あのひとの、特別な日に飲む「ハレ」ワイン、日常に馴染む「ケ」ワイン。ワイン好きで知られるあのひとに、それぞれのワインと楽しみ方を語ってもらいました。
2011年 NMB48に3期生として加入。2017年に卒業後、スペインへ渡り現在はスペインと日本の二重拠点で俳優・タレント活動をしている。9月から放送されているNetflixシリーズ「El refugio atómico (ビリオネアズシェルター)」に出演中。
もともとワインは“高級なもの”という印象を持っていて、大人になってお酒が飲めるようになってからも、少し遠い存在でした。
そんなイメージが変わったのが、スペインへ渡ってから。8年ほど前にスペインに足を踏み入れ、今は日本とスペインを行き来する生活をしています。スペインで友人とご飯に行くと、必ずワインが出てくるんです。当たり前のようにワインがそこにあるという感じだったので自然と飲む機会が増えていきました。
そんな私がワインに目覚めたのが、スペインで友人と行ったイタリアンレストランでの「ランブルスコ」との出会い。スペインでイタリアン!?とツッコミが来そうですが(笑)友人が私の好みにピッタリだと思うと勧めてくれたんです。
ほんのり甘く軽やかな口当たりに、ワイン初心者だった私は「こんな美味しいワインがあるんだ!」と一瞬で虜に。しかもスーパーで手軽に買えると知って、さらに驚きでした。
もう一つ、同じように友人が勧めてくれたのが「ティント・デ・ベラーノ」というスペインのカクテル。「夏の赤ワイン」という意味の名前の、赤ワインの炭酸割りです。気軽に作ることができて、爽やかで飲みやすい私好みの一杯。夏はこのカクテルが欠かせません!
スペインで過ごすうちに今までどこか感じていたワインへのハードルが下がり、身近な存在になっていきました。
「ケワイン」
ワインは誰かと飲むことでより美味しく感じると思うんです。1人で飲むということはあまりなく、ワインを開けるのはいつも誰かがいる場面。スペインで芸能活動をしている日本人の仲間たちとバルセロナでよくご飯会をするのですが、そのときは必ずワインを飲んでいます。年上の先輩方にワイン好きが多く「今日はこれ飲もう!美味しいよ!」とワインについてたくさん教えてくれるんです。年齢差があっても、おしゃべりが弾み、ご飯もどんどん進むのは、ワインが楽しい雰囲気を作ってくれているからなのかなといつも感じています。
私が住んでいるカタルーニャ地方では「ベルモット」というフレーバードワインが有名なのですが、お昼から、もはや午前中から広場で、ポテトチップス片手にベルモットを飲みながら友人とおしゃべりをしている光景が当たり前。「人生を楽しむって、こういうことやな」と思わせてくれる様子が大好きです。日本人は生き急いで、仕事、仕事となりがちですが、広場でお昼からベルモットを飲んでいるスペイン人たちを見ると、こういう風に生きたいなって思います。私もスペイン人に倣って、スペイン人の友達がやっているボデガ(酒屋)で買ったベルモットを日本に持ち帰り、休日の昼下がりに友達とちょっと一杯。スペインで覚えた楽しみ方、すっかりお気に入りです。
「ハレワイン」
いつ飲もうかずっと開けずにいるワインがあります。それがスペインのワイナリー『トーレス』を訪問したときに知ったデザートワイン。甘党な私にとっては衝撃的な出会いでした。それ以来ずっと大事に置いていて、家族や親戚が集まったときに開けて飲みたいなと思っています。ワインをあまり飲む家庭ではなかったので「こういうのもあるんだよ」と教えてあげられたらいいなと思います。私がスペインで知った楽しさを家族にも伝えていきたいです。
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