを語ってもらう「スタッフ愛飲」。
ロゼワインを好きになるきっかけになったという「カラフリア」について語っていただきました。
現地で飲んだことが愛飲のきっかけ
—紹介していただくワインはロゼワインですが、もともとロゼワインがお好きなのですか?
ロゼワインを好きになったのは、このカラフリアを初めて飲んでからですね。それまではただワインの種類の一つとしか捉えていなくて、赤ワインをよく飲んでいました。
—カラフリアは昨年の新商品ですが、初めて飲んだのはいつですか?
昨年の6月にイタリアへ海外研修に行きまして、そこでカラフリアを生産しているトルマレスカのワイナリーを訪問しました。
その時のランチタイムに、乾杯の一杯として飲んだのが初めてです。フルーティーな甘みがありながらも、ドライフルーツの印象や塩味も感じました。
その美味しさに本当に感動して、当時、大阪店では取り扱っていなかったので、現地からショップに連絡し「すぐに仕入れてほしい!」と頼んだくらいです(笑)
—現地で飲んだというのが大きかったのでしょうか?
ワイナリーでいろいろなお話を聞けたというのは大きいですね。現地では生産が追い付かないほど話題になっていました。
また、お話を聞いた中で興味深かったのがエチケットについてです。日本で売られているものは女性が描かれていますが、他の地域へ輸出されるものは男性が描かれているそうです。
地域性によってエチケットのデザインを変えているそうで、このようなマーケティング的なお話が聞けたのもワイナリーに行けてこそなので、とても勉強になりました。
派手なエチケットでキャッチーな印象がありますが、それだけでないこだわりがあることを知ったのもカラフリアに興味を持つきっかけになりました。
温度が上がっても美味しい!
—カラフリアの好きなところを教えてください。
シーンを選ばないというところですね。あっさりと爽やかな印象もありますが、凝縮感もあるので、ペアリングを選ばないというのも好きな理由の一つです。
—中でも山崎さんのおすすめのペアリングなどありますか?
どんな料理にも合うので迷いますが・・・。
以前、なだ万さんとのディナーイベントをしたときに出たマグロのサラダとのペアリングが最高でした。
マグロの赤身とブドウをギュッとしたようなワインの凝縮感も合いますし、ドレッシングがわさびのゴマダレでこれがとても合いましたね。ただのゴマダレではなく、わさびが入ることで清涼感が生まれるのでよりカラフリアの爽やかさとマッチしました。
このペアリングに感動して、それ以来自宅でも作っています。
2018年ヴィンテージのほうが2017年より濃い印象になったと思うのですが、こちらの方がよりマグロの赤身とマッチしますね。
他にも、鶏もも肉を醤油とみりんに付け込んで焼いたものにも合います。
どちらも自宅で簡単に作れるので、ぜひ、試していただきたいです。
—ちなみに、最近飲んだのはいつですか?
先日、休館日があり、大阪店のスタッフでバーベキューをやったのですが、その時に持っていきました。
外で飲むとどうしてもワインの温度が上がってしまいますが、カラフリアはそれでも美味しいんです!
温度が上がるとより凝縮感がある印象になり、こういった温度による味わいの変化も楽しめます。
もちろんお肉にも合いますし、温度が上がっても美味しいという点からしてもバーベキューなどのアウトドアにピッタリなワインだと思います。
一度飲んだらリピーターになってしまう!
—カラフリアは「世界のベスト・ロゼ15」にも選ばれましたが、そういった品質の高さはどのようなところに感じますか?
ネグロアマーロというイタリアの土着品種から造られるワインなのですが、この品種だけ聞くと、濃い味わいや甘ったるいロゼワインなのかなという印象があるかと思います。しかし、そういった期待をいい意味で裏切るワインです。
濃いイメージの品種からここまで繊細なワインが造れるのかと思いますし、余韻の長さからも品質の高さを感じます。この味わいが2,000円台で楽しめるというのはすごいと思います。
—先ほど、以前はロゼワインをあまり飲んでいなかったとおっしゃっていましたが、今では他のロゼワインも飲むようになったのですか?
そうですね、カラフリアをきっかけに他のロゼワインも飲むようになりました。いろいろなロゼワインを飲んでもカラフリアが美味しいなと思います。
僕が現地で飲んで、衝撃を受けてリピートしているように、お客様の中にも一回飲んでリピートしている方は多くいますね。
僕があまりにも勧めるものだから、他のスタッフもよく飲むようになりました。お店全体でプッシュしているので今では一番売れるロゼワインになりました。
ぜひ、普段ロゼワインを飲まない人にも一度、飲んでいただきたいです。
インタビュー中の言葉の節々や表情にもカラフリアへの愛が溢れていた山崎さん。店内のディスプレイもカラフリアが全面に押されていて、インタビュー中におっしゃっていた他のスタッフを巻き込むカラフリア愛も納得でした。
大阪店は、広々と開放的なカフェ&バーが併設しており、軽食からビーフシチューやピザなどの本格的な料理まで、エノテカでも有数のフードメニューが楽しめます。
店内で購入したワインも抜栓することができますので、ぜひ、今回ご紹介したカラフリアと合わせてみてはいかがでしょうか。
山崎さん、お忙しい中ありがとうございました。
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今回取材をした 大阪店
カフェ 11:00~22:00