もうすぐ12月。街中がキラキラと煌めく季節になってきました。
クリスマス、忘年会、年越し…特別なおもてなしなら、キラキラときめくスパークリング!パーティーシーズンにはやっぱりスパークリングワインが似合います。
頑張りすぎる準備はしたくないけど、せっかくならお料理も、いつもよりちょっとだけ特別なものにしたい…そんな時にピッタリなお料理3選をご紹介しましょう。
アンダルシア風みかんのタパス
スペイン南部アンダルシア地方で、オレンジで作るタパスを日本の果物でアレンジ。オリーブオイルとハーブで、爽やかな香りをプラスするのがポイントです。
【材料 (2~4人分)】
みかん 3個
ディル 1枝
オリーブオイル 小さじ1
塩 少々
粗びき黒コショウ 少々
【作り方】
1.みかんの外皮をむき、4等分の輪切りにカットする。
※みかんは少し緑がかった早生(わせ)のものでも、甘く熟したオレンジのものでも、どちらでも美味しく作れます。
2.ディルは柔らかい葉先を摘む。
※ミントやバジルなど、お好みのハーブでも代用できます。
3.器に1のみかんを並べて塩、粗びき黒コショウをふり、オリーブオイルを回しかけ、2のディルの葉を飾る。
合わせるのは、柑橘系のニュアンスのある、ドライで爽やかなスパークリングワイン。特にやさしい泡のタイプがおすすめです。
元気な泡のスパークリングワインを合わせる場合は、仕上げにクルミなどナッツを刻んで散らし、食感をプラスすると良いでしょう。
チキンソテー・ハニーマスタードソース
12月のパーティーならやっぱり作りたい!定番のチキンソテー。
スパークリングワインと相性抜群のソースをかければ、いつもの味がパーティー仕様にグッと格上げされます。
【材料 2~4人分】
鶏肉もも 2枚
塩 小さじ1/2
黒コショウ 少々
Aハチミツ 大さじ1
Aマヨネーズ 大さじ1
A粒マスタード 小さじ1
油 少々
【作り方】
1.鶏肉は厚みのある部分をそいで開き、全体に塩、黒コショウをふってしっかり下味をつける。
2.フライパンに油を加えて中火で熱し、1の皮めを下にして置く。フライ返しなどで軽く押しながら、5~6分押し焼き。皮の脂をしっかり追い出し、パリッと焼き上げる。
3.8割ほど火が入ったら表裏を返し、そのまま2分焼く。串を刺して透明の汁が出てきたら焼き上がりの合図。
4.Aを混ぜてソースを作る。
5.器に盛り付け、食べる直前にかけていただきます。
ドライからやや甘口まで、幅広いスパークリングワインを合わせられるお料理。パーティーシーンにおすすめしたいのは、ロゼスパークリングワインです。
華やかな色合いとエレガントなアロマで、食卓を一気に華やかにしてくれる魔法のワイン。チキンソテーと一緒に口に含むと、ちょっとだけほろ苦さを感じる、ふくよかで上品な大人ペアリングを楽しめます。
シーフードクリームシチュー
有頭エビとホタテ、この二つさえ手に入れれば、市販のソース缶がレストラン級に変身!大切な人たちに自信をもっておもてなしできる、秘密のスペシャリテです。
【材料 (2~4人分)】
有頭エビ 4尾
ホタテ 4個
タマネギ 1/2個
ホワイトソース(缶詰) 1缶
牛乳 200ml
白ワイン 50ml
オリーブオイル 小さじ1
塩、黒コショウ 少々
【作り方】
1.有頭エビは節の間から竹串を刺し、背わたを取る。タマネギはみじん切りにする。
2.フライパンにオリーブオイルを加えて中火で熱し、タマネギを炒める。しんなりしたら片側に寄せ、エビ、ホタテを加えて塩と黒コショウをふる。
3.白ワインを加え、蓋をして1分蒸す。
※臭みをとり、風味良く仕上げる大切なひと手間です。
4.ホワイトソース、牛乳を加え、弱火で5分ほど煮る。
※シーフードは煮すぎると固くなってしまうのでご注意を!
5.器に盛り、お好みでピンクペッパー・パセリを散らす。
ワインに寄せるポイントは、クリームシチューの定番ブロッコリーやキノコなどは加えずシンプルに。サラサラのスープではなく、具だくさんで食べるシチューのような仕上がりを目指します。
旨味がギュッと詰まった濃厚なクリームシチューには、ワインも重心を合わせて、飲みごたえのあるスパークリングワインを選びます。
クリーミーなコクに、シュワッと泡がやさしく溶け込む余韻を、ゆったり長く楽しめます。
まとめ
グラスの中でキラキラ輝くスパークリングワイン。泡があるとそれだけで不思議とワクワク、気持ちを明るくハッピーにしてくれます。
年の瀬のテーブルは、華やかなお招き仕様にコーディネート。お料理もちょっとだけヨソユキの表情で、パーティー気分を盛り上げましょう♪