和食とワインは、一見合わせにくいと思いがちですが、ポイントを押さえることで楽しみ方が広がりますよ。
固定概念を振り払って、ワインと和食を楽しんでみましょう!今回は和食とワインの合わせるポイントからおすすめワインまでご紹介します。
和食に合う万能ワイン
和食は、だしや醤油、みりん、味噌などを使用することが多く、繊細な風味を楽しむことができる料理です。油脂も比較的少なく、野菜から魚介、肉まで食材そのものの風味を活かして調理されます。
和食の味付けには、砂糖やみりんが使用され甘みを感じることも多いため、ワインの適度な酸味は心地良い爽やかさをもたらします。
下記のポイントを押さえて、和食にワインを合わせてみましょう!
①料理の味わいの濃さや色にワインのボリュームを合わせる!
②ボリュームのあるワインでは繊細な和食の味わいに勝り、ワインの印象だけが残りがちなので注意!
白ワインならコレ
和食を1本のワインで楽しむ場合、白ワインならリースリングがおすすめです。
リースリングは、伸びやかな酸があり、フルーティーな香りと甘みとのバランスがとても良い品種。アルコール度数も高くなく、料理を引き立てます。
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赤ワインならコレ
前菜からメイン料理まで、味わいが繊細で味付けも風味を楽しむ料理が多い和食。赤ワイン1本を選ぶなら、ライトボディからミディアムボディのワインがおすすめです。
中でもピノ・ノワールは、赤系果実やスミレ、きのこ、土など華やかで複雑性のある香りを楽しめ、味わいは酸味が伸び控えめなタンニンが特徴なので、和食に使われる椎茸などのきのこ類をはじめ、赤身の魚や脂ののった肉にもよく合います。醤油や味噌などのしっかりした味わいにも、ピノ・ノワールは、料理の味わいを消すことなく寄り添いますよ。
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今が旬のカニ!
ここからは料理別にピッタリなワインをご紹介します。まずは、冬に旬を迎えるカニ。
生、茹で、焼きと調理方法がシンプルで旨みたっぷりなカニには、カニの強い味わいにも負けず、さらに引き立てるシャルドネの白ワインが良いでしょう。
特に、上質なミネラル感が感じられ、果実味と酸味のバランスが取れたブルゴーニュのシャルドネがおすすめです。程良いコクがカニの旨みにマッチします。
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和食ならではの甘い味付け!煮物
野菜や乾物の煮物、筑前煮などは、少し甘めの味付けで優しい味わいなのでどんな時でも食べるとホッとしますよね。煮物には土の香る根菜類や旨味豊富な乾物など、油脂が少なく食感を楽しめる食材が多く使われます。
ワインは、食材の風味を活かしながら、砂糖やみりん、醤油などと意外にも相性が良いロゼワインを選びましょう。噛むほどに食材の風味を感じる甘い味わいの煮物には、ボディも酸味も強すぎない優しいロゼワインがピッタリです。
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ごちそうの定番!すき焼き
砂糖と醤油でしっかりとした味付けのすき焼きは、和食の中でも贅沢なごちそうですね。
甘めの割り下と牛肉の旨味、春菊などの香りも合わさるすき焼きにはシラーを。中でも、オーストラリアのシラーズは、熟したベリーの香りに、甘く香ばしい樽の香りがふわりと漂い、丸みのあるタンニンが特徴です。
シラーズのボリューム感はすき焼きのパワフルな味わいと調和し、余韻の酸味が心地良く、もう一口と手を伸ばしたくなる組み合わせです。
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まとめ
四季折々の食材を楽しめる和食とワインとの相性は、バリエーション豊かなワインだからこそ好みの組み合わせが必ず見つかります。まずは普段の和食に合わせてみてはいかがでしょうか。
和食にもっとワインを!ぜひお試しください。