テヌータ・サン・グイド
TENUTA SAN GUIDO

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テヌータ・サン・グイド / TENUTA SAN GUIDO ワインボトル

スーパータスカンの頂点に君臨する「イタリアワインの至宝」


テヌータ・サン・グイドは、元祖スーパータスカンとして圧倒的な存在感を放ち続ける、「イタリアワインの至宝」サッシカイアを手掛けるワイナリー。1978年にイギリスの権威あるワイン雑誌、デキャンタが主催するブラインド・テイスティングにて、サッシカイアがベスト・カベルネの座を獲得。一躍世界のトップワインへ名乗りを上げ、以降ワインラヴァー垂涎の逸品を生み出し続けています。

愛好家待望のサッシカイア最新2021年ヴィンテージが初入荷!


この度、遂にサッシカイアの最新2021年ヴィンテージがエノテカに初入荷いたしました。2021年のサッシカイアは収量を減らすことで、ブドウのポテンシャルを最大限にまで高め、「真のサッシカイア」とでもいうべきワインが誕生。その結果、ワイン・アドヴォケイトで2016年ヴィンテージ以来、3度目の100点を見事獲得しています。合わせてグイダルベルトやレ・ディフェーゼの最新2022年ヴィンテージも同時入荷しておりますので、最新ヴィンテージが一挙に揃うこの機会にぜひお買い求めください。

目次

完璧なバランスを誇る「真のサッシカイア」が造られた2021年

2021年はテヌータ・サン・グイドにおいて、「真のサッシカイア」とでもいうべきワインが造られた超優良ヴィンテージ。ワイン・アドヴォケイトで2016年ヴィンテージ以来、3度目の100点を見事獲得しています。


ワイナリーでは春に非常に冷涼な気候が続いたことから新芽の選定を厳しく実施。6~7月にかけて暑い日が続いたものの、ヴェレゾン(色付き)前に和らいただめ生育に影響はありませんでした。夏の終わりから果実はゆっくりと健やか成熟し、収穫は朝方の涼しい時間帯に実施。幅の広い香りを伴い、素晴らしい骨格と瑞々しさを兼ね備えたブドウを収穫できました。


春に新芽を選定したこと、収穫時にも最大限の品質を担保するため厳しい選果を行ったことで、生産量は減少しましたが、造られたサッシカイアは完璧なバランスとフレッシュさを兼ね備えています。


ワイン・アドヴォケイトではゼネラル・マネージャーのカルロ・パオリ氏が「区画毎の特徴を捉え、豊富な酸と骨格がありつつも決して重たくはない」「深く張った根が地中の微細な要素を吸い上げ、またその低い収量故に凝縮感がもたらされる古樹が、サッシカイア「らしさ」を支えている」とコメントしています。

イタリアの新時代を切り開き、頂点に君臨し続ける存在

当主のニコロ・インチーザ・デッラ・ロッケッタ氏

イタリアワイン好きなら知らない人はいない、イタリアワインの至宝サッシカイア。トスカーナ州の西寄り地中海に面するボルゲリの地に根付くワイナリー、テヌータ・サン・グイドが生み出したスーパータスカンです。オーナーであるインチーザ・デッラ・ロッケッタ家は、先代のマリオ・インチーザ侯爵がボルゲリの領主ゲラルデスカ家の令嬢と結婚したことで、広大な土地を引き継ぎます。無類のワイン好きであった彼はボルドーワインを好んで飲んでいました。


しかし、第二次世界大戦でフランスからのワインの輸入が滞ります。そこで、1942年にサルヴィアーティ公爵のミリアリーノの畑からカベルネ・ソーヴィニヨンの苗木を手に入れ作付け。自家消費用にワインを造り始めたのがサッシカイアの始まりです。1960年代にはワインが大変な評判を呼び生産を拡大。1970年代になると徐々に世界的な販売を開始しました。


その実力を決定づけたのが、1978年にイギリスの権威あるワイン雑誌、デキャンタが主催するブラインド・テイスティング。33種類のワインが競い合う中、サッシカイアがベスト・カベルネの座を獲得したことで、一躍世界のトップワインへ名乗りを上げたのです。

進化し続ける唯一無二のスーパータスカン

サッシカイアがリリースされた当時、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が85%を超えるワインはイタリアの原産地呼称法上、トスカーナで認められている原産地呼称を名乗ることはできませんでした。しかし、その品質は当時から突出していたため、トスカーナの規定を超越したという意味でスーパータスカンと称され、1980年代には熱狂的なブームが全世界へ広がったのです。


1985年ヴィンテージにはイタリアワインで初めてワイン・アドヴォケイトにて100点を獲得。1994年にはついにボルゲリ・サッシカイアとしてイタリアでは唯一、単独ワイナリーでのDOC昇格を果たしたことからも、まさにサッシカイアは法律さえも変えてしまう程偉大な銘柄と言えます。


近年では、2016年ヴィンテージがワイン・アドヴォケイトにて100点を獲得し、「サッシカイアの2016年ヴィンテージは偉大な1985年ヴィンテージと肩を並べるほど、飛躍的な成果を挙げた。」とコメント。2018年にはワイン・スペクテーター年間トップ100において、サッシカイアが見事世界第1位に輝きました。そして、最新の2019年ヴィンテージはデキャンタにて100点を獲得。ワイン・エンスージアスト2022年TOP100 セラー・セレクションズでは見事第2位になるなど、世界のワインラヴァー達を魅了し続けています。

入り組んだミクロクリマが形成される特異な畑

ワイナリーが位置するボルゲリ地区は、トスカーナの中心にある古都シエナから、真っ直ぐ西へ横断するように進んだ海沿いのエリアに広がります。同じトスカーナにある銘醸地、キャンティとは異なる地中海性の温暖な気候が特徴です。


常に海からの風を受けるため乾燥し、日中は年間を通してさんさんと降り注ぐ陽光のおかげで暖かい一方、夜は冷え込みます。この温度差が、しっかりと酸を備えながら肉厚でジューシーな凝縮した果実を育てるポイント。雨量が少ないため収穫前の雨によって果実が不作となる心配もありません。


そんなボルゲリには、サッシカイアの成功以来イタリアを代表する名門ワイナリーが進出。いずれも有名評価誌において高い評価を獲得するなど、今や高級ワイン生産地としての地位を確固たるものとしています。


その中でも特にテヌータ・サン・グイドが所有する畑は、サッシカイアの名前「サッシ=石、カイア=~な場所」が表す通り、まさにボルドーのメドック地区に似た石ころだらけの場所。砂質や石灰質、粘土質が入り組んでおり、海に近いことによりミネラル分も豊富です。緩やかながら非常に起伏がある地形で、標高200〜300mの斜面もあれば80mほどの平地もあり、入り組んだミクロクリマを形成。ブドウ畑は広い敷地の中に点在し、様々な土壌の中で最適な場所を選んでブドウ樹を植樹。土地に適したブドウ品種を植えることで、洗練されたクオリティーを実現しています。

サッシカイアを栄光へと導いた二人のエノロゴ

故ジャコモ・タキス氏

これほどまでにテヌータ・サン・グイドを世界的地位に押し上げたのは、二人の醸造家(エノロゴ)。その一人は、2016年2月に惜しまれつつも82歳で亡くなった故ジャコモ・タキス氏です。


イタリアの老舗ワイナリー、アンティノリの醸造家であった彼は、60年代からテヌータ・サン・グイドの醸造に関わり、高密度の栽培や低収量での収穫、マロラクティック発酵やオーク樽による熟成など、現代的なイタリアワインの技術を先駆けて導入。その後もティニャネロやソライアを生み出すなど、テヌータ・サン・グイドや他のワイナリーに与えた影響は大きく、スーパータスカンの生みの親といっても過言ではない人物です。

2000年代以降サッシカイアで醸造家を務めたセバスチャーノ・ローザ氏

もう一人の立役者が2000年代以降、テヌータ・サン・グイドで醸造家を務めたセバスチャーノ・ローザ氏です。カリフォルニア大学デイビス校で醸造を学んだ後、カリフォルニアのジョーダン・ワイナリーや、ボルドーのシャトー・ラフィット・ロスチャイルドなどで経験を積み、2002年からワインメーカーとして参画。グイダルベルトをリリースし、より新たなファンを増やしました。

古き良きボルドーとイタリアワインらしい優雅さの融合

テヌータ・サン・グイドの目指すスタイルとは、フィネス、バランス、酸を備えた古き良きボルドーの味わい。それでいて、厳格なボルドーのグラン・ヴァンとはどこか違った、イタリアワインらしい明瞭さと優雅で堂々たる品格を感じることができます。


ワイナリーが手掛けるワインのうち、サッシカイアは言わずと知れたテヌータ・サン・グイドの原点ですが、サッシカイアとは別の顔を持つグイダルベルトは、熟成を待たずしてボルゲリのテロワールや、テヌータ・サン・グイドのスタイルを感じることができるワイン。「より多くの人々に、土地の優位性とワイナリーの存在を知ってもらいたい。」という願いから生まれました。


また、サンジョヴェーゼをブレンドし、“トスカーナのワイン としての特徴を持ったレ・ディフェーゼは、ワイナリーが所有する畑のテロワールが生み出すフィネスやバランスを手軽にお愉しみただけるワインです。


そんなテヌータ・サン・グイドの起源とするサッシカイアと、独自のアイデンティティを持つグイダルベルトという、ボルゲリの土地を異なるスタイルで表現する2本。そして、典型的なトスカーナワインとして生まれたレ・ディフェーゼの3つのワインが、それぞれの役割と個性を持ってテヌータ・サン・グイドを表現しているのです。

サッシカイア珠玉の3銘柄

力強さとエレガンスの完璧な調和。圧倒的存在感を放つ、イタリアワインの至宝。


NEW

サッシカイア

テヌータ・サン・グイド
4.7 (56件)

元祖スーパータスカンであるサッシカイアは、他とは一線を画すスケール感と様々な要素の見事な調和が特徴です。2021年ヴィンテージはワイン・アドヴォケイトにて「非の打ち所のないバランス、素晴らしいフレッシュさがあり、過熟の兆候を全く感じさせない。果実味のバランスが理想的」と称され、デキャンタにおいても「特徴的なフレッシュさと軽やかさとともに、美しい果実味が感じられる。均衡の取れた余韻が長く続き、素晴らしい」とプロが絶賛した優良年。「2064年まで飲み頃が続く」とコメントされるなど、その熟成ポテンシャルに期待が膨らむ圧巻の仕上がりです。

2021

38,500

(税抜価格35,000円)

  • D 99
  • JS 98
  • V 98+
  • WA 100
  • WE 98
  • WS 98
ハーフボトルはこちら≫

ワイナリーの真髄である特異なテロワールを、ボルドースタイルで表現する1本。


NEW

グイダルベルト

テヌータ・サン・グイド
4.3 (86件)
ライトボディ
5
フルボディ

グイダルベルトは「サッシカイアとは異なるアプローチで、より多くの人々にボルゲリの特異なテロワールとテヌータ・サン・グイドの魅力を表現するワイン」というコンセプトのもと誕生したキュヴェ。長い熟成を待たなくても存分に楽しめるように造られており、2022年ヴィンテージはワイン・アドヴォケイトで「果実のフレッシュさと木樽由来の軽いスパイスのニュアンスを通して、かなりエレガントなレベル」、ジェームス・サックリングでは「味わいは非常に洗練されており、クリーミーで歯ごたえのあるタンニンがワイン全体に広がる」と称賛されています。

2022

8,800

(税抜価格8,000円)

  • D 93
  • JS 94
  • WA 94
  • WS 94
ハーフボトルはこちら≫

華やかなサンジョヴェーゼと奥深いカベルネが織りなす、トスカーナワインの入門編。


NEW

レ・ディフェーゼ

テヌータ・サン・グイド
4.1 (71件)
ライトボディ
5
フルボディ

サッシカイアやグイダルベルトと異なり、レ・ディフェーゼにはカベルネ・ソーヴィニヨンにサンジョヴェーゼをブレンド。まさにワイナリーのスタイルと、土地由来の品種だからこそ生まれるイタリアらしさの双方を表現したワインです。2022年ヴィンテージについてデキャンタは「ソフトで滑らかなテクスチャーを伴う、瑞々しいチェリーとブラックベリーでいっぱいの味わい」、ヴィノスは「ふくよかでジューシー、表情豊か。2022年は特に優れた出来」とコメント。このワインを初めて飲まれる方にもおすすめしたい、素晴らしい仕上がりです。

2022

4,950

(税抜価格4,500円)

  • D 92
  • V 92
ハーフボトルはこちら≫
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