【今日のワイン】実は村名格同等の赤ワイン「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」

こんにちは。広尾本店の小林です。

ブルゴーニュの赤ワインといえばジュヴレ・シャンベルタンやヴォーヌ・ロマネ、シャンボール・ミュジニーを思い浮かべることが多いでしょうか。

実際、お客様から人気が高いのは上記のような高名な村のワイン。ギフトや会食時に利用するにはやはり名の通ったものの方が、好印象のようです。

逆に「知らない」「聞いたことはあるけど飲んだことはない」村やシンプルなエチケットは、たくさんのワインが並ぶワインショップでは素通りしてしまうこともあるかもしれません。

そこで今回は、見逃さずに一度試していただきたい、おすすめのブルゴーニュワインをご紹介させていただきます。

それがこちらの“2017 ブルゴーニュ・ピノ・ノワール / ニコラ・ロシニョール”です。

ニコラ・ロシニョールはコート・ド・ボーヌにあるヴォルネイ村を本拠地としています。

こちらのブルゴーニュ・ピノ・ノワールは、ヴォルネイとポマールの両方の畑の複数の区画をブレンドしたもの。二つの村をブレンドしているからこそ「ブルゴーニュ・ピノ・ノワール」ですが、実際は村名格同等のワインです。

以前は主張が控えめながらもタニックな固い印象のワインでしたが、近年は品質向上が目覚ましく、果実の凝縮感やみずみずしさ、エレガントさが加わり、よりリッチで豊かな味わいに変化しているように感じます。

二コラ・ロシニョールを楽しむ上で、おすすめはもちろん一級畑のクロ・デ・ザングレ。とはいえお値段も張りますから、まずは「お試し」としてこちらのブルゴーニュ・ピノ・ノワールがおすすめです。

色調は深みがあり、黒みがかったルビー。ラズベリーやブラックチェリー、野バラの香りに清涼感のあるハーブやスパイスのニュアンスもあり、複雑で華やかなアロマです。

ポマールのブドウがブレンドされているからか、中程度のタンニンがあり、飲みごたえある力強い印象。とはいえ口に含むと果実のボリューム感と華やかなアロマが口いっぱいに広がり、フレッシュな酸がボディを引き締め、重すぎずエレガントに仕上がっています。

A.C.ブルゴーニュとは思えないような上品さと洗練さ、密度の高さに驚かされる1本です。

ニコラ・ロシニョールをご存知ない方にはもちろん、以前飲んだことがある方にも、2017年は特におすすめのヴィンテージです。

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