【ツレヅレハナコのワイン日和】「ワインに合う甘いもの」は、共通点を見つけるのがカギ!
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根っからの辛党なので、普段は甘いものを食べることがあまりありません。これまで自分のためにチョコレートやクッキーを買ったことは、数えるほどかも。
いつだったか、手土産にしようとパティスリーへ行ったときのこと。ずらりとケーキが並んだショーケースを前にして、どれが「おいしそう」なのかわからず……。8個全部ショートケーキにして、先方におどろかれたこともあったなあ。さらには、バレンタインにパートナーへあげるチョコレートも選べず、「自分で選んで」と彼をデパ地下へ連れて行ったことも。
そんな私ですが、ここ10年ほどで変わってきたのが「お酒とのペアリングなら、甘いものをおいしいと感じる」ようになったこと。きっかけは、とあるお店の濃厚なチョコレートケーキでした。
いわゆるガトーショコラですが、食べてみるとほんのりスパイスの香りが。スパイシーで濃いめな赤ワインを一口飲むと、なんだかしっくり来る!チョコレートにはコーヒーと思い込んでいたので、こんな世界があるのだなとおどろきました。
さらに、「これ少しつけてみて」と出てきたのがフランスの粗塩。パラリと振るだけで、ますますワインに合う味わいに!おかげで人生初の“チョコレートケーキ完食”を果たしたのです。
それから「これはワインのおつまみになりそう」と思ったら、片っ端からためしてみることに。結果、ペアリングのポイントは、何かしらの共通点があるかどうかだとわかりました。
例えば、甘いものにフルーツが入っている、バニラの香りが共通している、スパイスのニュアンスがどちらにもある……。
合わせやすいのは、ドライフルーツやナッツを使ったもの。チーズが入った甘じょっぱいサブレなども、バランスよく決まります。
今回ご紹介するおつまみは、やわらかくしたクリームチーズに「ワインに合いそうなもの」をどんどん混ぜていくだけのチーズディップ。レーズン、ナツメグ、シナモン、ラム酒……。はちみつで甘さを調整しやすいのもポイントです。
ワインは、スペインのミディアムボディの赤ワイン「サン・ヴァレンティン・ガルナッチャ」を。ワイナリーのオーナーが、愛する妻のために手掛けたというロマンチックなワインです。ラベルの真っ赤なエンジェルたちも可愛らしくて、プレゼントにもいいですね。
もうすぐバレンタインデー。「甘いものが苦手」という方も、ぜひチーズディップと一緒に楽しんでもらいたいワインです。
レシピ:ラムレーズンのクリームチーズディップ
【材料 作りやすい量】
クリームチーズ 100g
レーズン 40g
好みのナッツ 40g
シナモン 少々
ナツメグ 少々
ラム酒 大さじ1
はちみつ 大さじ1~(お好みの甘さで)
クラッカー 適宜
【作り方】
1.クリームチーズは室温に戻すか電子レンジ(600W)に30秒ほどかけてやわらかくする。レーズンをラム酒に30分以上浸す。ナッツは粗く刻む。
2.クリームチーズにラム酒ごとのレーズン、ナッツ、シナモン、ナツメグ、はちみつを加えて混ぜる。クラッカーを添える。
写真=福田喜一