【今日のワイン】コスパを追求してみた「モンテス・スパークリング・エンジェル・ブリュット」
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皆様こんにちは。リテール戦略部の吉﨑です。
夏真っ只中ということで、暑さが苦手な私は毎日参っております。水分補給はもちろん大事ですが、特に泡の入った飲み物がないと生きていけません……。
私はこの時期、ワインの中でもスパークリングワインを飲む割合が増えるので、「品質」と「価格」のバランスが揃った、いわゆるコストパフォーマンスの良いスパークリングワインは押さえておきたいところです。
ということで、この3ヶ月で30種類のスパークリングワインを飲み倒しまして、5,000円までの価格で1番コストパフォーマンスの高いワイン、すなわち“吉﨑的ベストコスパ”スパークリングワインを選考してみました。
私が考える美味しいスパークリングワインの条件として、「泡の細かさと持続性」「香りの複雑さ」のこの2点を特に重要視しています。
では、栄えある第1位に輝いたワインを発表します。
「泡の細かさと持続性」「香りの複雑さ」が高いレベルで、なおかつ価格は2,000円台と言うことなしのスパークリングワイン、チリのモンテスが手掛ける「モンテス・スパークリング・エンジェル・ブリュット」です!
このスパークリングワインの特筆すべき特徴が、長い熟成期間です。その長さはなんと驚きの36ヶ月。
シャンパーニュの規定では最低15ヶ月の熟成期間となっているため、この長さはヴィンテージシャンパーニュクラスの熟成期間と言えるでしょう。この長い熟成期間から生み出される、細かい泡と様々な香り。これをお手頃価格で味わうことができます。
注いでみると泡がとても細やかで勢いも良く、まず目で楽しませてくれます。また口に含むとクリーミーな泡が舌の上になめらかに広がります。
グラスからは、青りんごやレモンなどの爽やかな香りや、アプリコット、黄桃のようなやや甘みを帯びたフルーツの香りも強く感じます。またトーストやはちみつ、アーモンドの香りも感じられ、全体的に豊かで複雑。温度が少しずつ上がってきてもなお楽しませてくれます。
味わいでは、アタックは比較的穏やか。酸と果実味中心で若干の苦みを伴いつつ、酸が全体を引き締めることでバランスが取れています。
複雑な上、飽きの来ない仕上がりになっているので、シャンパーニュが好きな方でもきっと満足いただけることでしょう。
ハイコスパのスパークリングワイン、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
それでは皆様、まだまだ続く暑い夏を美味しいスパークリングワインと共に楽しんでいきましょう!
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