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ワインショップ・エノテカ二子玉川東急フードショー店
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三矢
皆さまこんにちは、二子玉川店の三矢です。
ドイツ在住中にドイツワインに出逢い、そこからワインの世界へどっぷりハマっています。
ドイツ・ラインガウは第2の故郷、エノテカで最もリースリングを愛する私が、当店スタッフの三瀬さんと一緒にドイツワインの魅力についてお話したいと思います。
ぜひドイツワインを片手にご覧ください(^^)
(三矢) 早速ですが三瀬さん、ドイツワインってどんなイメージですか??
(三瀬) 白ワインが美味しいイメージです!特にリースリング種が有名ですよね。
そうですね、リースリングは私の大好きなブドウ品種です。
リースリング、と言ってもヒトコトでは言えないブドウ品種だと思います。
辛口から甘口まであって、飲んでみるまで分からない難しさも感じます。
確かにそうですよね。味わいの幅の広さがリースリングの魅力の一つでもあります。
その中でも、ドイツのリースリングを味わうならまずはこれ!とご紹介させていただきたいのが、
ラインガウ産とモーゼル産の辛口ワインです。
リースリングはその土地を表す品種、とも言われているんです。
ドイツの二大産地と言えば、モーゼルとラインガウ、ですよね。
どちらもブドウ畑の環境が違ってそれぞれ特徴的なのですが、その特徴がよく表れているのが、こちらのワインだと思います。
モーゼルの862・リースリング・トロッケンは辛口でも旨味が感じられます。
古樹から造られているこちらのワインは、滋味深い、という言葉がぴったりと感じます。
モーゼル地方のワイン畑って急斜面なんです。もちろん機械は入れないので全て手作業。
そんな過酷な場所で長く生きてきたブドウの、深みある旨味を味わえると思います。
グレープフルーツのような柑橘や白桃のような果実感、りんごの蜜のようなコクも感じられます。
いわゆるペトロール香と言われるややオイリーなほのかな香りも、ワインに厚みを与えていますね。
ペトロール香は実はリースリング特有のものではないのですが、このワインの特徴の一つだと思います。
モーゼルというとシーファー(スレート)土壌を思い浮かべる方もいるかもしれませんね。
熱を蓄えられる土壌のためブドウは熟し、ワインの果実感にも繋がっているようです。
さて、ラインガウのヴィンケル・リースリング・クヴァリテーツヴァイン・トロッケンは……
こちらはすっきりとして透明感のある味わいです。
青りんごやレモンを思わせるフレッシュな果実感に、晴れ渡った青空を思わせる爽快感のある飲み口ですよね。
晴れ渡った青空! 素敵な表現ですね!
ラインガウはモーゼルと比べると斜度の緩やかな斜面や丘の広がるエリアで、
日光を浴びてすくすくと育ったブドウの育ちの良さを感じます。
暖かいだけでなく、昼と夜の温度差がはっきりあるので、ブドウは酸を蓄えることができます。
この透明感のあるキレイな酸味こそがラインガウの魅力だと思います。
実は、ワインの酸味って苦手なんですよね。
1本飲みきれないかも…と思うこともあります。
ワインの酸味が気になる場合は、塩味のあるものと合わせるといいですよ!
食事の塩気がワインの酸味を抑えて、果実感を引き立ててくれます。
たとえばアスパラのベーコン巻きや、鮭の塩焼きなど。
ドイツ料理もソーセージをはじめ、そもそも保存食が多いんですよね。
なるほど!試したくなってきました…!
でも酸味がないリースリングはつまんないとも思っちゃいます。笑
その気持ちすごくわかります!!笑
リースリングの酸味の魅力を知ってる三瀬さんは、立派なドイツワインラヴァーの仲間入りですね!
今回紹介したのは数あるドイツワインの中のほんの一部。
二子玉川スタッフにもファンの多い上質なリースリングの造り手、ナーエの「デンホフ」や、
活き活きとした果実味が魅力のラインヘッセンの造り手「ヴィットマン」など、
様々な生産者が手掛けるワインはどれも魅力的です。
6月はドイツワインを多く取り揃えておりますので、ぜひお好みの1本を見つけてくださいね!
続編の≪【ワイン談話】ドイツワインの魅力~赤ワイン編~≫も併せてご覧ください!
本日ご紹介したワインはこちらから↓
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