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今回供されたのは、約40種のボルドーワイン。東京の1部では、シャトー・ムートン・ロスチャイルドやシャトー・オー・ブリオンといった1級シャトーをはじめ、左岸と右岸のスターシャトーがずらり勢揃いしました。これだけ多くの新着ボルドーを一挙に飲み比べるイベントはそうありません。
目次
プリムールテイスティングを疑似体験する
プリムールとは、樽熟成中のワインを先行販売するボルドー独自のシステムのこと。そしてプリムールテイスティングとは、ブドウ収穫の翌年春、樽熟成中のワインを世界中のワインバイヤーが試飲し、そのヴィンテージの特徴を見定め、その結果によってどの銘柄を買い付けるかを決める一大イベント。通常プリムールテイスティングに参加できるのは、世界でも限られたプロのワイン関係者だけなのですが、樽で熟成中のワインはまだ発展途中でその評価を決めるのはプロでも難しいと言われています。また、試飲するワインの状態もとても繊細です。
とはいえ、プリムールテイスティングがヴィンテージの個性を知る絶好の機会であることも確か。せっかくならワイン愛好家の方にも、若い段階で試飲するプリムールのようなスタイルでテイスティングを体験していただきたい!そして瓶詰されてシャトーから出荷されたばかりの最新ヴィンテージを試していただきたい!というスタッフの想いと、ボルドーのシャトーの協力があって今回のイベントが実現しました。
ボルドーの一流シャトー関係者が集結
通常ボトルの約4倍!ビッグボトルのよさとは
このビッグボトルについて、ゲストの一人であるドメーヌ・ド・シュヴァリエのオリヴィエ・ベルナール氏は「ダブルマグナムのよさは、こうして大人数で1つのボトルを分かち合えること!小さいボトルだと1つをシェアはできないですよね。」とコメント。また、通常サイズのボトルよりも熟成がゆっくりと進むダブルマグナムは、長期熟成にも向いているそうです。
シャトーが語る2015年の出来
ボルドーワインの醍醐味
やはりボルドーワインの醍醐味は、シャトーの個性はもちろん、ヴィンテージの個性を学ぶこと。そしてそのワインを好みの飲み頃まで熟成させることにあります。
エノテカは日本で初めて一般消費者向けのプリムール販売を始めたパイオニアとして販売を続けています。2年の熟成を経てようやく市場に届いたヴィンテージをテイスティングする今回のイベントは、若いタイミングではあるものの、そのヴィンテージのポテンシャルを体験し、ボルドーワインならではの奥深い魅力を改めて感じさせてくれたのではないでしょうか。
ボルドー・プリムール2017販売決定!
ボルドー・プリムール2017は、2018年7月末頃よりエノテカ・オンラインにて販売予定!エノテカWEBサイトやメール マガジンにてお知らせさせていただきます!どうぞお楽しみに♪