皆様こんにちは。リテール戦略部の吉﨑です。
秋を存分に感じながらのこの時季には決まって赤ワインが飲みたくなります。夏に白ワインを大量消費しているので当然の流れでしょうか。
今回は、出会ってからかれこれ約10年飲み続けているピノ・ノワールをご紹介しちゃいましょう。
アルゼンチンの中でもかなり南に位置する、大自然パタゴニア。この地でボデガ・チャクラが生み出すワイン、「バルダ」です。
このワインと出会ったきっかけは、店頭に並ぶバルダを見て、アルゼンチンでピノ・ノワール?と疑問を持ったことでした。
調べていくと、パタゴニアの自然環境というのは極度の乾燥・強い風・昼夜の温度差という厳しい気候条件であること、しかしブドウにとってはかえって農薬などしなくても虫害の心配がないことなど、非常に最適な条件であることなどがわかりました。
でも実際にこのワインの虜になったのには決め手があります。それは注がれたグラスの中に吸い込まれるように透き通った深い深いルビーレッドの色調でした。一瞬時が止まるような感覚に襲われたのをよく覚えています。
思い返すと、ワインを眺める楽しみのきっかけを作ってくれたのはこのワインだと思いますね。
長く飲んでいて感じるこのワインの良いところは、若いヴィンテージでも綺麗で十分楽しめるところでしょうか。若さからくる酸のシャープさが押し出されると思いきや、果実味とのバランスが非常に良いんです。
また飲む際ですが、抜栓直後によくあるアルコール感が強めに出る感じが私は少し気になるので、デキャンタするのがおすすめ。特に香りの広がりが少し穏やかになり、たちまちまとまった印象になります。
最後に、このワインはワイン単体でも十分楽しむことができるのですが、個人的にはお肉が食べたくなるワインだと思っています。挽肉がよく合うと思いますので、牛肉やラム肉のラグーソースのショートパスタとか添えれば最高な時間が無限に過ごせますよ。
美味しいピノを飲みたい方は大勢いるはず。そんな皆様のピノライフを支える1本を今回ご紹介させていただきました。よかったら手に取ってみてくださいね。
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