【ツレヅレハナコのワイン日和】少し冷やした赤ワインこそ、秋の煮物晩酌と好相性!

お気に入り追加

ライフスタイル
公開日 : 2025.10.22
更新日 : 2025.10.22
シェアする
ツレヅレハナコのワイン日和

やっと涼しくなり、台所に立つのも億劫ではなくなりましたね。


私の夏のごはんは、シンプルな作り置きおかずを一気に仕込み、それを玄米や冷たい麺にのせていただくのが定番。毎食の準備は、ほとんど火を使わずにササッと短時間で済ませていました。


でも気温が下がってくると、久しぶりに恋しくなるのが煮物!肉や魚、野菜をこってり甘辛く煮て晩酌をしたくなります。日本酒もいいけれど、しょうゆ味の煮ものに赤ワインを合わせるのもオツなもの。夏は泡や白ばかり吞んでいたけれど、久しぶりに赤ワインの在庫をゴソゴソ……これが始まると、毎年「もう秋だなあ」と思うのです。


ところで、ワインビギナーさんが思い込んでいることのひとつに、「白は冷やして、赤は常温」説がありますよね。そうそう、「魚には白、肉には赤」くらい常識(これもあやしい!詳しくはこちらをチェック)


でも実は赤も少し冷やすのがオススメってご存知でしたか?


「赤=常温保管」は、夏でも気温が20℃前後と過ごしやすかったかつてのヨーロッパでの話。猛暑が続く夏をはじめとした日本の気候を考えると、同様の考え方は適しません。特に渋みの少ない赤ワインは少し冷やしてこそおいしい!ぜひ呑む前の1時間前くらいを目安に、冷蔵庫へ入れてみてください。

冷えた赤ワインのボトル

今回、ご紹介するワイン「バルベラ・ダルバ」はピュアな果実味たっぷりの赤ワイン。使用するブドウ品種バルベラはイタリア・ピエモンテ州で作られる黒ブドウで、現地ではデイリーワインとして親しまれています。少し冷やすと、食事をしながらゴクゴクと呑みたいような親しみやすさ。いつもの気軽な晩酌にもぴったりです。


渋みが少なめの赤ワインが好きで、これまではピノ・ノワール一択だった私。好みに近いバルベラに出会って「これもデイリーに飲みたい!」と新たな選択肢が増しました。

赤ワインを入れているところ

合わせる甘辛煮物には、れんこんと豚肩ロースを使って中華風に仕上げてみました。秋になるとおいしくなるれんこんが、豚肩ロースのうまみをたっぷりと吸い込んで至福のおいしさ。アクセントにはホクホクの栗(市販のむき栗で十分!)を。オイスターソースと八角を加えることで、一気に中華風の味わいになりますよ。お好みでごぼうを加えたり、豚肉を鶏もも肉や手羽元に替えるのもおすすめです。


フライパンで手軽に作れるシンプルな煮物。ぜひサッと仕込んで、秋の夜長を楽しんでくださいね!

レシピ:れんこんと豚肉の中華風煮物

れんこんと豚肉の中華風煮物

【材料 2人分】


豚肩ロース肉(ブロック) 150g

A酒 小さじ1/2

Aしょうゆ 小さじ1/2

れんこん 300g

B紹興酒(または酒) 大さじ1

B砂糖 大さじ1

Bしょうゆ 大さじ1

Bオイスターソース 大さじ1

B水 1/2カップ

B八角 1個

Bしょうがの薄切り 1かけ分

甘栗(市販品)70g

サラダ油 大さじ1/2


【作り方】


1.豚肉は1㎝厚さに切り、Aをからめる。れんこんは乱切りにして水にさらす。


2.フライパンにサラダ油を中火で熱し、豚肉を並べ入れて両面を焼く。肉の色が変わったら、れんこんを加えてさっと炒め、Bを加える。


3.落し蓋をして弱火で10分ほど煮たら全体を混ぜて甘栗を加え、さらに15分ほど煮汁が少なくなるまで煮る。

れんこんと豚肉の中華風煮物

写真=福田喜一

コラム内で紹介したワインはこちら

バルベラ・ダルバ
750ml

バルベラ・ダルバ

  • エレガント&クラシック

  • 2023

    3,410

    (税込)

※システム障害により、エノテカ・オンラインのご注文受付を停止しております。お客様には大変ご不便をおかけいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。 ※リンク先にて店舗在庫をご確認のうえ、大変恐れ入りますが、店舗にてお買い求めください。

    この記事をシェア

    公式SNS・APP

    最新情報やワインの読み物を 毎週お届けします

    line お友達登録

    お買い物に便利! アプリ限定クーポンも随時配信

    公式アプリ

    ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
    妊娠中及び授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。

    ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。

    エノテカ株式会社はアサヒグループです。