最近、スーパーやコンビニで缶に入ったワインを見かけることが増えたと思いませんか?
いつもは瓶に入ったワインを飲んでいる方々は「本当に美味しいの?」と敬遠してしまうかもしれません。
しかしアメリカでは、そのカジュアルさと美味しさから2019年頃から人気急上昇!需要が増えたことで生産が増え、日本でも手軽に買えるようになってきたのです。
ぜひ、今回の記事でご紹介する缶ワインの魅力を読んで、これまでの先入観を打ち破ってみてください!
缶ワイン他ミニサイズワイン一覧
今、缶ワインがブーム!
缶ワインとはその名前の通り、缶に入ったワインのことです。日本で売られている清涼飲料水やビールなどが入った350mlや500mlの缶よりも、少し小さめのサイズが多く流通しています。
プルタブを開けたらそのまま飲める缶ビールのような手軽さから、キャンプやスポーツイベントなどの野外シーンにピッタリです。
また瓶よりも軽く、瓶の持ち込みが禁止されている場所でも気軽に楽しめること、ワインオープナーが必要ないこと、少量で飲みきれるサイズであることなどがブームを後押しし、アメリカではここ数年で缶ワインの需要が急激に上昇しているそうです。
日本でも数年前からスーパーやデパートに置かれるようになり、最近ではコンビニでも見かけることが多くなってきました。
缶ワインの魅力
そんな缶ワインのメリットは手軽さだけではありません!ワインの鮮度が保たれたり、量の調節がしやすかったりと魅力がたくさんです。
・遮光性や気密性に優れているために長期に渡って風味が長持ちする。
・スクリュータイプのものだと、外出先で飲み途中に蓋をして移動したり、時間を置いて飲んだりすることができる。
・グラスが必要ないために、外出先で手軽に飲むことができる。グラスを割る心配がない。
・アルミ缶は瓶に比べて再利用率が高いため環境にやさしい。
・少しだけ飲みたい日にちょうど良い量(グラス2杯程度)で、飲みすぎ防止にもなる。
・カラフルでポップな見た目が親しみやすい!
世界初の缶ワイン
そんな魅力にあふれた缶ワインは、オーストラリアのビクトリア州に本社をおくバロークス社が20年以上に渡る研究開発の末、世に生み出しました。
それまではワインの強い酸が飲料缶の金属部分を溶かしてしまうため、ワインを缶に入れたとしても品質や風味を維持することはできませんでした。
しかし同社は、缶の内側をコーティングするというパッケージシステム「VINSAFE」を考案し、この問題を解決。特許を取得し、5年もの間、缶ワインの品質を保つことに成功しました。
また缶に採用した技術だけでなく、ワインの品質や風味、味わいにも徹底したこだわりを見せています。
ワイン業界において世界的な権威とされる「マスター・オブ・ワイン」の称号を持つピーター・スカダモア・スミス氏が契約した優良ワイナリーから缶ワインにするためのワインを買い付けており、ブレンドや品質管理も厳格に行っています。
ワインを知り尽くしたマスター・オブ・ワインお墨付きの缶ワインは、これまでに世界中で多くのファンを獲得し、数々の賞を受賞しました。
このような功績も相まって、缶ワインという革新的なカテゴリーを誕生させたパイオニア的存在となり、日本でも2005年の発売以降、多くのファンに知られた存在となっています。
バロークスのワイン一覧
まとめ
これまで以上にワインを気軽に楽しめる缶ワインは、アウトドアシーンだけでなく自宅でもお手軽に楽しめます。
これまではビール派だったけど、ちょっとワインにも手を出してみようかなと思った方はぜひ、缶ワインからチャレンジするのもいいかもしれません。
その手軽さに、ついついハマってしまうかもしれませんよ!
缶ワイン他ミニサイズワイン一覧
<参考> バロークス公式サイト(https://wineinacan.com/)