時間や場所を気にすることなく、好きなモノを好きなだけ、自由に楽しめる家飲み時間。
リラックスしてゆったり過ごす家飲みは、簡単なおつまみがいい……とは言え、お肉があるとやっぱり嬉しい!ワインタイムをひときわ華やかにしれくれます。
今回は、頑張らなくても作れるお肉レシピ3選をご紹介します!ワインがすすむおつまみのレパートリーの一つにしてみませんか?
ハーブチーズのチキンピンチョス
クリームチーズにドライハーブを混ぜた「ハーブチーズ」をのせて、いつものチキンソテーをピンチョスにアレンジ。飲み応えのある白ワインや、スパークリングワインと相性抜群です。
ハーブチーズはクラッカーやパンにつけるだけでも美味しいです!多めに作って冷蔵庫ストックもできます。
【材料 2人分】
鶏肉(もも・切りこみ) 250g
A クリームチーズ 30g
A お好みのドライハーブ 小さじ1/2
A ニンニクチューブ 小さじ1/2
A 黒胡椒 少々
塩 小さじ1/3
油 少々
ピンクペッパー お好みで
【作り方】
1.鶏肉は唐揚げ用にカットされている物を使用する。切りこみされていない鶏もも肉を使う場合は、食べやすい大きさにカット。全体に塩をふる。
2.フライパンに油を加えて中火で熱し、1の皮目を下にして並べる。そのまま触らず5分ほど焼く。
3.8割ほど火が入ったところで一度裏返し、中火で更に2~3分焼く。
4.器に盛ってよく混ぜたAを等分してのせる。
5.お好みでピックを刺し、ピンクペッパーを飾る。
一緒に楽しむワインは、飲み応えある白ワインがおすすめ。シャルドネなど、樽で熟成させたボリューム感のある白ワインとよく合います。
ニンニク風味とクリーミーなコクをガッチリ受け止め、負けないインパクトで寄り添ってくれます。クリーミーさが更に広がって、お料理とワインの美味しさ相乗効果を満喫できます。
豚こまポークチャップ
厚みのあるロース肉でカツッと作るポークチャップを、手軽なこまぎれ肉で作ってみましょう。
豚こまならお安く手に入る上に、すぐに火が入るからあっという間に完成。ご飯のおかずではなく、ワインに合わせるなら、軽やかな味付け&甘味とコクのちょい足しがポイントです。
【材料 2人分】
豚肉こまぎれ 200g(ひとくち大)
タマネギ 1/2個(薄切り)
Aケチャップ 大さじ2
Aウスターソース 大さじ2
Aにんにくチューブ 小さじ1
酒 大さじ1
バター 10g
油 少々
【作り方】
1.フライパンに油を加えて中火で熱し、タマネギを加えて3~4分、しんなりするまで炒める。
2.豚肉こまぎれを加え、ほぐしながら炒める。色が変わってくる頃に豚肉特有の臭みが出てくるので、酒を加えて全体を混ぜ、風味づけをする。
3.Aを混ぜて2に加え、全体が均一になるように混ぜながら、中火で1~2分煮絡める。
4.仕上げにバターを加え、混ぜながら溶かす。
5.器に盛り、お好みのつけあわせを添えて出来上がり。
豚肉と最高のペアリングを発揮してくれるワインと言えば、ロゼワイン。華やかな風味のドライタイプがおすすめです。
豚肉の脂、ケチャップの甘味との相性も良く、フルーティーでエレガントなアロマが豚の甘みに絶妙に融合。ロゼの繊細な香りが引き立ち、とびきり上品なペアリングを楽しめます。
挽肉だけハンバーグのシチュー
挽肉をそのままフライパンへパカッ!ちょっと驚きの調理法。
つなぎも入れず、捏ねもせずに焼く分、お肉の食感をダイレクトに味わえるインパクト大のお料理です。
焼きの段階であふれ出してしまった肉汁は、シチューにして余すことなく堪能します。
【材料 2人分】
挽肉(牛豚合挽) 400g
A塩 小さじ1/4
Aオイスターソース 大さじ1
B湯 400ml
Bビーフシチューのルウ 1/2箱(75g)
ピザ用ミックスチーズ 40g
油 少々
イタリアンパセリ お好みで
【作り方】
1.挽肉はパックに入ったままの作業でOK。Aを加え、ゴムベラや大きめのスプーンでよく混ぜる。
最後にパックに押し付けるように表面をなめらかにし、フライ返しなどで6等分に切込みを入れる。
2.フライパンに油を加えて中火で熱し、1を裏返してパカッと加える。そのまま触らず2分焼く。
3.底面にも焼き色がついたら一度裏返し、そのまま1分。Bをよく混ぜ溶かして流し入れ、5分ほど煮る。
4.ピザ用ミックスチーズを等分して挽肉の上にのせ、蓋をして3分。
5.チーズが溶けたら、お好みで刻みパセリを散らして完成。
挽肉のつなぎもソースも、とにかくいろいろ省略した料理だからこそ、ワインの力が発揮されます。
ビーフシチュー&チーズときたら、やっぱり赤ワイン!豊かな果実味、ふくよかで凝縮感のある赤ワインがピッタリです。
市販のルウに使われているスパイスがくっきりと引き立ち、素のままの挽肉を豊かなうま味で包み込んでくれる感覚。お手軽料理を、ワンランクもツーランクも格上げしてくれます。
まとめ
ゆったり楽しむおうちバルのおつまみは、上手にラクして頑張りすぎないのが鉄則。
手軽にした分を補ってくれるのも、ワインの魅力の一つです。考えすぎずより軽やかに、お肉とワインを楽しみましょう!