バスクの美食とカタルーニャのワインを楽しむディナー開催!

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レポート
公開日 : 2018.10.26
更新日 : 2019.4.16
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ワインボトル
10月19日(金)、バスク料理で注目を集めるレストラン、エネコ東京にてスペインワインの名門、トーレスのワインを楽しむ「バスクの美食とカタルーニャのワインを楽しむディナー」が開催され、40名を超えるゲストが来場し、大いに盛り上がりました。
今回はそのディナーの模様をレポートいたします!
エネコ外観
エネコ東京は、伝統的なバスク料理を新しい素材や調理技法で独創的に表現し、 レストラン「アスルメンディ」を国内最年少でミシュラン三つ星へと導いたシェフ、エネコ・アチャ氏が手がけるレストラン。
当時、最年少でミシュランの三つ星を獲得したエネコ氏が手がけるアスルメンディは「世界のベストレストラン50」にランクインするほか、エリートトラベラー誌の「世界のTOP100レストラン」2017年で1位を獲得。世界中の注目を集めています。
目次

ピクニックでアペリティフタイムがスタート

トーレスアジアマネージャー
まずはアペリティフ(食前酒)として、トーレスが昨年リリースしたばかりのスパークリングワイン、ヴァルドン・ケネットが振る舞われました。そして今回のゲストである、トーレス社のアジア・パシフィック・ジェネラル・マネージャーであるアルベルト・フェルナンデス氏が乾杯のあいさつを行いました。
「私はプロのソムリエではありません。そしてマスター・オブ・ワインでも、マスター・ソムリエでもありません。ただのMCです。
あ、MCは“More Cabernet !(カベルネをもっとくれ!)”の略です(笑)私はカベルネが大好きなんです!
本日はぜひスペインの現代的な料理と、トーレスのワインを実際にお楽しみいただき、その魅力を感じていただければ幸いです。」とあいさつ。
会場はアルベルト氏のカベルネネタに沸きながら、和やかに会がスタートしました。
ピクニック
運ばれたバスケットには一口サイズのかわいらしいフィンガーフードが並んでおり、ゲストの皆さんはスパークリングワインを飲みながら、リラックスした気分でピクニックを楽しんでいらっしゃいました。

オバマ大統領も飲んだ?! 歴史的場面を飾った白ワイン

ミルマンダ
ピクニックが終わると、ゲスト達は2階のディナー会場に移動してディナーがスタートしました。1本目のワインはトーレスが誇る白ワインのトップキュヴェ、ミルマンダ
アルベルト氏は「シャルドネをフレンチオークで熟成させたブルゴーニュスタイルの白ワインです。スペインのクリスティーナ王女のロイヤルウエディングで振る舞われたことで知られていますが、実は2016年にオバマ前アメリカ大統領がキューバを訪れた時に晩さん会で振る舞われたワインでもあります。ぜひ大切な方と楽しんでいただきたい白ワインです。」と説明。
こちらはエネコのスペシャリテ、有機卵とトリュフに合わせて供されましたが、トリュフが注入された薫り高い卵黄の豊かな味わいを、リッチなシャルドネが引き立てます。
さらに歴史的な場面を飾ったワインだということに、会場からも驚きの声が上がりました。
海老のトマトジュレ
ミルマンダに合わせて供された「海老 トマトのジュレ 生姜のグラニテ」
今回の料理は全て、事前にエネコ東京のシェフにワインを試飲していただいた上で組立てていただいた特別メニュー。次々と繰り出される創意溢れる料理とワインの相性は言うまでもなく、次々とゲストのグラスが空になっていきます。

五大シャトーに勝った!トーレスのフラッグシップ

そしてメイン料理“鳩 デュクセル 燻製にした栗のピルピル”に合わせて供されたのがこちらのマス・ラ・プラナ(2012年と2006年)。
「こちらのマス・ラ・プラナは、1979年にブラインドテイスティングでボルドーの五大シャトー、オー・ブリオンやラトゥールに勝ったスペインワインです!
フランスのカベルネとスペインのカベルネの違いは、フランスのカベルネには青っぽい感じ、清涼感がありますが、スペインのカベルネはイチヂクのようなフルーティさが全面に出ているところです。そしてスペイン産カベルネの最大の特徴は、すぐ飲んでもおいしいし、何年か寝かせてもおいしいところです。」とアルベルト氏。
今回ゲストの皆さんには、最新の2012年と熟成した2006年のマグナムボトル(1,500ml)を飲み比べでお楽しみいただきました。ブラックベリーやオリーヴ、タバコなどが香るパワフルな2012年と比べ、2006年はドライイチヂクやジャムのような甘く芳醇な香りがグラスから溢れます。
トーレスはスペインでいち早く国際品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンを栽培し、世界的名声を得た先駆者。そのフラッグシップらしい風格溢れる味わいに、多くのゲストが酔いしれていました。
ワインサーヴ様子
ディナーの最後にはトーレスが造るデザートワイン、フロラリス・モスカテル・オロも振る舞われ、ゲストの方々はその甘美な余韻にうっとり・・。
スペインの美食とワインを楽しむ夜は、長い長い余韻と共に更けていきました。
 
トーレス特集はこちら >
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