【今日のワイン】旬の魚と合わせて夏を感じる「ブリュット・ナチュール・ブラン フィリップ・スタルク」
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皆様、こんにちは。ワインショップ・エノテカ&バー 表参道ヒルズ店の鈴木です。
暑い日々、いかが過ごしでしょうか。朝顔、花火、浴衣など、季節感のある事や物を思い浮かべるだけで夏らしい気分になるような気がします。
食べ物も、鰻、鱧、鮎など、風物詩と言えるような食材が出てきます。中でも、清らかな清流に棲み、苔を食べて大きくなる天然鮎は西瓜や胡瓜の香りがすることから「香魚」とも言われ、季節を感じさせてくれる食材です。
鮎は7月から8月にかけて体長20cm以上に成長し、最も身に脂が乗っている今がまさに旬です。
鮎を使った料理は、背越し、鮎釜飯、姿寿司、甘露煮などありますが、なんと言っても塩焼きです。炭火で塩焼きにするとジュージューと身から脂が噴き出し、焼き目から立ち昇る香ばしい香りがたまりません。
そこで選んだのは、ルイ・ロデレール ブリュット・ナチュール・ブラン フィリップ・スタルクです。
ブリュット・ナチュールは、通常仕上げに加える甘口のリキュールを一切加えず、エクストラ・ブリュット(極辛口)に仕上げたシャンパーニュです。
細やかで滑らかな泡立ち、ピュアで引き締まった果実味、金属的なミネラル感、シャンパーニュ特有のトーストの香りが感じられます。
焼いた鮎の香ばしい香りにはシャンパーニュのトーストの香り、鮎の身の繊細な味わいには引き締まった果実味、鮎のわたの苦みにはミネラル感など、お互いの持ち味を損なうことなく引き立てます。
そして、シャンパーニュのミネラル感と、鮎の上品な脂と塩が結びつく事で、より一層旨味の余韻が膨らみます。
皆さまも是非、ワインと旬の食材とのペアリングで夏を感じてみてください。
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