【今日のワイン】雨音を背景に楽しむ「ハイク」

こんにちは!エノテカ・オンラインの川相です。

6月と言えば梅雨。今年は梅雨入りが早いことが話題になりました。

私にとって6月は、読書のイメージ。小学生の頃は毎年6月に読書週間が設定され、読んだ本の数でスタンプや栞がもらえるため、毎日のように図書室に通っていました。その習慣が残り、今でもこの時期になると、雨の音を聞きながら読書をすることが多いです。

そんな中で、6月の物憂げな気分のせいか、柄にもなく詩集を手に取ることもあります。難しいことはわからないのですが、口に出したくなるような良いフレーズや、ちょっと変わったフレーズを見つけると意外と楽しいものです。

特に俳句は短い文字数で表現するので、初心者の私でもわかりやすく、面白いと感じることが多いです。最近はテレビでもよく取り上げられていますよね。

実は俳句にインスピレーションを受けたワインがあることを、皆さんはご存じでしょうか。

それがこちらの「ハイク」。イタリア、トスカーナで造られる赤ワインです。

ハイクを造るカステッロ・ディ・アマの当主、マルコ・パランティ氏は、自然の素晴らしさを短い文章に集約させる俳句に深く共感。そして、テロワールの個性を1本のワインで最大限に表現したいと思い、こちらのハイクを造ったそうです。

香りはカシスやプラムなどの果実に、ミントやスミレ、さらにバニラやコショウ。芳醇で華やかな香りには、俳句のような近づきやすさを感じます。

柔らかい口当たりから広がるのは、濃密でフレッシュな果実味。そして奥から複雑味が顔を出してきます。

エレガントな酸によって輪郭のはっきりした味わいへと変化していき、最後は深みのある余韻が飲み手を包み込んでくれます。俳句の情景に引き込まれたときのような心地良さが、このワインにはあります。

時間の流れがゆったりとしている6月は、読書のようにワインにも、じっくりと向き合うことが出来ます。ぜひ雨音を背景にして、ワインのテロワールに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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