皆様こんにちは。広島三越店の吉﨑です。
もうすぐ4月。桜が少しずつ開花していますね。ちょうど広島も桜が開花したばかりです。私は桜を見るのがとても好きで、この時期になると満開の桜を見に行きたくてうずうずします。
思い返すと、東京に住んでいたときは上野公園、福岡では舞鶴公園、妻の実家がある熊本では熊本城など、桜の名所にはいろいろ行きました。現在住んでいる広島でも桜の名所をリサーチしているので、家族と一緒に訪れたいと思っています。
少しずつ暖かくなるこの時期に、私が決まって飲みたくなるのがロゼワイン。やはり桜を意識するからでしょうか。
この時期、店頭には様々な種類のロゼワインが並び、彩り豊かです。いつも選ぶのが楽しくて迷ってしまいますが、今回はその中からお気に入りのイタリア産ロゼワイン「ロゼ・デル・ボッロ」を飲んでいきましょう。
このワインを造っているのはトスカーナのワイナリー、イル・ボッロ。あの有名な「サルヴァトーレ・フェラガモ・ファミリー」がこだわりを持って手掛けるワイナリーです。
このワインを好きになったきっかけは、一目で気に入った綺麗な色調です。イタリアを代表する黒ブドウ品種サンジョヴェーゼから仕込まれ、透明感のある淡く美しいサーモンピンクの色味。まるでお花見のように目で見て楽しめる1本です。
チェリーやイチゴなどの華やかな香りの中に、花の蜜のような少し甘味のある香りもグラスから顔をのぞかせます。口に含むとフレッシュな酸が感じられ、酸と共にゆっくりと果実味が広がっていきます。
香りに感じられた甘さとは対照的に、味わいは辛口です。若干苦みを伴う余韻もまた心地良く、たらの芽やふきのとうの天ぷらなど、春の味覚特有の爽やかな苦みのある食材とも好相性。桜エビと菜の花のペペロンチーノなどを合わせても良さそうです。
桜の人気スポットの平和記念公園や宮島以外に、尾道市や世羅町など少し遠くまで足を延ばしてみようかと思いを巡らせていると、ついついグラスが進んでしまいました。
皆様も桜を見に行く予定を立てながら、ロゼワインを楽しまれてはいかがでしょうか。
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