あのひとの特別な日に飲む「ハレ」ワイン。日常に馴染む「ケ」ワイン。ワイン好きで知られるあのひとにそれぞれのワインと楽しみ方を語ってもらいました。
俳優。千葉県出身。2008年 主演映画「GOTH」にてスクリーンデビュー。2012年 主演映画「ライク・サムワン・イン・ラブ」がカンヌ映画祭コンペティション部門にノミネートされ注目を集める。2014年には、NHK連続テレビ小説「花子とアン」にてヒロインの親友役を好演し人気を博す。以降、大河ドラマ「西郷どん」、月9「PICU 小児集中治療室」、日曜劇場「VIVANT」などの話題作に出演。近作は大河ドラマ「べらぼう 蔦重栄華乃夢噺」、テレビ朝日「ムサシノ輪舞曲」等。26年舞台「シャープさんフラットさん」へ出演予定。
好きな飲み物は?と聞かれたら、迷いなく「ワインです」と答えます。
元々お酒は好きですが、その中でも大好きなのがワイン。味わいはもちろん、香りの中にも物語が詰まっていて、とてもロマンチックなお酒だと思っています。
美味しいご飯と一緒にワインを飲む時間は、私にとって最高の幸せです。
「ケワイン」
ワインの中でも特にブルゴーニュのワインが大好き。フレンチやイタリアンはもちろん、繊細な日本食にまでマリアージュするブルゴーニュの白ワインの魅力にすっかり夢中になりました。シャルドネというニュートラルなブドウが、テロワールや造り手によって全く違う味わいに仕上がる面白さ。ヴィンテージの気候を調べたり、生産者ごとのスタイルを飲み比べたりしているうちに、〝ブルゴーニュ沼〟から抜け出せなくなっていました(笑)日常ではブルゴーニュ・ブランを飲んで、生産者の個性の違いを楽しんでいます。
ワインをあまり飲んだことがない人には、エティエンヌ・ソゼのブルゴーニュ・ブランを勧めています。酸のバランスがよく華やかな1本。気に入ってもらえたら「次はピュリニー・モンラッシェを飲んでみない?」「じゃあ今度は畑違いで飲み比べてみよう」と、畑の地図を見ながらワインの布教活動をしています(笑)
そんなワインの魅力は、みんなで共有できること。美味しいワインを見つけたら、「一緒に飲もう!」と友人に連絡してみたり、ワインを飲みながらワインの話をする時間が大好きです。友人たちと一人1本持ち寄って開くワイン会も私の日常の楽しみのひとつ。選んだワインが喜ばれるか毎回ドキドキし、場所や雰囲気に合わせて何を持って行こうか考える時間も幸せ。熟成した古いワインが期待以上の味わいだった時には、宝くじが当たったかのようにみんなで喜んでしまいます。
「ハレワイン」
作品がクランクアップするたびに、自分へのご褒美として特別なワインを開けています。数年前までは毎回、六本木ヒルズのワインショップ・エノテカでボノー・デュ・マルトレイのコルトン・シャルルマーニュ※を購入し、1本独り占めして飲む時間が私にとって最高の贅沢でした。今は価格も上がってしまい毎回とはいきませんが、クランクアップのご褒美ワインは変わらずモチベーションのひとつです。
白ワインばかり飲んでいた私の価値観を覆したのが、2017年のアルマン・ルソーのシャルム・シャンベルタン。こんなにも華やかでエレガントな赤ワインがあるのか!と感動したのを今でも覚えています。飲み込んだ後も余韻が長く続き、心が満たされるような幸福感。そこからすっかり赤ワインにもハマってしまいました。
特別な時に特別なワインを開ける。そんな楽しみも大切に、これからも大好きなワインを飲み続けていきたいと思っています。
『エノテカタイムス』は全国のワインショップ・エノテカにて配布中です。ぜひお手に取ってご覧ください。 ※一部対象外の店舗がございます。 ※数に限りがございます。期間中でも配布が終了している場合がございます、予めご了承ください。