【スタッフが語る】ワインの面白さに気付かせてくれたボジョレー・ヌーヴォー
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2021年のボジョレー・ヌーヴォーの解禁まで残り数日となりました。
秋の新酒の解禁がより一層楽しみになるよう、そしてボジョレー・ヌーヴォーの魅力を存分に知っていただくために、エノテカスタッフのボジョレー・ヌーヴォーへの想いをお伝えします。
今回はボジョレー・ヌーヴォーを飲んだことをきっかけにエノテカ入社を決めたという佐野プレミアム・アウトレット店の中村さんにお話を伺いました。
ボジョレー・ヌーヴォーって面白い
―中村さんにとってボジョレー・ヌーヴォーはどんな存在ですか?
ボジョレー・ヌーヴォーに出会ってなければ私はワインの仕事をしていないので、自分の視野を広げてくれた存在です。
「ワインって堅苦しいもの」という固定概念があったのですが、それを取っ払ってワインに興味を持たせてくれました。
―ボジョレー・ヌーヴォーを初めて飲んだのはいつ頃ですか?
2016年です。
その頃はホテルで働いていて、フロント業務をしていました。毎年ボジョレー・ヌーヴォー解禁パーティーが開かれていて、そこのスタッフが足りないということでお手伝いをしたことがあったんです。
そのお礼としてボジョレー・ヌーヴォーを2、3本いただき飲んだのが初めてでした。
―初めて飲んでみていかがでしたか?
正直それまではワインに良いイメージを持っておらず、渋くて飲みにくいものと思っていました。なのでボジョレー・ヌーヴォーのイチゴのような香り、すごくフルーティーで飲みやすいことにまず驚きましたね。
あとは、同じ「ボジョレー・ヌーヴォー」でも生産者によって味わいが違うというところもびっくりしました。
ボジョレー・ヌーヴォーって美味しい!面白い!と思い、これまで思っていたワインのイメージが一気に覆りました。
そこからいろいろなワインを飲み始め、気付けばワインにハマっていました。
―それからエノテカに入社したということですね。
「ワインを仕事にしたい」という気持ちが強くなった時に、佐野プレミアム・アウトレットにエノテカがオープンするというのを聞いたので運命を感じました(笑)
ボジョレー・ヌーヴォーに出会っていなければ今私はここにいないと思いますし、今でもワインに苦手意識があったと思います。
そんな方でも楽しめるのがボジョレー・ヌーヴォーの魅力ですし、ワイン初心者の方にこそ飲んでほしいワインです。
1年に1回のご褒美ペアリング
―ボジョレー・ヌーヴォーは毎年飲まれますか?
もちろんです!純粋に味わいが好きというのと思い入れのあるワインだからという理由もありますし、ボジョレーもブルゴーニュ地方なので、その年がどういう出来かをいち早く知るためにも飲みますね。
ブルゴーニュは好きな生産地のワインでもありますし、毎年の解禁が楽しみです。
―毎年決まって購入する1本はありますか?
タイユヴァンのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー ヴィエイユ・ヴィーニュとアンリ・フェッシのスウィート・バブルス・ヌーヴォーは必ず買います。
特にスウィート・バブルス・ヌーヴォーがお気に入りです。初めて飲んだ時はその甘さと弾ける泡に驚きました!
甘口のワインってあまり飲まないんですが、これだけは特別です。毎年イチゴのショートケーキと合わせていて、すごく美味しいんですよ!
ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日は、普段買わないようなちょっと良いショートケーキを買って帰ってご褒美時間を設けています。1年に1度の贅沢ですね。
―他におすすめのペアリングはありますか?
タイユヴァンのボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー ヴィエイユ・ヴィーニュは他のボジョレー・ヌーヴォーに比べて濃いので、濃いめの味付けのものでもよく合います。
甘辛いタレを使ったもの、例えば焼き鳥のタレとか。あとはお好み焼きに合わせても負けずにマッチすると思います。
まとめ
ボジョレー・ヌーヴォーをきっかけにワインにハマった中村さん。
生産者によって味わいが異なることもワインにハマる要素だったようで、毎年決まった2本と合わせて、気になる生産者を1本購入し飲み比べているそうです。
2021年はどんなボジョレー・ヌーヴォーに仕上がっているのか、解禁日まで待ち遠しいですね。生産者での味わいの違いを知るともっと楽しいかもしれません。