【今日のワイン】春の訪れにシャンパーニュで乾杯「ルイ・ロデレール・カルト・ブランシュ」
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皆さまこんにちは、金沢・香林坊大和店の三矢です。少しずつ春の気配を感じるようになってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
日本三名園のひとつに数えられる金沢・兼六園では、梅の花がそろそろ見ごろを迎えます。曇り空に枯れ木、灰色だった冬の景色が、徐々に春へと色付いていく様子にわくわくする季節です。
今日は春の始まりの陽気に乗じて、友人と一緒に楽しむ軽やかなシャンパーニュを用意しました。
「ルイ・ロデレール・カルト・ブランシュ」。やや甘口のシャンパーニュです。
春の優しい日差しを思わせる、きらめくライト・イエロー。
洋ナシやリンゴを思わせるフレッシュなフルーティさに、ハチミツやブリオッシュなど少し深みのある香りも。フレッシュで爽やかな酸味に、綿あめを口で溶かしたような優しい甘さが広がります。
身体に沁みてゆく甘さに、ふーっと息を吐いて、リラックス。すーっと流れていくきれいな余韻に身を任せて、ふわっと癒されるひとときです。
さらに、熟成ワインをブレンドしているルイ・ロデレールだからこそ生まれるこの旨みや深み。ついつい「美味しいっ!」と言ってしまいます。
酸味、甘み、旨味のバランスが大変良いので、幅広いお食事と楽しめるこちらのカルト・ブランシュ。
今回はイチゴや生ハム、サンドイッチをつまみながら、メインは旬を迎えた春キャベツを使ったロールキャベツと合わせてみました。柔らかく炊いた優しい旨みのロールキャベツとの相性もばっちりです。
さて、食べすぎだとそろそろお叱りを受けそうですが、意外なペアリングの発見がありました。
それはおやつに合わせたレーズンサンド。シャンパーニュらしいブリオッシュのような香りとレーズンサンドのサクサクのサブレは似た者同士の組み合わせです。レーズンのコクのある甘みと軽やかな味わいのバタークリームを、フレッシュさもあるこちらのシャンパーニュが引き立ててくれました。
前菜からメイン、デザートまで一緒に楽しめちゃう万能有能なシャンパーニュ。また集まりがあったら持っていきたいワインとして、一軍入り決定です。
冬から春の季節の変わり目には、道端のタンポポが増えていたり、ウグイスの鳴き声が上手になっていたり、日々少しの変化や発見があって楽しい一面もありますよね。
こちらのシャンパーニュも、色々なお食事との組み合わせや味わいなどによって、変化や発見を楽しませてくれました。春の陽気さとシャンパーニュにうきうきして、心も会話も弾んだひとときでした。
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