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ダニの力で熟成する!?「ミモレット」の特徴とおつまみレシピ

築山紀子
築山紀子
レシピとおつまみ
公開日:2021.2.5
更新日:2021.3.1
鮮やかなオレンジ色のチーズ、ミモレット。手軽にそのままをおつまみとして楽しむ方も多い、知名度の高いチーズですよね。
ミモレットの美味しさは、実は「ダニ」による熟成が大きなポイントになることをご存じでしょうか。ダニと聞くと驚いてしまいますが、ミモレットには不可欠な存在です。
今回は、ミモレットにまつわるダニの活躍について、そして簡単おつまみレシピ2品をご紹介します。
目次

ミモレットとは?

種類 ハードタイプ
特徴 牛乳製。鮮やかなオレンジ色。表皮がゴツゴツしている。
味わい 熟成が進むにつれ、旨味の強い味わいに変化する。
北フランスで作られるミモレットは、目にも鮮やかなオレンジ色が特徴です。この色は、植物由来のアナトー色素によって着色されていますが、味わいには大きな影響はありません。
ミモレットの表皮はゴツゴツとして無数の穴が開き、長期熟成のタイプはパラパラと粉が落ちます。
ミモレットは熟成別に下記のような呼び名で区別され、熟成ごとに風味の違いを楽しめます。

Jeune(ジュンヌ):熟成2~6ヶ月

Demi Vieille(ドゥミ・ヴィエイユ):熟成6~12ヶ月

Vieille(ヴィエイユ):熟成12~18ヶ月

Extra Vieille(エクストラ・ヴィエイユ):熟成18~24ヶ月

熟成によって色合いは濃くなり、香りは強くなり、水分量が変わることで食感も異なります。ジュンヌとエクストラ・ヴィエイユでは、別物のように風味が変化します。
若いうちはマイルドでクセはあまりありませんが、熟成が進むと「味噌」や「キャラメル」、「ナッツ」、ボラの卵巣から作られる珍味の「からすみ」に似た複雑性のある味わいになります。
ワインのおつまみはもちろん、日本酒や焼酎に合うチーズとしても人気が高く、お酒好きの方に幅広く愛されています。

ミモレットに欠かせないダニの存在

熟成によって風味や味わいが大きく変わるミモレット。その表皮には、「シロン」というコナダニが育ち、チーズの熟成に貢献しています。
実はこのダニの働きが、ミモレットの熟成にはとても重要です。
シロンはカビを餌にするため、表皮のカビによる脂肪分解を防ぎます。シロンが作る表皮の凸凹によって表面積が増え、水分コントロールをしながらチーズの熟成が進みます。
ダニと言うと聞こえが良くありませんが、人を刺すダニとは種類が異なるので安心してくださいね。ダニの存在によって良い熟成が促され、ミモレット特有の風味が作られるのです。

ミモレットの食べ方

ダニと聞くと驚いてしまいますが、コナダニはもし口に入ってしまっても害はありません。ほとんどのミモレットが、表皮は切り取られて販売されているように、表皮をそのまま食べることはありません。
表皮のあるミモレットは、表皮を切り取り、中のチーズをいただきます。
スライスしてそのままを食べることはもちろん、サラダやサンドウィッチ、加熱料理にも使用できます。

ミモレットを使った簡単レシピ

ミモレットを使用したおつまみレシピを2つご紹介します。
シンプルな野菜のグリルと、パスタのレシピは、ミモレットの鮮やかな色合いで食欲が増進。ワインも進んでしまいます。

アスパラガスのミモレットチーズ焼き

【材料 2人分】

アスパラガス 3~4本
バター 5g
ミモレット 10g
キャラウェイシード 適量

【作り方】

1.アスパラガスは根元の硬い部分を切り、根元から10cmほどピーラーで皮を剥き、2等分に切る。

2.耐熱容器にバターを塗り、アスパラガスを並べる。バターの残りをアスパラガスの上に散らし、ミモレットを上から削る。

3.トースターで10~12分焼く。焼けたらキャラウェイシードをお好みで散らしてできあがり!

しらすとミモレットの和風クリームパスタ

【材料 2人分】

スパゲッティ 160g
A生クリーム 100ml
A醤油 小さじ1
A釜揚げしらす 30g
Aミモレット 20g
きざみねぎ 適量

【作り方】

1.スパゲッティは、パッケージの表示通りに塩を入れ茹でる。その間にミモレットを削る。

2.フライパンにAを入れ温め、茹でて水気を切ったスパゲッティを加えて混ぜ合わせる。(ミモレットは仕上げ用に少量残しておく。)

3.お皿に盛り、上から残りのミモレットときざみねぎを散らして完成。

ミモレットに合うワイン

熟成の若いミモレットは軽めでフルーティーなワイン、熟成が進んだタイプには複雑性のあるワインがピッタリです。
今回のシンプルなアスパラガスのミモレットチーズ焼きには、フレッシュなソーヴィニヨン・ブランはいかがでしょうか。爽やかなアスパラガスの香りとミモレットのコクで、ワインが進みますよ。
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まとめ

おつまみとしてそのまま楽しめる人気のミモレット。身近なチーズですが、ダニが熟成に関わっていると知ると驚きですよね。
表皮のある熟成が進んだミモレットをじっくりと眺めてみると、チーズの面白さが発見できます。
ワインはもちろん、日本酒にもピッタリなミモレットは、お酒好きの方は常備しておきたいチーズです。ぜひ料理にも使用して、ミモレットを堪能してみてくださいね。
築山紀子
築山紀子

J.S.A.ワインエキスパート(J.S.A.ワイン検定ブロンズ・シルバー講師) C.P.Aチーズプロフェッショナル ワインのある食卓に役立つ、簡単でちょっとおしゃれなおつまみレシピを料理サイト等で紹介。ワインとチーズの知識と、オリジナルレシピ・写真を活かしてライターとして活動中。

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