一日の終わり、ワイン片手に今日の出来事に想いを馳せる。
傍らには簡単に作れて、ワインに合って、もちろん美味しい、そんな一品が欲しいもの。
わがままを叶える簡単レシピを、レ・カーヴ・ド・タイユヴァン東京 白野シェフに教えてもらいました。
苺のマリネと鶏レバーのグラッセ
【材料 2人分】
苺 10個
鶏レバー 100g
Ⓐ白ワインヴィネガー 20g
Ⓐハチミツ 40g
Ⓐサラダ油 20g
Ⓐ塩 少々
塩 少々
白こしょう 少々
グラニュー糖 10g
バター 40g
【作り方】
1.苺は縦半分にカットし、Ⓐと合わせて冷蔵庫に入れ味をなじませる。
2.鶏レバーはペーパーなどで水気をふき取り、苺と同じくらいのサイズにカットし、塩・こしょうをふる。
3.フライパンでバターを弱火で熱し、泡がでてきたらレバーを入れ、両面を弱火で熱する。
4.両面に焼き色がついたら、グラニュー糖を鶏レバー全体に振りかけて絡める。
5.鶏レバーを取り出して苺のマリネと軽くあえて、器に盛る。
【ポイント】
・レバーは火を入れすぎるとかたくなるので焼きすぎないようにしましょう。
・レバーの臭みが気になる場合はソテーの前に20~30分ほど牛乳に浸しておくと臭みが取れます。
・レバーをソテーするとき、仕上げにブランデーやコニャックを少量振りかけると香りがよくなります。
グラッセとは「フランス料理で、バターで煮てつやをだすこと」を言います。
今回はしっとりとした鶏レバーのグラッセに、苺のマリネを合わせました。甘酸っぱい味わいが魅力の、見た目にも華やかな一品です。
爽やかながらもコクが感じられるこの料理には、軽めの赤ワインやロゼワインがおすすめです。
レシピ監修
大学卒業後料理の道に進み、前職ではホテルのフレンチレストランに勤務。ワインが好きでエノテカに入社し、フレンチをベースに様々な国の料理からヒントを得たメニューを提案しています。