ジャック・カシュー・エ・フィス
JACQUES CACHEUX ET FILS

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フランス

フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ヴォーヌ・ロマネ

ジャック・カシュー・エ・フィス / JACQUES CACHEUX ET FILS ワインボトル

銘醸畑ラ・クロワ・ラモーを擁する、ヴォーヌ・ロマネの名手


ヴォーヌ・ロマネに本拠地を置く家族経営ドメーヌのジャック・カシュー・エ・フィス。代表銘柄は何といっても特級畑ロマネ・サン・ヴィヴァンに接する僅か0.6haの一級畑ラ・クロワ・ラモーです。かつて特級畑への昇格を申請されたことがある程の銘醸畑で、現在においても所有するドメーヌは3軒のみ。ワイン・アドヴォケイトにおいても「なぜ愛好家からもっと注目されないのか理解できない」とコメントされるなど、評論家からも称賛を集めています。

初入荷銘柄含む、最新2022年ヴィンテージ8銘柄が一挙入荷!


この度、ジャック・カシューの最新2022年ヴィンテージ8銘柄が入荷いたしました。注目すべきはイギリスのワイン評価誌ジャンシス・ロビンソンにて「力強さがあり、香りが示唆するよりもはるかに期待できる」と称賛されたエシェゾー・グラン・クリュ。その他にも今回が初入荷となるプルミエ・クリュや、ヴォーヌ・ロマネ村の村名区画、また人気のACブルゴーニュもご用意いたしました。完全数量限定の入荷につき、ぜひこの機会をお見逃しなく。

目次

凝縮感があり、熟した果実の風味に富む2022年

ブルゴーニュの2022年ヴィンテージは、華やかなアロマと凝縮感のある果実味を備え、良質な味わいの年となりました。春は霜に見舞われましたが被害は軽く、その後すぐに気温が上がったため、ブドウ樹は急速に成長。夏は猛暑となりましたが、乾燥した気候と適度な降雨があったことにより、果実は順調に成熟しました。この3年間、天候不順によって質が高くも収量が左右されていましたが、多くの生産者が健全なブドウを収穫。量、質ともに安定した素晴らしいヴィンテージです。


ジャック・カシューにおいても同様に、素晴らしいワインが造られました。イギリスのワイン評価サイトであるジャンシス・ロビンソンは、2022年のエシェゾーについて「熟した赤い果実の印象がすぐに伝わり、ドライフルーツも少し感じられる。(中略)口の中では深く噛み応えのある力強さがあり、香りが示唆するよりもはるかに期待できる」 とコメント。ジャック・カシューらしい、満足感のあるリッチなスタイルが巧みに表現された注目ヴィンテージです。

クリマの個性を引き出す、ヴォーヌ・ロマネの名手

ジャック・カシュー・エ・フィスはヴォーヌ・ロマネ村で、70年以上も続く家族経営ドメーヌです。その起源は20世紀初頭、この地でブドウ栽培を始めたフランソワ・ブレ氏の頃まで遡ることができます。


次第にワイン造りも手掛けるようになり、2代目シャルル・ブレ氏の時代にその規模は拡大。1966年にワイナリーは2人の姉妹に受け継がれ 、ジャック・カシュー・エ・フィスとルネ・カシュー・エ・フィスに分かれました。

family
現当主のパトリス氏(右端)、パトリス氏の息子のシャルル氏(左端)

ワイナリーの基礎を築いた前当主ジャック氏は1994年に引退し、現在の当主を務めるのは息子のパトリス氏。2012年からはパトリス氏の息子であるシャルル氏もドメーヌに参画し、共にワインを手掛けています。


区画ごとの特徴や樹齢などを細かに記憶しているというパトリス氏が生み出すワインは、テロワールの異なる個性をそれぞれ引き出した造りが特徴です。村名ヴォーヌ・ロマネだけでも、クリマごとに醸造し計5つの銘柄を生産されています。


その実力はプロのお墨付きでもあり、著名なワイン評論家であるロバート・パーカー氏からも「なぜ愛好家からもっと注目されないのか理解できない」とコメントされ、4ツ星の高評価を獲得しています。

特級畑に比肩する銘醸畑ラ・クロワ・ラモー

ワイナリーではヴォーヌ・ロマネ村を中心に合計6.7haの畑を所有。その中には特級畑であるエシェゾーも含まれていますが、ドメーヌを代表するフラッグシップは一級畑ラ・クロワ・ラモーです。特級畑ロマネ・サン・ヴィヴァンに隣接する0.6ha程の小さい区画で、元々ロマネ・サン・ヴィヴァンの一区画として扱われていました。

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ヴォーヌ・ロマネ村

1930年の格付けで惜しくも特級畑を外れて以来、何度も特級畑への昇格が望まれ、1980年代にはジャック・カシューもラ・クロワ・ラモーの特級畑昇格をINAOに嘆願。その願いは未だ叶いませんが、生産者自身が特級畑の格付けこそが相応しいと考える程、高いポテンシャルを認められている畑なのです。

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ラベルにも描かれているラ・クロワ・ラモーの十字架

現在この畑は3生産者が所有していますが、その中でもジャック・カシューを代表する畑としてブルゴーニュ愛好家に知られています。それを象徴するかのようにドメーヌのワインのラベルには、ヴォーヌ・ロマネ村にある5つの十字架のなかでも一番古いと言われる、ラ・クロワ・ラモーの石垣上の十字架(クロワ)が描かれています。


2022年にはその所有者の一人であるドメーヌ・ニコル・ラマルシュが、ドメーヌ・デュ・コント・リジェ・ベレールへ25年もの長期間に渡りフェルマージュ(賃借)を契約し、改めて注目を集めました。歴史に裏打ちされたポテンシャルの高さは、ワインラヴァーのみならず有名生産者をも惹きつけているのです。

満足感のあるリッチな果実味が魅力のスタイル

ジャック・カシュー・エ・フィスでは、ブドウをリュット・レゾネで栽培。醸造については、ブドウは基本的に収穫後100%除梗し、ステンレスタンクで醸造を行います(※)。その後低温でマセラシオン(醸し)を行い、野生酵母を用いて自然に発酵。出来上がったワインは約17カ月間の樽熟成を行います。

※一級畑オー・ブリュレのみヴィンテージによって、全房を使用することもあります。

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特級畑エシェゾーの一区画

ジャック・カシュー・エ・フィスは比較的新樽の使用率が高く村名で約30%、一級畑と特級畑は100%の新樽を用いた熟成を行いますが、それはワイン自体が樽の風味に負けない凝縮感を備えているからこそ。


またブドウの味わいを細かに表現するため、1950年代のドメーヌの設立以来ワインに濾過処理を施したことは一度もなく、1991年からは清澄処理についても行わないというのも大きな特徴です。

cellar
ワインを熟成するセラー

リッチな果実味を主体とするモダンな造りですが、それぞれのワインは各クリマの特徴が見事に引き出され、バランスの整った優美なスタイル。彼らの入門ワインであるACブルゴーニュや、ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイでもたっぷりとした味わいが感じられ、高い満足度を得ることができます。

今回入荷したおすすめ3銘柄

特級畑ロマネ・サン・ヴィヴァンに匹敵するドメーヌの代表キュヴェ。凝縮した果実味を伴う、繊細かつ華麗な仕上がりの逸品。


NEW
本数限定

ヴォーヌ・ロマネ プルミエ・クリュ ラ・クロワ・ラモー

ジャック・カシュー・エ・フィス

2022

57,200

(税抜価格52,000円)

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「焼け焦げた」という由来の通り、素晴らしい日照条件が揃う一級畑。煮詰めた果実のようなアロマ広がる、濃密かつ緻密な味わい。


NEW
本数限定

ヴォーヌ・ロマネ・プルミエ・クリュ・オー・ブリュレ

ジャック・カシュー・エ・フィス

2022

40,700

(税抜価格37,000円)

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特級畑の斜面下方に位置する、ヴォーヌ・ロマネ村北側の優れた村名区画。力強さとエレガンスが共存したようなスタイル。


2022

17,600

(税抜価格16,000円)

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ジャック・カシューの全ラインナップ

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