旬を食卓に!秋の味覚を使ったワインに合うおつまみ

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ワインに合うレシピ
公開日 : 2021.10.4
更新日 : 2021.10.22
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秋の食卓

朝、窓を開けた時の風が心地良い…秋らしさを肌で感じるようになってきました。

実りの秋は、旬を迎える食材が多く出回る特別の季節です。

水分を多く含んだ色鮮やかな夏野菜から、体力回復に必要な栄養素をたっぷり含み、深い旨味を味わう食材が中心になる季節。

ワインもスッキリ爽やかフレッシュなタイプから、コクのあるタイプに衣替え。秋はボリューム感のあるワインを楽しむ季節です。

今回は、秋の味覚を味わうお料理レシピ3選と、合せて楽しみたい秋ワインのペアリングをご紹介します。

目次

柿とカリカリ豚の春菊サラダ

柿を使ったおつまみ_工程

和のハーブ春菊をベースに、柿のやわらかな甘み、下味をつけたカリカリの豚肉をあわせ、旬を味わう秋サラダ。

生の春菊は葉がやわらかく、独特の苦味も少ないのでサラダにピッタリです。

【材料 2人分】


柿を使ったおつまみ_材料


豚肉バラ薄切り 150g
柿 1/2個
春菊 1/2袋(約75g)
くるみ 10g
A醤油 小さじ2
Aおろしニンニク 小さじ1
片栗粉 大さじ4
油 大さじ4
Bオリーブオイル 大さじ2
Bレモン 小さじ2
B塩 小さじ1/5


【作り方】

1.春菊は葉先を摘み、生食に向かない硬い茎を取り除く。柿は皮をむいてくし切りに、くるみはローストタイプを選び手で割る。

柿を使ったおつまみ_工程


2.豚肉をひとくち大にカット。Aを軽くもみ、片栗粉をまぶす。
※ポリ袋を使うと便利

柿を使ったおつまみ_工程


3.油を中温に熱して2を加え、時々混ぜながら5~6分。表面がカリッとするまで揚げ焼きにし、ペーパーにとって余計な油を落とす。

柿を使ったおつまみ_工程


4.器に1、3を盛り付ける。Bを混ぜ合せて添え、テーブルで全体にまわしかける。

柿を使ったおつまみ

ハーブやグリーンのニュアンスが強い料理には、ジューシーなグレープフルーツに軽やかな白ワインが定番ですが、秋味を堪能するならフルーツは柿や洋梨にチェンジ。ワインもエレガントでドライなロゼワインがおすすめです。

しっとりゆっくり味わいながら飲みたい、可憐なニュアンスと、グッとしまった力強さを併せ持つワインを。

ロゼと豚肉という間違いなしの組合せに、ニンニクの風味とワインのほど良い酸味とタンニンが融合し、ほんのりエスニックな空気が漂います。柿の柔らかな甘みが全体を和らげ、心地良い余韻へ導いてくれます。

鮭とじゃがいものクリームグラタン

鮭を使ったおつまみ

バターで鮭をソテーして、残った旨味で作る絶品クリームソースがポイント。フォークとグラスを交互に止まらない、ワインがあっという間に消えるペアリングです。

【材料 2人分】


鮭を使ったおつまみ_材料


鮭の切り身 2枚
ジャガイモ 小1個(5mm厚のイチョウ切り)
タマネギ 1/2個(5mm厚のイチョウ切り)
小麦粉 大さじ2
バター 20g
A牛乳 200ml
A塩 小さじ1/2
ピザ用チーズ 50g


【作り方】

1.バターを中火で溶かし、食べやすい大きさにカットした鮭を加える。途中裏返して5~6分ソテーし、取り出す。

鮭を使ったおつまみ_工程


2.残ったオイルにジャガイモ、タマネギを加え、中火で5分ほど炒める。


3.しんなりしたら火を止め、小麦粉を混ぜる。均一なったら牛乳を加え、弱火にかけながら1~2分混ぜる。


鮭を使ったおつまみ_工程


4.とろみがついたら塩で調味。ここで白ワインを大さじ1ほど加え風味付けすると更にランクアップ!


5.耐熱皿に盛って1とチーズを散らし、トースターで10分ほど焼く。

鮭を使ったおつまみ_工程


鮭を使ったおつまみ

「魚介料理には白ワイン、お肉料理には赤ワイン」というざっくりしたセオリー通り、ここは白ワインをチョイス。

コクのあるクリームソースの料理に合せるなら、ワインも爽やかな柑橘系よりコクのある濃厚な白ワインがピッタリです。

ソースのクリーミーな味わいと焼けたチーズの香ばしさに、ワインのクリーミーな質感、ナッツやトーストのような甘さと香ばしい風味が相乗効果となり、とってもリッチな味わいがふわふわ広がります。

きのことスペアリブのトマト鍋

きのこを使ったおつまみ

スペアリブの出汁をしっかりきかせた、ワインコンシャスなトマト鍋。

フォカッチャのような、シンプルで柔らかなパンを添えて。〆のリゾットもおすすめです!

【材料 2人分】

きのこを使ったおつまみ_材料

スペアリブ 400g
キャベツ 1/4個300g
しめじ 50g
Aカットトマト缶 400g
A水 800cc
A塩 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1


【作り方】

1.キャベツは芯を残してくし切りにする。オリーブオイルを熱し、断面に軽く焼き色をつけて一旦取り出す。

きのこを使ったおつまみ_工程

2.残ったオイルにスペアリブを加える。強火で4~5分、時々返しながら表面に焼き色をつける。

きのこを使ったおつまみ_工程

3.Aを加え、沸騰したら表面に浮いてきたアクをすくう。蓋をして弱火で20分ほどコトコト煮る。

きのこを使ったおつまみ_工程

4.1としめじを加えてテーブルに出し、中火で煮ながらいただく。お好みで、仕上げに粗びき黒コショウをふると更にランクアップ!

きのこを使ったおつまみ

主役を骨つき肉にすることで、トマトの爽やかさより出汁の旨味が印象的な味わい鍋。

合せるワインは、果実味と酸味のバランスが良いミディアムボディの赤ワイン。飲み口は爽やかだけど、旨味と深みのある味わいワインがよく合います。

これはまさに、爽やかさとやさしい旨味の絶妙なコンビネーション。お料理とワイン、味わいの広がり方がとてもよく似ています。

〆のリゾットまで、ワインがすすむペアリングに。交互に口に運ぶうちに、ワインに潜むきのこのニュアンスがフッと顔を出す瞬間も楽しめます。

まとめ

ゆったりのんびり、食の豊かさを楽しむ秋。今年はこの秋ペアリングでさらに優雅なひとときを味わってみてください。

部屋の灯りを少し落とし、いつもよりゆったりした音楽を流してみるのもいいですね。部屋中の窓を開け、風を感じながら秋の夜長を存分に堪能しましょう。

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