テヌータ・サン・グイド
TENUTA SAN GUIDO

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イタリア

イタリア トスカーナ

テヌータ・サン・グイド / TENUTA SAN GUIDO ワインボトル

スーパータスカンの頂点に君臨する「イタリアワインの至宝」


テヌータ・サン・グイドは、元祖スーパータスカンとして圧倒的な存在感を放ち続ける、「イタリアワインの至宝」サッシカイアを手掛けるワイナリー。1978年にイギリスの権威あるワイン雑誌、デキャンタが主催するブラインド・テイスティングにて、サッシカイアがベスト・カベルネの座を獲得。一躍世界のトップワインへ名乗りを上げ、以降ワインラヴァー垂涎の逸品を生み出し続けています。

愛好家待望のサッシカイア最新2022年ヴィンテージが初入荷!


この度、遂にサッシカイアの最新2022年ヴィンテージが初入荷いたしました!2022年は、ジェームス・サックリングにて98点の高評価を獲得し、生産者自身も「多くの時間を要するが、長命である」と語る、長期熟成ポテンシャルを秘めた出来栄えです。合わせてグイダルベルトやレ・ディフェーゼの最新2023年ヴィンテージも同時入荷しております。新着銘柄が一挙に揃うこの機会をお見逃しなく。

目次

生産者が「長命なヴィンテージである」と語る最新2022年

2022年は暑い年となりましたが、ボルゲリ特有の恵まれた微気候により、酸とフレッシュさのバランスが取れた優れたヴィンテージ。生産者は「2022年は多くの時間を要するが、長命なヴィンテージである」と語ります。


春は例年より高めの気温で始まりましたが、突発的な短時間の寒波によりブドウ樹の生長は一時中断。その結果、畑では蕾の自然な選別が行われ、ブドウ樹への負担が軽減し、ブドウの健全な成熟が可能になりました。


夏は非常に暑い日が続きましたが、ボルゲリの微気候と、丘の上に広がる畑の恩恵により、ブドウ樹にストレスの兆候は見受けられず。アルコール度数を抑え、酸とフレッシュさを保持したブドウを得るため、他の生産者よりも早めに収穫を開始しました。


醸造においては、生育期後半の水分ストレスを考慮し、カベルネ・フランのブレンド比率を通常の15%から12%に調整。また、新設された冷蔵倉庫での選果やマセラシオン(醸し)期間の短縮しました。さらに、通常24〜25カ月の樽熟成を23カ月に短縮するなど、各工程に細やかな工夫を実施。その結果、フレッシュさとエレガンスを兼ね備え、かつ長期熟成の可能性を十分に秘めたワインが生み出されました。

イタリアの新時代を切り開き、頂点に君臨し続ける存在

当主のニコロ・インチーザ・デッラ・ロッケッタ氏

イタリアワイン好きなら知らない人はいない、イタリアワインの至宝サッシカイア。トスカーナ州の西寄り地中海に面するボルゲリの地に根付くワイナリー、テヌータ・サン・グイドが生み出したスーパータスカンです。オーナーであるインチーザ・デッラ・ロッケッタ家は、先代のマリオ・インチーザ侯爵がボルゲリの領主ゲラルデスカ家の令嬢と結婚したことで、広大な土地を引き継ぎます。無類のワイン好きであった彼はボルドーワインを好んで飲んでいました。


しかし、第二次世界大戦でフランスからのワインの輸入が滞ります。そこで、1942年にサルヴィアーティ公爵のミリアリーノの畑からカベルネ・ソーヴィニヨンの苗木を手に入れ作付け。自家消費用にワインを造り始めたのがサッシカイアの始まりです。1960年代にはワインが大変な評判を呼び生産を拡大。1970年代になると徐々に世界的な販売を開始しました。


その実力を決定づけたのが、1978年にイギリスの権威あるワイン雑誌、デキャンタが主催するブラインド・テイスティング。33種類のワインが競い合う中、サッシカイアがベスト・カベルネの座を獲得したことで、一躍世界のトップワインへ名乗りを上げたのです。

進化し続ける唯一無二のスーパータスカン

サッシカイアがリリースされた当時、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が85%を超えるワインはイタリアの原産地呼称法上、トスカーナで認められている原産地呼称を名乗ることはできませんでした。しかし、その品質は当時から突出していたため、トスカーナの規定を超越したという意味でスーパータスカンと称され、1980年代には熱狂的なブームが全世界へ広がったのです。


1985年ヴィンテージにはイタリアワインで初めてワイン・アドヴォケイトにて100点を獲得。1994年にはついにボルゲリ・サッシカイアとしてイタリアでは唯一、単独ワイナリーでのDOC昇格を果たしたことからも、まさにサッシカイアは法律さえも変えてしまう程偉大な銘柄と言えます。


近年では、2016年ヴィンテージがワイン・アドヴォケイトにて100点を獲得し、「サッシカイアの2016年ヴィンテージは偉大な1985年ヴィンテージと肩を並べるほど、飛躍的な成果を挙げた。」とコメント。2018年にはワイン・スペクテーター年間トップ100において、サッシカイアが見事世界第1位に輝きました。そして、最新の2019年ヴィンテージはデキャンタにて100点を獲得。ワイン・エンスージアスト2022年TOP100セラー・セレクションズでは見事第2位になるなど、世界のワインラヴァー達を魅了し続けています。

入り組んだミクロクリマが形成される特異な畑

ワイナリーが位置するボルゲリ地区は、トスカーナの中心にある古都シエナから、真っ直ぐ西へ横断するように進んだ海沿いのエリアに広がります。同じトスカーナにある銘醸地、キャンティとは異なる地中海性の温暖な気候が特徴です。


常に海からの風を受けるため乾燥し、日中は年間を通して降り注ぐ陽光のおかげで暖かい一方、夜は冷え込みます。この温度差が、しっかりと酸を備えながら肉厚でジューシーな凝縮した果実を育てるポイント。雨量が少ないため収穫前の雨によって果実が不作となる心配もありません。


そんなボルゲリには、サッシカイアの成功以来イタリアを代表する名門ワイナリーが進出。いずれも有名評価誌において高い評価を獲得するなど、今や高級ワイン生産地としての地位を確固たるものとしています。


その中でも特にテヌータ・サン・グイドが所有する畑は、サッシカイアの名前「サッシ=石、カイア=~な場所」が表す通り、まさにボルドーのメドック地区に似た石ころだらけの場所。砂質や石灰質、粘土質が入り組んでおり、海に近いことによりミネラル分も豊富です。緩やかながら非常に起伏がある地形で、標高200〜300mの斜面もあれば80mほどの平地もあり、入り組んだミクロクリマを形成。ブドウ畑は広い敷地の中に点在し、様々な土壌の中で最適な場所を選んでブドウ樹を植樹。土地に適したブドウ品種を植えることで、洗練されたクオリティーを実現しています。

サッシカイアを栄光へと導いた二人のエノロゴ

故ジャコモ・タキス氏

これほどまでにテヌータ・サン・グイドを世界的地位に押し上げたのは、二人の醸造家(エノロゴ)。その一人は、2016年2月に惜しまれつつも82歳で亡くなった故ジャコモ・タキス氏です。


イタリアの老舗ワイナリー、アンティノリの醸造家であった彼は、60年代からテヌータ・サン・グイドの醸造に関わり、高密度の栽培や低収量での収穫、マロラクティック発酵やオーク樽による熟成など、現代的なイタリアワインの技術を先駆けて導入。その後もティニャネロやソライアを生み出すなど、テヌータ・サン・グイドや他のワイナリーに与えた影響は大きく、スーパータスカンの生みの親といっても過言ではない人物です。

2000年代以降サッシカイアで醸造家を務めたセバスチャーノ・ローザ氏

もう一人の立役者が2000年代以降、テヌータ・サン・グイドで醸造家を務めたセバスチャーノ・ローザ氏です。カリフォルニア大学デイビス校で醸造を学んだ後、カリフォルニアのジョーダン・ワイナリーや、ボルドーのシャトー・ラフィット・ロスチャイルドなどで経験を積み、2002年からワインメーカーとして参画。グイダルベルトをリリースし、より新たなファンを増やしました。

古き良きボルドーとイタリアワインらしい優雅さの融合

テヌータ・サン・グイドの目指すスタイルとは、フィネス、バランス、酸を備えた古き良きボルドーの味わい。それでいて、厳格なボルドーのグラン・ヴァンとはどこか違った、イタリアワインらしい明瞭さと優雅で堂々たる品格を感じることができます。


ワイナリーが手掛けるワインのうち、サッシカイアは言わずと知れたテヌータ・サン・グイドの原点ですが、サッシカイアとは別の顔を持つグイダルベルトは、熟成を待たずしてボルゲリのテロワールや、テヌータ・サン・グイドのスタイルを感じることができるワイン。「より多くの人々に、土地の優位性とワイナリーの存在を知ってもらいたい。」という願いから生まれました。


また、サンジョヴェーゼをブレンドし、“トスカーナのワイン としての特徴を持ったレ・ディフェーゼは、ワイナリーが所有する畑のテロワールが生み出すフィネスやバランスを手軽にお楽しみいただけるワインです。


そんなテヌータ・サン・グイドの起源とするサッシカイアと、独自のアイデンティティを持つグイダルベルトという、ボルゲリの土地を異なるスタイルで表現する2本。そして、典型的なトスカーナワインとして生まれたレ・ディフェーゼの3つのワインが、それぞれの役割と個性を持ってテヌータ・サン・グイドを表現しているのです。

サッシカイア珠玉の3銘柄

力強さとエレガンスの完璧な調和。圧倒的存在感を放つ、イタリアワインの至宝。


2022

41,800

(税抜価格38,000円)

  • WA 97+
  • WS 95
  • JS 98
  • D 97

2022年は、ワイン・アドヴォケイトにて「ポラロイド写真から徐々に浮かび上がる淡い色合いのように、ゆっくりと焦点が合っていくような幸せな進化を既に示している」とコメントされ、デキャンタにて「2022年ヴィンテージは、凝縮感や酸味、垂直的だが現状はタイトに纏まったストラクチャーがあり、ダークホース的なサッシカイアになり得る」と語られる、十分な長期熟成ポテンシャルを秘めた仕上がりです。

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豊かなアロマと優雅さを備え、テヌータ・サン・グイドの美学が表現された1本。


2023

8,800

(税抜価格8,000円)

  • WS 92
  • JS 96
  • V 92
  • D 94
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サンジョヴェーゼ主体で造られる「ワイナリーの魅力を存分に感じさせる逸品」。


2023

4,950

(税抜価格4,500円)

  • JS 90
  • V 91
  • D 92
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