CASTELLO DELLA SALA
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ウンブリア州の霧深い山の上にあるワイナリー、カステッロ・デラ・サラ。イタリア半島で唯一海に面していないウンブリア州で、高い品質のワインを生み出しています。特に、フラッグシップのチェルヴァロ・デラ・サラは、「ガンベロ・ロッソ」において最高評価のトレ・ビッキエリを25回以上受賞しており、長期熟成を前提としたスタイルは「イタリア白ワインの歴史を変えた」と絶賛された名品です。 |
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アンティノリが磨き上げた「ウンブリアの宝石」。 |
カステッロ・デラ・サラは、ウンブリアを代表するワイナリーの1つ。カステッロ・デラ・サラが位置するウンブリア州は、夏は暑く乾燥し、冬は寒く湿気が多いという気候からワイン造りに適した土地「緑のウンブリア」と称されています。ラベルにもデザインされた城と、高さ30mの塔がシンボルです。中世の面影を残すこの建物は、1300年代から近郊のオルヴィエートの街を統治してきたモナルデスキー家によって建設され、その土地と建物を1940年にアンティノリが購入し、ワイン造りを始めました。 |
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1980年代以前のイタリアでは白ワインを長期熟成するという概念はなく、すぐに飲めるフレッシュな白ワインが主流でした。当時すでに、トスカーナの赤ワインビジネスでは成功を収めていたアンティノリでしたが、イタリアを代表する白ワインも造りたいとの情熱のもと、ピエロ・アンティノリ氏は長期熟成タイプの白ワインを生み出そうと考えます。ワインメイキングを担当していたレンゾ・コンタレッラ氏と共にブルゴーニュきっての白ワインの銘醸地モンラッシェを訪れ、偉大な白ワインが造られる背景を研究。帰国後、様々な試行錯誤を経て、1987年にチェルヴァロ・デラ・サラをリリースしました。 |
古城にしつらえた最新設備。 |
中世の面影を残すカステッロ・デラ・サラ城は、1300年代から近郊のオルヴィエートの街を統治してきたモナルデスキー家のアンジェロ氏によって1350年に建てられました。ワイナリーの建物自体は歴史を感じさせますが、醸造設備は時代に合わせて改良されています。 |
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また、2010年から一新された醸造設備はグラヴィティー・システムを採用し、醸造工程が進むほど地下に行くという、自然の法則にしたがった最新のエコシステムが整えられています。一方で、熟成はお城の30m下に位置する14世紀からその形を残す地下貯蔵庫行われており、新旧が見事に融合したワイナリーであると言えます。 |
カステッロ・デラ・サラが造り上げる |
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モンラッシェを意識し、長期熟成できるシャルドネを目指した 2017年 チェルヴァロ・デラ・サラ 7,000円(税抜) この商品はこちら≫ |
チェルヴァロ・デラ・サラは、イタリアを代表する白ワインの1つ。1987年にリリースされ、当時レッシュな白ワインが主流な中、ブルゴーニュきっての白ワインの銘醸地モンラッシェを訪れて、偉大な白ワインが造られる背景を研究し、試行錯誤の末に造られた逸品です。 |
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イタリア最高峰の白ワインのエッセンスを手頃に堪能できる 2018年 ブラミート 3,000円(税抜) この商品はこちら≫ |
フラッグシップワイン、チェルヴァロ・デラ・サラの弟分的存在。スキンコンタクトしながらの低温浸漬はチェルヴァロ・デラ・サラと同じ。熟成にはオーク樽とステンレスタンクを併用。軽やかでチャーミングな印象に仕上げています。 |
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豊潤さと爽やかさのグッドバランス。 2018年 サン・ジョヴァンニ・デラ・サラ 2,800円(税抜) この商品はこちら≫ |
ウンブリアを代表する土着品種を含む4種類のブドウをブレンドした白ワイン。1ha当たりのブドウの収穫量を低く抑え、糖度やエキス分が平均よりも少し高い状態で収穫されます。 |
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ブドウの特徴を最大限に生かした、 2018年 コンテ・デラ・ヴィペラ 3,800円(税抜) この商品はこちら≫ |
こちらはソーヴィニヨン・ブランとセミヨンをブレンドした、いわばボルドー・ブランのようなスタイルの白ワイン。果汁は16度のステンレスタンクで発酵後、マロラクティック発酵を避け、ソーヴィニヨン・ブラン独自のアロマと特徴を残すために10度という低い温度に保たれます。 |