こんにちは、金沢・香林坊大和店の三矢です。
年の瀬が近づき慌ただしい時候ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今年も終わると思うと、ふと1年を振り返ってみたり、来年はこんなことがしたいなぁと思いを馳せたりすることもあるのではないでしょうか。私も今年出来たこと、出来なかったことを思い出したり、反省したりしていますが、1年の締めくくりに、そして来年への助走として「これを飲みたい!」と思うワインがあります。
それが「モンテス・アウター・リミッツ サンソー」という赤ワインです。
我らがモンテスが挑戦して造り上げる、アウター・リミッツシリーズ。その中でも昨年登場したこちらのサンソーは一際「挑戦」を感じさせられるワインで、私を含む店舗スタッフ一同は、ますますモンテスファンになってしまいました。
赤いバラ、木いちごやブルーベリーを思わせるフルーティなスタイル。控えめなタンニンと引き締まった酸味のおかげで、とてもエレガントに仕上がっています。
まずは軽く冷やして楽しんで頂きたいです。冷えた状態ではよりフレッシュさが楽しめるので、サラダやパテ、生ハムのような冷菜などと合わせて頂き、徐々に温度が上がってくる頃合いにはメイン料理と合わせてみてください。
先程はフレッシュだったベリー感が、ジャムのようなジューシーな果実味に。木樽熟成由来のややスモーキーで甘やかなニュアンスもでてきます。
マイルドで旨みのある料理はワインのフレッシュさを抑え、お互いの旨味を引き出すベストコンビ。ハッシュドビーフや煮込みハンバーグ、ミートローフのほか、ターキーレッグやチキングリルなどクリスマスメニューにもぴったりです。
私は大好物のブリ、特にブリしゃぶと合わせていただきます。旬の寒ブリは旨みたっぷりで、昆布出汁でいただくと繊細な味わいが際立ちます。フルーティながら上品な旨みあるこちらのワインとは似た者同士でもあり、それぞれの旨みをしっかり楽しませてくれるので、ついつい食べ飲み過ぎてしまいます。
既にプレミアムチリワインの生産者として世界的な地位を築いているにも関わらず、厳しい土地でワイン造りを行うチャレンジ精神には、心から尊敬の念を抱かずにはいられません。
「私もチャレンジしてみよう!立ち止まってはいられない!」と心を奮い立たせてくれる1本であり、年末にさしかかる今はこのワインと一緒に、今年のチャレンジを振り返って反省したり、また来年もチャレンジするぞ!と意気込んだりしています。
このワインとの出会いのような、感覚や考えを揺さぶられる体験は何にも代えがたく、だからワインがやめられない…!人やワインとの出会いは一期一会、大切にしていきたいですね。
どうぞ皆さまもワインと共に、素敵な年末をお過ごしください。そして来年も素敵なワインとの出会いがありますように。
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