SASSICAIA [HALF BOTTLE]
01
2017 375ml[Half]
13,000 Yen (14,300 Yen (Tax included))
130 Points!
サッシカイア史上でも類を見ないエレガンス。 最新2014年ヴィンテージ。
元祖スーパータスカンとして20年以上にも渡り圧倒的な存在感を放ち続ける「イタリアワインの至宝」サッシカイア。今回、ファン待望の最新2014年ヴィンテージが到着しました。 2014年ヴィンテージのトスカーナは、多くの生産者が苦戦した難しい天候であったにも関わらず、サッシカイアはイタリア最高峰としての卓越した手腕を遺憾なく発揮。溢れ出すアロマと豊富な酸を備えた、サッシカイア本来のエレガンスを存分に引き出したヴィンテージに仕上がっています。長期熟成を待たずとも若いうちから愉しめ、更に約15年もの熟成も可能なポテンシャルをもっている愛好家には見逃せないヴィンテージ。確実に入手出来るリリース直後の今入手して、じっくりと時間を掛けてお愉しみください。 ※2014年ヴィンテージからはボトルのデザインが一部変更。ボトルネックに「SASSICAIA」の名前が刻まれる仕様になりました。
20年以上にも渡り圧倒的存在感を放ち続ける「イタリアワインの至宝」。
先代のマリオ・インチーザ侯爵のボルドーワイン好きが高じて、1944年にボルドーのシャトー・ラフィットから持ち込んだカベルネ・ソーヴィニヨンの苗を作付したのがサッシカイアのはじまりです。「サッシ=石、カイア=〜な場所」と名前が表すとおり、その土地はまさにボルドー、メドック地区に似た石ころだらけの畑であり、カベルネ・ソーヴィニヨンに最適の地質でした。1960年代、元々自家消費用のためだけに造られていたワインが大変な評判になり生産を拡大、1970年代になると徐々に世界的な販売を開始しました。その当時、85%を超えるカベルネ・ソーヴィニヨン主体のワインは、ワイン法上、格の高い原産地呼称D.O.C.Gを名乗ることができませんでしたが、サッシカイアはその味わいで1990年代から全世界で熱狂的なブームへ。IGTトスカーナ=テーブルワインという格下の呼称でありながら、卓越した品質を誇ったためスーパータスカンと呼ばれ、賞賛されるようになりました。そこから20年以上、サッシカイアは元祖スーパータスカンとして圧倒的な存在感を放ち、現在までのトスカーナワインやボルドーワインまでにも強烈な影響を与え続けています。
トスカーナにしてトスカーナにあらず、 ボルゲリのテロワール。
サッシカイアが造られているボルゲリ地区はトスカーナ州の中心地シエナから、真っ直ぐ西へ、州を横断するように進んだ海沿いのエリア。南北に細長くひろがったマレンマと呼ばれる地域にあり、同じトスカーナにある銘醸地、キャンティやブルネッロ・ディ・モンタルチーノとは異なる地中海性の温暖な気候が特徴です。 年間を通して温暖で常にさんさんと降り注ぐ陽光のおかげで日中は暖かく、夜は海風の影響で冷え込みます。この温度差が日々ブドウの凝縮感を高めながら、肉厚でジューシーな果実を育てるのです。また雨が少ないため、収穫前の雨によって果実が不作となる心配もあまりなく、キャンティやブルネッロのサンジョヴェーゼよりも、2週間ほど早く収穫ができるのもこのエリアならではの特徴です。 さらに土壌にも特徴があり、もともとは湿地帯だったマレンマの土地は砂質、石灰質、粘土質が入り組んでおり、海に近いことによりミネラル分も豊富。ゆるやかながら起伏があり、日当たり、水はけなどを考え合わせると、とてつもなく入り組んだミクロ・クリマとなります。 実は、サッシカイアのブドウ畑は広い敷地の中に点在しています。それは様々な土壌の中で最適な場所を選んでブドウが植えられているから。このミクロ・クリマが、多様な国際品種の適正も受け止め、トスカーナの他のエリアとは違った自由なワイン造りを実現させています。 そんなサッシカイアの目指すスタイルとは、フィネス、バランス、酸を備えた古き良きボルドーの味わい。それでいて、厳格なボルドーのグラン・ヴァンとはどこか違った、イタリアワインらしい肩の力の抜けた優雅で堂々たる品格を感じることができます。壮大な構造の中に溌剌とした酸、それと同じくらい感じられる果実の甘味と旨みが、力強いタンニンに溶け込み一体となるのです。 リリース当初、イタリアのD.O.C法に則った製法ではなかったため原産地呼称を名乗れなかったサッシカイアですが、自らのワインの味わいでボルゲリが他のエリアとは異なるテロワールの偉大なワイン産地であることを証明し、ボルゲリ・サッシカイアとして、イタリアでは唯一、単独ワイナリーでのD.O.C昇格を果たしました。サッシカイアの後を追うように、ボルゲリには多くの生産者が参入し、いまや高得点を誇るスーパータスカンのメッカとなっています。
濃密な果実のアロマが華やぐ、 サッシカイア本来のエレガンスを体現した2014年。
2014年のボルゲリは、穏やかな気候でブドウはゆっくりと成熟。多くのワイン生産者が苦戦した年でもありますが、サッシカイアでは栽培から細心の注意を払いブドウを観察してケアを行っていたため、良い状態まで成熟。色付きが良く健康的な、いきいきとした酸と高すぎない糖度を備えたブドウを収穫する事が出来ました。 2017年6月にエノテカのスタッフが現地で伺った話によると、こちらの2014年ヴィンテージは、サッシカイア史上においても他のヴィンテージと比較して上品なスタイルに仕上がったとのこと。世界的に有名なワイン評価誌でも高く評価されており、ワインアドヴォケイト誌、ジェームス・サックリング、デキャンタ誌において、いずれも93点を獲得。今注目の高まるワイン商社「Goedhuis & Co」で活躍中のワインディプロマ、チャーリー・ウィンストン氏は「ブドウの生育期間の天候からは想像も出来ない仕上がり。2013年と比較して、より円みを帯びたしなやかなスタイルで、早くから愉しめるヴィンテージである。」と称賛のコメントを寄せています。決して恵まれた天候とは言えない環境の中、テロワールの理解の深さと信念が生み出した、改めてサッシカイアの高いクオリティと手腕が感じられるヴィンテージです。 グラスに注ぐと明るく美しいルビーレッドの色調。カシスやチェリー、ブラックベリー、ラズベリーなどの赤・黒系果実や、ユリなどフローラルの濃密なアロマがしっかりと香り立ちます。その中にオイリーなニュアンスや、スパイスやレザーを思わせる風味など、様々な要素の要素が感じられる複雑で華やかな香りが印象的です。口に含むとレースのように繊細なテクスチャーに、甘やかな果実味、フレッシュなタンニン、豊富な酸が溢れ出します。全ての要素が見事に調和した味わいが、非常に長い余韻の中で幾重にも重なり合う仕上がり。サッシカイア本来の魅力でもある、エレガンス極まるクラシカルなスタイルです。 また、サッシカイアの魅力の1つは飲み頃の長さ。2014年ヴィンテージは、2018年頃から約15年もの熟成ポテンシャルを持っているため、セラーでじっくり熟成させることも可能です。バックヴィンテージが出回ることの少ないイタリアワインを確実に入手出来るのはリリース直後の今!ぜひこの機会に、まとめて買っておくことをお勧めします。
ITALIAN WINE
BOLGHERI
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