夏本番!うだるような暑さが続いていますね。
体力を消耗する夏、疲労回復と夏バテ防止のためにピッタリな食材が、豚肉です。
豚肉には、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1が豊富に含まれています。
そんな豚肉を使ったワインに合うおつまみレシピをご紹介します。ワインと豚肉の旨味で、心身共にリフレッシュさせましょう。
パプリカの肉詰め
夏が旬のパプリカは、加熱すると甘みが増します。パプリカの中身をくりぬいて器にした、パプリカの肉詰めにしてみましょう。
肉厚なパプリカにナイフを入れると、じゅわっと豚肉の肉汁が溢れ、口いっぱいに頬張りたくなる美味しさです。色鮮やかなので、夏らしく見映えも良いですよ。
【材料 2個分】
パプリカ(赤・黄) 各1個
豚ひき肉 200g
玉ねぎ 1/4個
オレガノ 小さじ1/2(パセリでも可)
塩 小さじ1/2
ナツメグ 少々(無くても可)
卵 1個
薄力粉 少々
オリーブオイル 小さじ2
こしょう 少々
【作り方】
1.(下準備)オーブンは200度に予熱する。
2.パプリカは上部を横に切り取る。種を取り除き、薄力粉を薄くまぶす。玉ねぎはみじん切りする。卵は溶いておく。
3.ボールに豚ひき肉、塩を入れよく練る。玉ねぎ、溶き卵、オレガノ、ナツメグを入れさらによく混ぜ合わせる。
4.パプリカに肉だねを詰める。パプリカと上部の蓋をオーブンシートの上にのせ、オリーブオイルを回しかける。
5.200℃に予熱したオーブンで30分焼き、中まで火を通す。仕上げにこしょうを挽いて出来上がり。
パプリカの甘みと、豚肉の旨味、さらにハーブの香りが爽やかなパプリカの肉詰めには、スッキリとした味わいのロゼワインがおすすめです。
ハーブのニュアンスのあるロゼワインと相性が良く、ワインのフルーティーさがパプリカの甘みを引き立てます。
スッキリとした辛口のロゼワインは、口の中で豚肉の脂分を流してくれますよ。
豚肉のポットロースト
とっても簡単にお鍋に任せて作るポットローストは、野菜と豚肉の旨味が充分に味わえます。
切って、焼いて、煮込むだけのステップで、おもてなしができる一皿が出来上がります。
【材料 2~3人分】
豚肉 300g
塩 小さじ1
玉ねぎ 1/2個
じゃがいも 2個
白ワイン 50ml
にんにく 1片
ローズマリー 1本
ローリエ 1枚
オリーブオイル 大さじ1
【作り方】
1.豚肉全体に塩をまぶし、冷蔵庫で2時間(時間があれば一晩)ほど置く。玉ねぎは皮を剥き、くし切りにする。じゃがいもは、皮を剥き4等分する。にんにくは潰して芽を取る。
2.厚手の鍋にオリーブオイルを入れ温め、豚肉の表面を焼き、一旦取り出す。
3.たまねぎとじゃがいもを入れ、軽く炒める。上に豚肉、ローズマリー、ローリエ、にんにくを入れる。白ワインを回しかける。沸々したら蓋をして弱火で約25分蒸す。
※加熱時間は肉の厚さで異なるので、竹串を刺して、透明な肉汁が出るまで蒸してください。
4.お皿に盛り付けて出来上がり。
豚肉の旨味に合うワインは、コクのある白ワイン。肉には赤ワインと考えがちですが、白ワインの酸味やコク、フルーティーさが、豚肉の甘みを引き立てます。
白ワインを入れて煮込んでいるので、味わいもスッキリとまとまります。
レーズンポークビーンズ
一皿で野菜がたっぷり摂れるポークビーンズは、冷房で身体が冷えやすい夏の栄養補給にもピッタリです。
レーズンと赤ワインを入れて煮込むことで、フルーティーさとコクが味わえます。
【材料 3人分】
豚こま肉 150g
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/2本
セロリ 1本(白い部分)
にんにく 1片
Aトマト缶 1/2缶(200g)(ホールは潰しておく)
A大豆水煮 100g
Aレーズン 50g
A赤ワイン 30ml
Aローリエ 1枚
A塩 小さじ1
オリーブオイル 適量
黒こしょう 少々
【作り方】
1.豚こま肉は、一口大に切る。玉ねぎ、にんじんは皮を剥き、1㎝角に切る。セロリは筋を切り、1cm角に切る。にんにくはみじん切りにする。
2.鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ火にかける。にんにくの香りが立ったら、豚肉の色が変わる程度に炒める。玉ねぎ、人参、セロリを入れ、さらに炒める。
3.Aを入れ全体を混ぜ、沸騰したら蓋をして弱火で20分煮る。
4.お皿に盛り、黒こしょうを挽いて出来上がり。
レーズンの甘みと野菜の甘みが凝縮したトマトベースのポークビーンズはその適度な酸味と甘みが赤ワインによく合います。
豚肉の肉質、そして加熱して甘みを増したレーズンの味わいが、赤ワインのフルーティーさとマッチ。野菜や豆、豚肉の食感も楽しい一皿です。
まとめ
気温が高く暑い季節は、立っているだけでも体力を消耗しますよね。
しっかりと食べることで疲労回復。豚肉のビタミンパワーで、暑い季節を乗り越えましょう!