ワインのお供に欠かせないチーズ。ワンプレートに盛り付けられたチーズは、見た目にも華やかで、ワインのあるひと時をさらに上質なものへと演出してくれますよね。
チーズは、レストランはもちろんですが、ご家庭で楽しまれる方も多いのではないでしょうか。
ワインとともに用意したチーズを、ただ切ってお皿の上に適当に載せるだけより、綺麗に見栄えするように盛り付けたいですよね。
ちょっとしたポイントを抑えることで、見た目にも美しく、食材の組み合わせでより効果的にチーズを楽しむことができますよ。
チーズを盛り付けるお皿
使用するお皿は、チーズが映えるようにシンプルな色味が良いでしょう。
まず、日常使いからお祝い時まで幅広く使用できる白皿。チーズ本来の色合いが分かりやすく、チーズプレート全体を明るく仕上げることができます。
人気のあるスタイリッシュな石のスレート皿は、全体が引き締まりオシャレ感がアップします。ガラスのお皿は、レストランのように高級感が増し、テーブル全体の見栄えもよくなります。
ナハトマンなどクリスタルガラスのお皿は、使用するだけでテーブル全体がランクアップします。盛り付けに慣れてきたら、色味や絵柄のあるお皿で、自分らしさを演出することも良いですね。
チーズ1~3種類を一皿に盛り付ける
1種類のみを一皿に盛り付ける場合は、全体が寂しくならないように、わざと並びをずらし動きを付けることも見栄えするポイントです。
外皮のあるチーズは、色合いのアクセントにもなるので、切り取らずにそのまま付けて盛り付けることもできます。
基本となる並べ方で、チーズがより美味しそうに見える切り口を見せ、位置配置を決めます。
盛り付ける際はチーズだけではなく、お皿の余白にワンプレートが見栄えするようなアイテムを添えることで、より洗練されたオシャレな雰囲気を作ることができます。
チーズに添えるアイテムと美味しい効果
チーズは全体的に白から黄色系の色味になりやすいので、横に鮮やかな色味のあるアイテムを添えると、さらにオシャレな印象になります。
お皿の余白に添えるアイテムは、飾り用というだけではなく、実際にチーズとともに味わって楽しむアイテムが良いでしょう。
例えば、チーズと一緒に食べるパンは、バゲット・カンパーニュ・レーズンやナッツの入ったタイプを選びます。
チーズの種類とパンとの組み合わせによって、味わいに変化が生まれます。
一般的なクラッカーやバゲットなどのプレーンなタイプは、チーズ全般に使用できますが、ナッツ入りのパンはシェーブル(山羊乳)・甘みのあるレーズン入りのパンは塩気のあるブルーチーズと合わせると、より口の中で相乗効果が生まれ美味しさがアップします。
チーズの塩気と果物の自然な甘味と酸味は、味わいにもバランスが良い組み合わせです。
さらに、はちみつやジャムなどの甘味が強いものや、刺激のある香辛料や調味料(マスタードや、キャラウェイシード・オリーブオイルなど)もお薦めです。
横に添えれば、1種類のチーズでも様々に食べ方をアレンジしながら楽しめます。
チーズに添えるアイテムは、「美味しい組み合わせ」というだけではなく、実は栄養価においても効果的に組み合わせることができます。
乳を凝固して作るチーズの栄養価は大変優れているのですが、食物繊維とビタミンCが欠けているという特徴があります。
その為、果物はもちろん野菜も良い相性です。茹でたじゃがいもをパンの代わりに添えれば、栄養価も高めることができますよ。
簡単で美味しい1品「レーズンパンとブルーチーズのはちみつがけ」
チーズの中でも塩分が強いブルーチーズに、レーズンとはちみつの甘味をプラスすることで、それだけでワインが進むオシャレな1品ができあがります。
ブルーチーズはソーテルヌなどの甘口ワインとの相性も抜群なので、はちみつとの組み合わせも一度試せば病み付きになります。
チーズ1種のみを盛り付ける場合には、このように簡単な組み合わせで見栄えするワンプレートができあがります。
まとめ
ですが、せっかく用意したチーズを、より美しく美味しそうに盛り付けたいものですよね。
今回ご紹介したように少しポイントを抑えることで、簡単にオシャレな一皿に仕上げることができます。
すぐにでも実践できるチーズの盛り付け方、今夜のワインのお供にチーズプレートを用意してみてはいかがでしょうか。さらにワインのあるテーブルが華やかに盛り上がりますね。