【今日のワイン】アメリカに行くなら必ず訪れたい! 「サンタ・リタ・ヒルズ ピノ・ノワール」
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カリフォルニアワインのスター産地といえば、やはりナパやソノマではないでしょうか。これからご紹介するワインが造られているのは、サンタ・リタ・ヒルズという産地です。
ナパからカリフォルニアの広大な大地を南下し、車を走らせること5時間超、約550km。その距離は、東京からだとちょうど私の地元である福井くらい、福岡からだと神戸あたりまで行くことができます。
かなり南に位置するサンタ・リタ・ヒルズですが、北アメリカで唯一東西に延びる谷があり、太平洋の寒流から吹き込む冷たい風がダイレクトに当たります。カリフォルニアの中でも、南に位置するピノ・ノワールの銘醸地として知られています。
カリフォルニアを中心にピノ・ノワールのみを造る生産者シデューリですが、「サンタ・リタ・ヒルズ ピノ・ノワール」は、そのシデューリが持つ最南端の産地で造られているワインです。
外観は輝くルビーレッド。香りはラズベリーのような赤系果実を中心にして、ブラックベリーのような黒系果実も感じられます。この果実感には、どことなくワイルドな印象があり、できるだけ人の手を加えないという自然な造りが伺えます。
心地の良いタンニン、しっとりとした土やそこに茂るラベンダー、スッと鼻に抜けるスパイスなど、幾層にもなるゴージャスな味わいは、充実した満足感へと導いてくれます。
このワインを飲んで、サンタ・リタ・ヒルズという産地が生み出す香りや味わいに本当に魅了されてしまいました。
4年前の2017年、プライベートでアメリカを旅行したことがありました。
サンフランシスコやヨセミテ国立公園、グランドキャニオンにラスベガス!と、定番の観光名所を訪れたのですが、残念ながら大きな山火事のあった直後で、ナパ・ヴァレーなどのワインツーリズムを楽しむことはできず。
海外旅行に行けるようになったあかつきには、ナパ・ヴァレーのリベンジももちろん果たしたいのですが、今回魅了されたサンタ・リタ・ヒルズにもぜひ足を運びたいと思っています!
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