ワインは本当に太りやすいの?ワインのカロリーや太らない飲み方を知ろう

ワインカロリー

近年のブームも手伝って、ワインが日本でも身近なアルコール飲料として親しまれるようになりました。そのワインブーム時に赤ワインの中に含まれる成分として、注目を浴びたのが、ポリフェノールと呼ばれる成分です。

ワインにはポリフェノールが豊富に含まれているため、生活習慣予防になると注目を浴びていました。また、ダイエットに効果的な成分も含まれていると噂されていたり…。

そこで、今回はワインのカロリーについてご紹介しつつ、太りにくいワインの飲み方についてもポイントをチェックしていきます。

ワインのカロリーは100mlあたり約75kcal

ワインボトル

非発泡の赤ワインと白ワインのカロリーは、1杯100mlあたり約75kcalです。もちろん、ワインによってアルコール度数や糖分量が若干異なるため、アルコール度数や糖分量が高いほど高カロリーになります。

低糖なジュースを使用したらそれぞれ約60kcl前後となります。

貴腐ワインやアイスワイン、ポートワインなどのデザートワインは糖分を多く含むのでカロリーが高くなりがちです。 また、ロゼワインで甘めに作られているものは少し高めの約80kcal。シャンパンなどのスパークリングワインは残糖量にもよりますが、多く流通しているブリュット(やや辛口~辛口)で約100kcal程度です。

こうして見ると「ワインボトル1本(750ml)で500kclもあるの!?」と驚かれるかもしれませんが、100mlのカロリーはビールが約40kcal、日本酒が約103kcal、焼酎が約163kaclとなっており、ワインのカロリーが特別に高いというわけではありません。

糖質は、100mlに対して赤ワインが1.5g、白ワインが2.0g、と日本酒の4.1gに比べて低く、食品全体として見てもシイタケとほぼ同等の数値で低めです。

1日に多くても2杯くらいに留めたい?

ワイングラス

ボトルを1本開けたときのカロリーの目安は、赤ワインと白ワインの場合は約563kcal、ロゼワインの場合は約600kcalです。

1日のアルコール摂取は200kcalまでが適量と言われているので、1日2杯くらいがいいでしょう。

ホットワインになると、フルーツやはちみつが使われていることが多いので、100mlあたり170kcalくらいです。

また、ワインをベースにしたカクテルで低カロリーなものは、白ワインとソーダを混ぜて作るスプリッツァー、赤ワインとコーラで作るカリモーチョ、スパークリングワインとオレンジジュースを混ぜるミモザなどで、それぞれ約50kcal前後です。

ワインの分量が減る分カロリーも低くなりますが、もちろん、カクテルにシロップやミルク、他のリキュールを使用するとカロリーも高くなるので注意が必要です。

アルコールが太ると言われる原因は食事に!

ワインとチーズ

他のアルコールに比べて、特にカロリーや糖質が高いわけではないワインがなぜ太ると言われているのでしょうか?

まず一つ目は、かつて日本では辛口ワインよりも甘口ワインのほうが主流だったことが挙げられます。近年のワインブームで辛口が主流となっていますが、昔は甘口ワインが主流だったので、甘口=カロリー高めという意識が植えつけられたと考えられます。

二つ目は、ワインの場合、一緒に食べる食事やおつまみが高カロリーであることが挙げられます。

ワインに合うおつまみの代表格と言えばチーズやハム。また、ペアリングやマリアージュでは、フレンチやイタリアンなどの洋食が多く挙げられています。これらはバターや油、クリームやチーズなどの乳製品を使用して作られることが多く、和食に比べてカロリーが高く脂質も多く含まれるために太りやすい食事だと言えます。

また、ワインには他のアルコール同様に食欲を増進させる効果があります。ワインを楽しむときは、つい普段の食事より食べ過ぎてしまっているのかもしれませんね。

ワインは脂肪をためない!?

ワインと食事

ワインは太りやすいというイメージの一方で、「ワインには血糖値を下げる働きがある」というエビデンスがあるのはご存知ですか?

アルコールは肝臓内にあるグリコーゲンをブドウ糖に分解する作用を促進します。そのため、アルコール自体には血糖値を上昇させる力はないとされていますが、一時的に血糖値が上がってしまうのです。さらに、お酒と一緒に摂取する食物が血糖値を上昇させ、体内では血糖値を下げるために膵臓からインシュリンが分泌されます。

インシュリンが正常に分泌されることは全身に糖を送るためにも必要ですが、実は脂肪を分解するホルモンの働きを阻害するという役割もあるため、「脂肪を体にためる」働きをしてしまうのです。

インシュリンは、炭水化物含む糖分の摂取量や摂取速度に比例して多く分泌されるという性質があり、分泌量が多いほどたまっていく脂肪の量も増えていきます。

そのため、パンやビールは摂取後に血糖値が急上昇するため肥満の原因になりえますが、ワインは緩やかに血糖値を下げる傾向にあり、インシュリンの分泌量もほとんど増えないというエビデンスもあるためにダイエットには向いたお酒だと言えます。

単純にカロリーとして見るよりも、のちのちの体脂肪率やボディーラインに影響するかどうかという観点で見たときには「ワインは他のお酒に比べて太りづらい」と言えるかもしれませんね。

また食事の際は、最初に野菜などの低糖質低カロリーのものを食べてからワインやメインディッシュ、炭水化物を食べるよう心がけると、体内への糖類の吸収速度が抑えられてダイエットにもつながります。

まとめ

美容や健康に良いとされるワインの摂取量は、1日グラス2杯程度だと言われています。合わせる食事もほどほどにすれば、他のお酒に比べてそれほど神経質にならなくても良いでしょう。

お酒は楽しい時間を演出してくれる心強いパートナーです。

ダイエットを頑張っている人も、「自分へのご褒美」としてステキなワインを開けることに罪悪感がないのでは?ぜひ、ステキなひとときをワインとともに楽しんでみてくださいね。