皆様こんにちは。リテール戦略部の吉﨑です。
まもなく11月も終わりですね。私が1番好きな季節である、冬がすぐそこまで来ています。
冬の好きなところはたくさんありますが、例えばその一つは夜でしょうか。星がきれいに見えることや、ちょっと変わったところだと冷え切った夜の空気、そしてその匂いもたまらなく好きです。
冬がついに来たというこの喜びをいいことに、せっかくなので素敵なワインに手を伸ばすことにしました。
今回はいつ飲もうかとうずうずしていた、オリヴィエ・ルフレーヴのシャサーニュ・モンラッシェです。
このオリヴィエ・ルフレーヴはかの有名な特級畑モンラッシェを筆頭に、ピュリニー・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェ、ムルソーなどの有名村、一級畑の銘柄がずらり。どのワインももちろんとても美味しいですが、中でもこの村名クラスの実力が特に高いと私は思います。
さぁさぁ御託を並べるのはこれまでにし、待ちきれないので早速開けてしまいます。ボトル口からこぼれる香りでさえも、笑顔になるほど心地よいです。とても複雑で、レモンやライムなどの爽やかな柑橘系の香りから、ラ・フランスのような高貴な香りも漂います。少し重みのあるナッツやヨードのニュアンスを感じるのもいいところです。
凝縮感のある果実味や樽熟成から来る程良いボリューム感も心地良いのですが、このワインの味わいの決め手は何といってもきれいな酸。長い余韻の先の先まで伸びやかに続いていきます。温暖化がワインの味わいにも大きく影響している今、エレガントな酸のあるワインに仕上げるのはやはり生産者の手腕でしょう。熟練の経験と丁寧な仕事がなせる業なのだと思います。
これはこのワインのように香りの良いワインにおける私の楽しみ方ですが、じっくりスワリングしつつ、香りの変化をゆっくり感じながら味わっていきます。飲み干してしまわずに香りを存分に楽しむのが特にポイントです。
皆様も冬の到来を美味しいワインと一緒にゆっくりと過ごしてみてくださいね!
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