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祝成人!生まれ年に造られたワインの出来は?

エノテカ編集部
エノテカ編集部
ワインを学ぶ
公開日:2022.1.4
更新日:2022.1.4
祝成人!生まれ年に造られたワインの出来は?

新成人の皆様、ご成人おめでとうございます。


いつかお子様の生まれ年のワインを一緒に…と思っている親御様も多いかと思います。


今年成人となられた方々の生まれ年は2001年、2002年。21世紀が幕開けした2001年は、日本では高い支持を得た小泉政権が発足、海外では大リーグのイチロー選手がMVPと新人王を受賞しました。


今回はそんな2001年、2002年に造られたワインの作柄と生まれ年ワインに出会うためのコツをお伝えします。

目次

生まれ年ワインを購入する際の注意点

まずは長期熟成したワインの注意点をお伝えします。


ワインは長く熟成すればするほど美味しくなる、熟成したワインは美味しい、というようなことを一度は聞いたことがあるかもしれません。しかし、実際は長く熟成させたワインが全て美味しいというわけではありません。


世界中では多種多様なワインが造られており、新鮮さを特徴とするボジョレー・ヌーヴォーのようにリリース後すぐに飲んだ方が美味しいワインもあれば、ボルドーやカリフォルニアの重厚な赤ワインのようにリリースされた後もしばらく熟成させた方が美味しくなるワインもあります。つまり、個々のワインによって飲み頃は異なるのです。


ですから、生まれ年のワインを検討する時は、そのワインがそもそもどのようなタイプのワインなのかを知る必要があります。


また、生まれ年のワインを検討する場合、そのワインが20年以上もの間どのような環境で保管されていたかも大変重要です。


ワインは温度や湿度など適切な条件のもとで保管しなければ、熟成どころか品質が劣化してしまうからです。そのため、信用のおけるワイン専門店で購入することをおすすめします。


古いヴィンテージのワインのコルクには、灰色のカビがびっしりと付着していることがあります。初めて見るとビックリするかもしれませんが、カビが生えているということは、良い環境で保管されていた証拠です。


最適なワインの保管条件は温度が15度前後、湿度は75%前後とされており、この条件下ではカビが発生しやすいからです。


また、長期間熟成させたワインは液面が通常のワインより下がっている場合があります。これは長い年月の間に少しずつコルクを通してワインが揮発するためです。


液面が数ミリほど下がっているのは、正しい熟成の結果と言えるでしょう。

ヴィンテージチャートを見よう!

生まれ年のワインがどんな作柄だったのかを1番簡単に知る方法はヴィンテージチャートです。


ヴィンテージチャートはワイン専門誌や専門家のサイト等で公表されていますし、エノテカ・オンラインでも海外のワイン評価誌の情報を元に独自のヴィンテージ評価を一覧化しています。

ヴィンテージチャート

そもそもヴィンテージチャートとは、ブドウを収穫した年の作柄を評価したものです。その年の気候によりブドウの出来が左右されワインの品質に大きく影響するため、ワインの出来を知るには一つの指標となります。


一般的にチャートの点数が高いほど長期熟成に向いています。作柄の良い年はワインのポテンシャルが高いため飲み頃を迎えるまでに時間がかかるからです。


一方で作柄が良くない年のワインは、飲み頃を早く迎えます。ただ、決して作柄が良くない年のワインが美味しくないわけではありません。飲む時期によっては、作柄が良くない年のワインの方が美味しい場合もあるからです。


ヴンテージチャートは産地ごとに評価されていますから、20年前の生まれ年で評価の高い産地のワインを選べば、素晴らしいワインに出会える可能性が高まるはずです。

2001年はどんな年?

それでは、長期熟成可能なワインを生産するフランスやイタリアの銘醸地を中心に、2001年がどのような作柄だったのか具体的に見てみましょう。


2001年のフランスは、収穫期に雨が降ってしまった産地が多く、全体的に難しい年となりました。


特にシャンパーニュ地方はブドウの成熟期から収穫期に雨が多かったため、この年のヴィンテージ・シャンパーニュはあまり生産されていません。

 

ボルドーも同様に冬から春にかけて雨が多かった上に冷夏でブドウがあまり熟さなかったので、2001年は長期熟成にはあまり向いていないヴィンテージとされています。


しかし、ソーテルヌの貴腐ワインは別で、9月初頭が特に寒く雨が多いことで湿度が高くなり貴腐菌の成長を促したため、素晴らしいヴィンテージとなりました。


イタリアは、ピエモンテが素晴らしい出来です。2001年はピエモンテにとって1996年から続いた最後の優良年となっています。


2001年のピエモンテはブドウの生育期間中、日中の気温は上がり夜間は涼しくなるというブドウの生育に適した気候が続き、酸を保ちながらブドウが成熟しました。ブドウの酸は長期熟成に必要不可欠な条件です。


特にピエモンテで造られる長期熟成ワイン、バローロやバルバレスコの原料ブドウであるネッビオーロにとっては最良のヴィンテージとなりました。

よって、2001年ヴィンテージならフランスのソーテルヌ、またはイタリア・ピエモンテのバローロ、バルバレスコがおすすめです。

2002年はどんな年?

では2002年はどんな作柄だったのでしょうか?


2002年のフランスは全体的に良い評価を得ていますが、とりわけ評価が高いのがシャンパーニュです。


2002年のシャンパーニュは1996年以来の最高の出来で、2000年代を代表する傑出したヴィンテージとして知られています。


この年のシャンパーニュ地方は、夏は涼しく9月の収穫期は晴天に恵まれたため、ブドウに綺麗な酸が残り、長期熟成を可能にするキレのある酸味が特徴のシャンパーニュが生産されました。


また、ブルゴーニュも2002年は高い評価です。この年のブルゴーニュは、冬は寒く乾燥していましたが、春は天候に恵まれ、比較的早くブドウの生育が進行しました。そして、夏は涼しく雨も降りましたが、9月半ばは晴天が続いて暖かく、完璧な収穫条件となりました。


そのため、特にブルゴーニュの赤ワインは適度なボリューム感のある長期熟成可能なワインとなりました。

よって2002年はシャンパーニュ、ブルゴーニュが狙い目です。

まとめ

我が子の成人は、親にとっても20年という長いようで短かった子育てが一段落した人生の節目でもあると思います。


成人のお祝いに、お子様の生まれ年のワインを親子で一緒に飲めたら幸せですね。是非、2001年、2002年のワインを探してみて下さい。

エノテカ編集部
エノテカ編集部

全国60店舗以上!ワイン専門店「エノテカ」の編集部。スタッフやライターの方々と、知っていると得する基礎知識からエノテカならではのディープな情報まで、ワインにまつわる情報を様々なテーマで発信していきます。

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